吉靴房が20年の技術と哲学で辿り着いた新しいぞうりの形
「革公緒(かくこう)」発表

京都西陣を拠点に、日本の革靴をテーマに20年以上手作りで靴を作り続けてきた吉靴房は、このたび新作ぞうり「革公緒(かくこう)」を発表いたします。
革公緒は、製靴家としての視点と20年以上にわたる技術の蓄積を、鼻緒型の履物に注ぎ込んだプロダクトです。従来の草履の構造を踏襲しつつ「歩行にとって自然な形とは何か」に洋装・和装・ファッションという視点を加えデザインしました。(本体は下駄型と雪駄型の2型展開、鼻緒の色は要相談)
「革公緒」が生まれた背景
代表・野島は幼少期より、国技とも言える剣道に親しみ、裸足で地面を捉える感覚を身体に馴染ませてきました。そうした感覚への志向から、日常においても草履を愛用しています。「外履きに必要な要素を最小限に洗練させた形が、鼻緒型の履物である」という信念のもと、四半世紀にわたり培ってきた製靴知識と技術を結集し、「革公緒」の開発に至りました。
革公緒の特徴
■鼻緒専門職人による高品質な鼻緒
鼻緒部分は、下駄専門の鼻緒職人に牛革での製作を依頼しています。長年培われた技術に基づく安定性と快適性をそのままに、履き心地の核となる要素として採用しました。
■「左右のある草履」という新提案
従来の下駄や草履は左右対称で設計されており、左右で履き替えが可能な点や多くの人が履ける設計になっている事など理にかなったつくりです。鼻緒の設計も芯材の活かし方が素晴らしく、両方の要素を取り入れながら、靴屋の視点で左右あるぞうりの形を模索しました。
足の形に沿った設計により、自然なフィット感と足元の美しいシルエットを実現しています。
■日本式と西洋式の両面を持つ設計思想
自然や素材を活かす日本式製造法と、骨格・歩行から数学的設計をする西洋靴式を融合することで
優れたクッション性と足当たりの良さを両立し、足への負担軽減。日常的な使用にも適した、自然で快適な履き心地とファッション性を実現しています。
■修理を前提とした構造
長く愛用できるよう、修理が可能な設計としています。使い捨てではなく、履き手とともに経年変化を楽しみながら育てていく履物として提案します。
■製品概要
本体素材はヌメ革を採用し、角型と丸型の2種類をご用意しています。
商品名:革公緒
価格:35,200円(税込み)
サイズ:22.0cm~28.0cm
革公緒は、その洗練されたデザインにより、和装はもちろん洋装にも自然に調和し、日常使いの新たな選択肢として提案する草履です。
神事に携わる装いにも通じる端正さと静けさを備えながら、日常にも無理なく馴染む在り方を目指し、履物としての本質的な佇まいを追求しました。










【製靴家・野島孝介について】
『主な受賞歴』
京都デザイン賞2010「御沓」入選
京都デザイン賞2011「単皮」入選
Japan Leather Award2017「五枚丈」 入選
K-DESIGN AWARD2023「チプシン足袋」入選
Japan Leather Award2023「チプシン足袋」入選
第五回和文化グランプリ「五枚丈革台月夜」 入選
京都デザイン賞2025「Gaitta(よなぬき)」入選
LondonDesignAward2025「Gaitta(よなぬき)」銀賞
19th Annual International Design Awards「Gaitta(よなぬき)」銅賞
『主な実績』
・2025年NHK WORLDにて紹介
他国内外メディア多数
・映画・ドラマ作品への靴の製作・提供実績
・複数ブランドとのコラボレーションによるダブルネーム作品の制作
海外用HP:https://kikkabo-overseas.stores.jp/
Instagram :https://www.instagram.com/kikkabo_nojima/
所在地:京都府京都市上京区大宮通寺之内下ル花開院町111-2
電話:075-414-0121
代表者名:野島孝介
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