家族で一緒に料理をすれば節約にも!! 夫婦で、親子で知識と味を伝える最新“カジ育”事情 伝えたいのは、「おふくろの味」

パナソニック電工株式会社

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 夫婦の共働きが一般的になり、家事に積極的な男性が急増中。夫が妻に料理を指南する、そんな場面もみられるとか。また、3月の震災以降、家族の絆を改めて重要視する人も増えてきました。
 そんな中、注目を集めているのが家事全般を家族で一緒に行ったり、分担したり、またそのためにお互いの知識を伝えあう“カジ育”という、新しい家族のコミュニケーション。“カジ育”の入り口として「料理」を家族で一緒に行うケースも増えているようです。そこで、パナソニック電工が、1,000名の既婚男女を対象に行った調査結果とともに、最新“カジ育”事情をレポートします。


詳しくは、こちらをご覧ください
https://prtimes.jp/data/corp/3440/f7c1367273107811e751b2235c45ea1f.pdf

【トピックス】
◇“カジ育”調査レポート◇
● “おふくろの味”は母の味、“我が家の味”は妻の味  美味しいのは、母の味より妻の味!?
● 料理をする夫8割超!逆“カジ育”夫婦も急増中!?  妻に料理を教える夫、20代ではおよそ2人に1人!!
● 妻の“カジ育”は夫と子どもへ、“おふくろの味”を伝授  “カジ育”料理のハードルは、キッチンの作業スペース?

● “カジ育”の今と昔“文化人類学”と“家事”のプロにお話を聞きました
● 2人並んで料理ができる、注目の“カジ育”キッチンを徹底紹介!!
● 家族で一緒に食べれば節約にも!  ラク家事アドバイザー島本美由紀さん直伝“カジ育”レシピ


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“おふくろの味”は母の味、“我が家の味”は妻の味
美味しいのは、母の味より妻の味!?
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■ “おふくろの味”と言えば、味噌汁。“我が家の味”と言えば、カレーライス
震災以降、改めて考える機会が増えた家族の絆。家族の絆を象徴するものと言えば、“おふくろの味”もそのひとつです。そこで1,000人の既婚男女を対象に“おふくろの味”と聞いて思い浮かぶ料理を調査。その結果は1位「味噌汁」、2位「肉じゃが」、3位「煮物」。また“我が家の味”についても調査したところ、1位は「カレーライス」、2位以下は「肉じゃが」、「味噌汁」という結果になりました。
またさらに、“おふくろの味”、“我が家の味”と言えば誰の味かを聞いたところ、「おふくろの味は自分の母の味※1」と答えた人が71.2%、「我が家の味は妻の味※2」と答えた人が79.9%でした。

■ 夫にとって美味しいのは、母の味より妻の味、65.2%!
「おふくろの味は自分の母の味」、「我が家の味は妻の味」という意見が大半を占める結果となったところですが、では世の夫たちはいったい、どちらの味を本当は美味しいと思っているのでしょうか。そこで既婚男性を対象に、「母の味」と「妻の味」のどちらの方が、より美味しいと思うかを調査。
すると過半数を超える65.2%が「妻の味※2」と答える結果になりました。ちなみに年代別に見ると、全体に比べ20代男性は「母の味」を支持する傾向に、また東日本・西日本のエリア別では、東日本の男性の方が、「母の味」を支持する人が多い結果になりました。ちなみに、同様の質問をマザコンを自称する男性※3に絞って聞いたところ、「母の味※1」の方が美味しいと答えた人が全体より12.4ポイント高い結果になりました。


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料理をする夫8割超!逆“カジ育”夫婦も急増中!?
妻に料理を教える夫、20代ではおよそ2人に1人!!
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■料理をする夫8割超。セカンドライフはカジメン?50代料理男子は90%!
また、料理男子が急増していると言われる昨今ですが、実際のところ、家で料理をする既婚男性はどのくらいいるのでしょうか。調査の結果、「家で料理をすることがある※4」と答えた男性は81.6%と実に8割以上。ちなみに、世代別では意外にも50代が1番が高く、90.0%。20代が1番低く、72.0%でした。また東日本・西日本を比較すると東日本の方が8.0ポイント高い結果になりました。

■妻に料理を教える夫、20代ほぼ半数!教える料理は母の味3人に1人
全世代を通し、意外にも多かった料理男子。そこで、「料理をすることがある※4」と答えた男性に、さらに妻に料理を教えることがあるかを聞いたところ、およそ3人に1人の32.6%が「ある※4」と回答。20代に至っては、約半数の45.8%が「ある※4」と答える結果になりました。家族で家事を一緒に行ったり、分担したり、またそのためにお互いの知識を伝えあう“カジ育”。夫婦間では、妻から夫へというスタイルが定番だと思われがちですが、夫から妻へのいわゆる逆“カジ育”も少なくないようです。
ちなみに、夫が妻へ教える料理を聞いたところ、「自分の母親の味だということがある※4」と答えた人は34.6%と3人に1人以上。自称マザコンの男性に至っては、47.1%とおよそ2人に1人に上りました。
先の質問では、「母の味」より「妻の味」の方が美味しいと答えた人が多い結果になりましたが、一方では、自分の母親の味を妻に伝えたいという複雑な思いも夫側にはあるようです。


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妻の“カジ育” は夫と子どもへ、“おふくろの味”を伝達
“カジ育”料理のハードルは、キッチンの作業スペース?
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■ 妻が“カジ育”したいのは夫、過半数超!
また、料理をはじめ、これまで家事の大半を担うことが多かった女性の意見も調査。家族の誰に“カジ育” したいかを聞いたところ、53.8%で1位は夫。続いて「子ども(女)」、「子ども(男)」でした。
また、夫や子どもに何を“カジ育”したいかを聞くと、夫への“カジ育”は、「掃除」、「料理」、「洗濯」の順、子どもへの“カジ育”は、「料理」、「掃除」、「洗濯」の順にポイントが高い結果になりました。

■ 妻が夫へ、妻が子どもへ伝えたいのは、“おふくろの味”
夫・子どもに“カジ育”したいとして、高ポイントだった「料理」ですが、調査の結果、「夫と一緒に料理をすることがある※4」人は33.4%に留まり、「子どもと一緒に料理をすることがある※5」人も56.1%と意外に少ないことがわかりました。なお、夫・子どもと一緒に料理ができない理由で共通して多かったのは、「キッチンが狭くて作業しづらい」、「家族の食事時間がバラバラ」など。
また、夫や子どもと一緒に作る料理が「自分の母親の味だということがある※4」と答えた人は、夫と一緒の場合で60.5%、子どもと一緒の場合で55.1%。やはり夫同様に妻も、家族へ伝えたいのは「自分の母親の味」ということのようです。

「おふくろの味は母の味」、「我が家の味は妻の味」という先の結果なども踏まえ今回の調査結果をまとめると、母から子へ伝えられた“おふくろの味”は、新しい家族が持つ“おふくろの味”と合わさり、やがてそれが家族好みのその家庭の味=“我が家の味”になっていくということのようです。
家族の歴史の“伝承”により、家族間のコミュニケーションを豊かにし、その絆を深める“カジ育”。特に“家族の絆”が重視される今、やはり注目すべきキーワードのひとつだと言えそうです。


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“カジ育”の今と昔
“文化人類学”と“家事”のプロにお話を聞きました
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家族の絆をより深める可能性を秘めた、今注目の“カジ育”。そこで、文化人類学者である中西裕二さんと料理研究家としても活躍するラク家事アドバイザーの島本美由紀さんに、お二人の考える“カジ育”について、お話を聞きました。


お話を聞いたのは、・・・
★中西裕二さん(文化人類学者)
日本女子大学人間社会学部文化学科教授。研究分野は、文化人類学・民俗学・宗教学。
日本、ベトナム、東南アジア華人社会をフィールドとして、宗教民俗文化の領域を中心に研究を進めている。また最近では、国民国家化の枞内における民族文化表象の問題について、歴史人類学的研究を進めている。

◆伝えることは、生き方を伝承すること。“おふくろの味”はそれを表した言葉。
家族とは生活共同体です。家族団らんの中で特に親は子に、“伝える”という行為を繰り返してきました。
世間のしきたりなど主に家の外のことは“教える”行為が多いのに対し、家事など家の中のことは“伝える”行為が多いことに気づかされます。家族という共同体が他の共同体と異なる点は、この“伝える”行為が多く存在するという点も大きいのではないでしょうか。レシピ本では真似できない、いわゆる“おふくろの味”はまさにその典型です。
料理は、家族が家族たる所以となる重要な伝承行為と言えるでしょう。
しかし戦後普及したキッチンは合理的で近代的である反面、料理の作り手を1人にしてしまいました。これは近年、料理の伝承が阻害されるようになった要因のひとつです。
“伝える”ことは、親の生き方を継承することです。子どもはキッチンに立つ親の様子を見たり、手伝ったりすることにより、食の知識を自然に得るものです。一緒に“食べる”ことだけでなく、“料理する”ことも、本来の家族団らんの形なのではないでしょうか。

◆かつての土間や囲炉裏のように、台所が今後、家族のコミュニケーションスペースに。
また、近年は会社人生に没頭する時代でなくなったこともあり、夫婦や親子といった家庭回帰の傾向が強まっています。キッチンやダイニングに家族が集まるようになったという家庭も多いのでは。そう考えると、かつて土間や囲炉裏が、日本の家族のコミュニケーションスペースであったように、現代社会にも、そんな役割を担う台所が復活することも予想されます。
そして家族が一緒に料理をして、一緒に食べることによる家族団らんには、それに適したスペースがあるということも、これからの台所には求められてくるでしょう。


お話を聞いたのは、・・・
★島本 美由紀さん(料理研究家、ラク家事アドバイザー)
料理研究家として誰でも簡単に作れるレシピを考案。料理にとどまらず、家事全般のラク(楽しく簡単)を追求するラク家事アドバイザーとしても活動。収納アドバイザーの資格も持ち、キッチンのスペシャリストとしてお掃除から整理・収納まで総合的に提案。テレビ、雑誌、書籍出版、講演会など多方面で活躍中。

◆母の死が教えてくれた。“我が家の味”という大切なもの。
私は21歳の時、突然母を亡くしました。当たり前のように存在していたものが、ある時突然無くなってしまうことの悲しさと恐ろしさを初めて思い知らされたのです。
その後しばらくして、ふと「お母さんのハンバーグが食べたいな」と思った私は、もう2度とあの料理を食べることができないのだと気づき、愕然としました。あの大好きな母の味を食べたくても、もう教えてもらうこともできなければ、レシピもどこにもなかったのです。それがどれだけ悲しいことだったか…。それからはかすかな記憶をたどりながら何度も何度も挑戦し、やっとのことで母の味が再現できたとき、嬉しさと懐かしさと、母との思い出が入り混じって、食べながら一人でぼろぼろと泣いてしまいました。
私が食べてきた料理は、誰もが知っている、なんでもないものなのかもしれないけれど、我が家の味は世界にひとつだけ。ひとつひとつの料理に、大切な思い出が詰まっていたのです。母の死がきっかけで、家庭それぞれにある「我が家の味」は、大切な食の財産なのだと気付かされました。

◆家事を通して、家族間のコミュニケーションを豊かにする“カジ育”に注目。
私は自分の経験からも、食に関する知識は家庭をステージとした日常生活の中で自然に育まれていくのが最も望ましいと考えています。母と一緒に買い物に行き、料理を学びながら一緒に料理をしていくうちに身につくというのが昔から続いてきた自然なこと。
本屋には、“おふくろの味” を謳ったレシピ本が並びますが、それらは“どこかの家の味”であって、“我が家の味”ではありません。そして“我が家の味”を受け継ぐには、家族がキッチンを囲んで楽しく料理をする経験がとても重要です。親から子はもちろん、夫婦間でも“我が家の味”を伝え合い、“新しい我が家の味”を作っていくことも素晴らしいことですね。そしてさらに、食を入り口に家族のコミュニケーションが活発になれば、家事全般を家族で一緒に行ったり分担しあう“カジ育”という新しいコミュニケーションが家族間に生まれるのではないでしょうか。そしてこの“カジ育”は、家族の関係をより豊かなものにする、これからのキーワードと言えそうです。


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2人で並んで料理ができる、注目の“カジ育”キッチンを徹底紹介!!
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これからの家族のコミュニケーションの形を、より豊かにするキーワードとして大注目の“カジ育”。そこで、家族で一緒に楽しく取り組む“カジ育”に最適なキッチンをご紹介します。

パナソニック キッチン リビングステーション
トリプルワイド

3つのコンロが横並びの「トリプルワイド」なら、調理から盛り付けまでがスムーズに。ひろびろとしたコンロスペースは、“カジ育”にも最適です。

■2人並んでの料理も快適
トッププレートが広いので、2人並んでも、それぞれの作業スペースが確保でき安心安全。親子で、夫婦で楽しく“カジ育”ができます。
■3つの鍋がゆったり置ける
コンロが横一列に並んでいるから、鍋の柄もぶつかりにくく安心。3つの鍋での同時調理もスムーズにできます。
■スペースが有効に使える
コンロ手前のスペースが広いので、盛り付けがスムーズにできます。手前にゆとりがある分、床への油飛びも少なくて済みます。
■段差の少ないフラットな形状
段差約1.9㎜。汚れがたまりにくく、拭きやすいので、お掃除がラクにできます。“カジ育”は最後のお掃除も肝心です。
■さまざまな鍋が使える
丸底の大きな中華なべや土鍋、ガラス鍋など使う鍋の種類を選びません。※ガスのみ
■排気口レスでラクラクそうじ
コンロの奥に排気口がないので、さらに拭き掃除が簡単です。※ガスのみ


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家族で一緒に食べれば節約にも!
ラク家事アドバイザー島本美由紀さん直伝“カジ育”レシピ
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普段料理をしない人や小さなお子様と一緒に料理をする場合は、火が危なくないか、危険なものがまわりにないかなど安全に料理できるスペースの確保に十分注意してください。また、難しすぎないレシピ、楽しんで取り組めるレシピから始めることもポイント。そして、何よりでき上がった料理は家族みんなで会話をしながら一緒に食べること。家族のコミュニケーションが豊かになることはもちろんですが、みんなで食べれば、温め直しなどにかかる光熱費も節約できて、一石二鳥ですね。



これ以降の原稿はこちらをご覧ください
https://prtimes.jp/data/corp/3440/f7c1367273107811e751b2235c45ea1f.pdf


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会社概要

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業種
製造業
本社所在地
大阪府門真市大字門真1048 
電話番号
06-6908-1131
代表者名
長榮 周作
上場
未上場
資本金
-
設立
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