「コロナ禍で変化する食卓の変化」アンケート調査〜パルシステムと農文協による“コロナ後の食卓”を考えるオンライントークライブも実施〜

ママ・パパの5人に1人が夕食時に家族でそろう人数は増えていると実感食事中のコミュニケーション量も増加手作り・自炊をする機会を増えたと感じるママは約44.8%に

パルシステム連合会

パルシステム生活協同組合連合会は「コロナ禍における食卓の変化」をテーマに、子(3歳以上の未就学児〜大学生)がいる国内20~60代の男女を対象にアンケート調査を実施しました。コロナ禍において、子どもたちの休校や在宅勤務、外食を控える家庭が増加するなか、食卓環境の変化を実感されている回答が多い結果になりました。
今回はその調査結果とともに、“世界が転換する時代の「台所サバイバル」”と題して、食文化史と台所、歴史研究と哲学という異なるアプローチから「コロナ後の食卓」を考えるオンライントークライブの開催をご案内します。
パルシステム生活協同組合連合会は「コロナ禍における食卓の変化」をテーマに、子(3歳以上の未就学児〜大学生)がいる全国20~60代の男女を対象にアンケート調査を実施しました。コロナ禍において、子どもたちの休校や在宅勤務、外食を控える家庭が増加するなか、食卓環境の変化を実感されている回答が多い結果になりました。
今回はその調査結果とともに、“世界が転換する時代の「台所サバイバル」”と題して、食文化史と台所、歴史研究と哲学という異なるアプローチから「コロナ後の食卓」を考えるオンライントークライブの開催をご案内します。

◼ ママ・パパの5人に1人が夕食時に家族でそろう人数は増えていると実感

コロナ禍の前と比較して、家族との夕食の際、食卓にそろう人数に変化はありましたか?という質問に対して、約2割が食卓にそろう家族の人数が増えたと実感していることがわかりました。

◼ 平日でも家族そろって夕食を食べる方が増えていることも判明
家族そろって夕食を食べていた曜日をコロナ禍前後で比較すると、男女合わせた結果では平日全ての曜日で増加していることが判明しました。









◼家族での会話の増加、テイクアウトより手作りや自炊する機会が増えた方も
「コロナ禍の前と比較して、家族の食事での会話において頻度に変化はありましたか。」という質問に対して、「会話がとても増えた」「会話が増えた」との回答は全体で17.6%でした。男女別では、男性(パパ)が20.0%、女性(ママ)が15.2%と、一般的に平日の夕食を一緒にする機会が少ない男性(パパ)が高い傾向がみられました。

また、「コロナ禍で家族の食事の準備の時間の変化にあてはまるものをすべてお選びください。」(複数回答)では、デリバリーやテイクアウトを取り入れた人が全体で22.0%でした。男女別では、男性(パパ)が20.0%、女性(ママ)が24.0%と、こちらは女性(ママ)の方が高い傾向を確認できました。

<調 査 概 要>
「コロナ禍における食卓の変化」
・調査対象: 国内の20~60代男女 同居の子(3歳以上の未就学児~大学生)がいる回答者 500サンプル
・調査期間: 2020年12月23日(水)~2021年1月4日(月)     
・調査方法: インターネット
・調査機関: オリコン・モニターリサーチ (https://omr.oricon.co.jp/)

藤原辰史×魚柄仁之助 オンライントークライブ
農文協・パルシステム共同企画 『かんがえるタネ』  “世界が転換する時代の「台所サバイバル」”
調査結果からも、コロナ禍において食卓環境に変化がみられました。これまでパルシステムでは、産直を中心に「人と人が直接つながる」活動を展開してきましたが、困難な状況が続くなか、持続可能な社会づくりの実現へ向けた新しいコミュニケーション手法の確立が求められていると認識しています。このたび、パルシステムと農文協による共同企画「かんがえるタネ」シリーズの関連企画として、これまで出版された2作品の作者を招きオンライントークライブを開催します。食文化史と台所、歴史研究と哲学という多角的なアプローチから、「コロナ後の食卓」を考えます。

■開催概要
日時: 2021年2月20日(土)14時~15時30分
14:00 開始、説明
14:10 2人からのプレゼンテーション(10分×2)
14:30 トークセッション(45分〔15分×3テーマ〕)
15:15 質疑応答・フリートーク(15分)
15:30 閉会挨拶
登壇者: 藤原辰史、魚柄仁之助、湯澤規子(進行)
ご視聴方法: YouTube Live(パルシステム公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/user/palsystemofficial
質疑応答はライブチャットにてお受付いたします。
対象: 組合員および一般の方(※)
参加費: 無料
主催: パルシステム生活協同組合連合会、農山漁村文化協会 協力:パルシステム・リレーションズ
※組合員および一般の方は、オンライン限定開催とし会場参加は募集しません。
メディアの方でご希望のある場合はご来場可能です。
ご希望の場合は資料下部のお問合せ先へご連絡ください。個別にご連絡させていただきます。
なお、本対談はアーカイブのほか、ダイジェスト版としてパルシステム公式YouTubeでの公開も予定します。

登壇者プロフィール
藤原辰史(ふじはら たつし)

1976年北海道生まれ。島根県育ち。1999年京都大学総合人間学部卒業。2002年京都大学人間・環境学研究科中途退学。東京大学農学生命科学研究科講師などを経て、2013年より京都大学人文科学研究所准教授。専攻は農業史。著書:『ナチス・ドイツの有機農業』(柏書房)、『給食の歴史』(岩波新書)、『分解の哲学』(青土社)など。2019年3月に『食べるとはどういうことか--世界の見方が変わる三つの質問』(農文協)を上梓。


魚柄仁之助(うおつか じんのすけ)

1956年福岡県生まれ。食文化史研究家。食文化史の研究の中で身に着けた知恵を、自ら日々実践し続けている。著書:『冷蔵庫で食品を腐らす日本人』(朝日新聞社)、『食べかた上手だった日本人』(岩波書店)、『食育のウソとホント』(こぶし書房)など。2020年3月、『うおつか流 食べつくす!――一生使える台所術』(農文協)を上梓。パルシステムでは、カタログ「きなり」表紙でのインタビューのほか、インターネット注文アプリ「タベソダ」連載の『腸活レシピ』、情報メディア「KOKOCARA」連載『今日からできる台所術』などを監修。

湯澤規子(ゆざわ のりこ)(進行)

1974年大阪府生まれ。97年筑波大学第一学群人文学類卒業。2003年筑波大学大学院歴史・人類学 研究科単位取得退学。筑波大学生命環境系准教授などを経て2019年より法政大学人間環境学部教授。  専攻は歴史地理学、農村社会学、地域経済学。著書に『7袋のポテトチップス―食べるを語る、胃袋の戦後史』(晶文社)、『胃袋の近代―食と人びとの日常史』(名古屋大学出版会)など。2020年10月「ウンコはどこから来て、どこへ行くのか ──人糞地理学ことはじめ 」(ちくま新書)が発売。


農文協・パルシステム共同企画「かんがえるタネ」シリーズとは

パルシステムと農文協による共同企画「かんがえるタネ」は、10歳代後半から20歳代前半の年齢層をターゲットにした書籍シリーズです。2019年3月、第1弾「食べるとはどういうことか 世界の見方が変わる三つの質問」でスタートしました。京都大学の藤原辰史准教授による「食べる」ということをめぐる3つの問いを軸に、中高生とともにその本質に迫りました。藤原さんは4月にWebコラム「パンデミックを生きる指針——歴史研究のアプローチ」を公開し話題を呼びました。
第2弾として2020年3月、『うおつか流 食べつくす!――一生使える台所術』(魚柄仁之助著)が出版されました。本書は、パルシステムの情報メディア「KOKOCARA」の連載「今日からできる台所術」から生まれ、2本の記事が収録されています。非正規労働者の増加など格差が広がり、家賃や携帯代金など、生活のため黙っていても使ってしまうお金が増えるなかで、若者は食費を切り詰めて不健康な生活に陥りがちです。これからの格差社会を生き抜くために、しっかりした食のスキルを身につけるのにぴったりの1冊です。

●組織概要 パルシステム生活協同組合連合会
(13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,210.3億円/組合員総数162.6万人)
所 在 地:〒169-8527 東京都新宿区大久保2-2-6 理事長:大信 政一
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ

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会社概要

URL
https://www.pal-system.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200
代表者名
大信政一
上場
未上場
資本金
148億7000万円
設立
1991年02月