トロント国際映画祭2013入選作品「人間-Ningen-」の一般公開決定!
第38回トロント国際映画祭で入選した日系映画では、唯一の独立系/低予算映画として脚光を浴びた「人間-Ningen-」が、その後、数々の映画祭入選/受賞をひっさげていよいよ今秋日本で一般公開決定!
本作では、「狐と狸の化かし合い」という日本に古くから伝わる物語と、日本神話やギリシャ神話でもシンボライズされている黄泉の国の逸話をヒントに、自身が運営する会社が経営難に陥ったことから精神を病んでいく中小企業の社長が、さまざまな人間との出会いを通して、「人間とは何か」「生きるとは何か」「愛とは何か」をふたたび見つけるまでを心象風景豊かに描いています。ドキュメンタリーでもない、完全にフィクションとも言い切れない独特の空気感と映像美が紡ぐ、ファンタジック・ラブ・ストーリーです。
トロント国際映画祭やイスタンブール国際映画祭など、これまでどの映画祭でも毎回 Sold out を達成した映画「人間-Ningen-」(製作:株式会社メディア総合研究所、監督:チャーラ・ゼンジルジ、ギョーム・ジョヴァネッティ)が今秋いよいよ日本で一般公開(大阪:第七藝術劇場、京都:立誠シネマ、神戸、名古屋、横浜、東京、他)されます。
また、アイルランドのダブリンで開催された、第2回シルクロード映画祭で「人間 -Ningen-」が長編作品部門第3位、そして主演の吉野眞弘が主演男優賞を、角田真一撮影監督が撮影賞をそれぞれ受賞しました。
これまで、幾つかの映画祭を旅してきた「人間 -Ningen-」に訪れた最初の受賞は、全く接点がなかったアイルランドからでした。。。不思議なご縁です。
シルクロード映画祭は、昨年からスタートした新しい映画祭で、その名の通り、中近東~中央アジア~日本までの作品をセレクションし、映画を通して、ダブリン市民に各国の映画文化、多様性、芸術思考などを紹介している映画祭です。また、学生の映画教育にも積極的に取り組んでいます。
今年の審査員長は、昨年、アカデミーやベルリンなど、数多くの受賞で話題となった映画「別離」(アスガル・ファルハーディー監督(イラン))の撮影監督、マームード・カラリ氏が務めました。
これまで上映・入選した映画祭
トロント国際映画祭 (カナダ)*ワールドプレミア
イスタンブール国際映画祭 (トルコ)
トゥール・アジア国際映画祭 (フランス)*スペシャル・メンション・観客賞(2位)
シルクロード映画祭(アイルランド)*主演男優賞(吉野眞弘)・撮影監督賞(角田真一)
ジャグラン国際映画祭 (インド)
ジャイプル国際映画祭 (インド)
プネー国際映画祭 (インド)
上演館情報・お問い合わせについては以下まで。
「人間」公式HP
http://www.mediasoken.jp/ningen/
(株)メディア総合研究所映画「人間 –Ningen-」担当:谷元/平野 (03-5414-6532)
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