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オーストラリア大使館 商務部
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「オーストラリアにおけるクリティカルミネラル (重要鉱物) セミナー」講演概要

〜 日本のハイテク産業に対して豪州が取り組む施策・政策 〜

オーストラリア大使館 商務部

オーストラリア大使館商務部及びオーストラリア貿易投資促進庁(東京都港区、商務代表:ブレット・クーパー)は、オーストラリアのクリティカルミネラル(Critical Minerals)の生産概況と、日本の製造業が求めるコスト競争力・品質に対して政府が取り組む政策を紹介するセミナーを4月9日に開催しました。


【実施概要】

イベント名:「オーストラリアにおけるクリティカルミネラル (重要鉱物) セミナー」
開催日:2019年4月9日(火)
会場名:オーストラリア大使館
主 催:オーストラリア大使館 商務部 / オーストラリア貿易投資促進庁 (Austrade)
後 援:独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構

2018年12月、国内の州・連邦政府資源大臣参集のもと、オーストラリアの資源産業の方向性が話し合われ、連邦政府資源・北部オーストラリア担当大臣Matthew CanavanからEV・電池・モバイル機器・再エネ・防衛技術等を支え、オーストラリアがその多くを生産する 「クリティカルミネラル」の探査・開発・生産・加工を促進させていくことが確認されました。2019年3月28日、「24種のクリティカルミネラル」* が発表されたことを受け、それらの生産概況と日本の製造業が求めるコスト競争力・品質に対してオーストラリアが取り組む政策をご紹介するセミナーを開催しました。

*クリティカルミネラルとは?
オーストラリアで探査・開発される希少性のある鉱物で、ベリリウム (Be) ・ビスマス (Bi)・ガリウム (Ga)・インジウム (In)・タングステン (W)・白金族系貴金属 (PGE、含プラチナ (Pt))・コバルト (Co)・ニオブ (Nb)・マグネシウム (Mg)・アンチモン (Sb)・リチウム (Li)・バナジウム (V)・タンタル (Ta)・クロム (Cr)・マンガン (Mn)・ゲルマニウム (Ge)・グラファイト・ハフニウム (Hf)・ヘリウム (He)・レニウム (Re)・スカンジウム (Sc)・チタン (Ti)・ジルコニウム (Zr)・希土類元素 (REE)等。

プレゼンターと講演内容
日本で初めてのオーストラリア政府主催による当分野のセミナー開催を受け、リチャード・コート駐日オーストラリア大使は、「オーストラリアの天然資源開発に不可欠であった日本企業との協力関係を、両国の産業と社会の更なる発展の為に今後も強化していきたい。JOGMECとオーストレードが共催するこのセミナーでは、各産業が必要とするクリティカルミネラルに係るオーストラリアの取組みやイニシアティブについて説明した上で、日本企業の要望等に関して参加者との活発な意見交換に期待したい」 と述べた。


オーストラリア貿易投資促進庁 (Austrade) David Grabau, Senior Investment Specialist 
グラボー氏は、3月に発表されたオーストラリアのクリティカルミネラル戦略について解説。同戦略の3つの柱であるInvestment (投資)、Innovation (イノベーション)、Infrastructure (インフラストラクチャー) における取組みにより、探査や採掘のみならず日本向け鉱物資源の加工を含むバリューチェーンを提供し、投資先としてのオーストラリアの魅力を発信していく事を強調した。

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 (JOGMEC) 金属企画部 小嶋吉広氏
小嶋氏は、全世界の金属資源需要に占める日本企業の圧倒的な存在や、各鉱物のクリティカリティについて解説の上、オーストラリアでの既存プロジェクトに加え、日本が特に必要としJOGMECが今後更に力を注ぐ重要鉱物のサプライチェーンにおける取り組みを説明した。

オーストラリア地球科学機構 (Geoscience Australia)  Michelle Cooper, Activity Lead Minerals Promotion
クーパー氏によるプレゼンテーションでは、鉱物資源の既存プロジェクトに於ける副産物としてのクリティカルミネラルの抽出やビッグデータ・地球化学を用いた探査の技術が紹介され、2019年中に本格稼働する探査データの総合ポータルについて説明された。

クリティカルミネラルは、自動車 (特にEV)、再生可能エネルギー、航空宇宙、防衛、通信、アグリテックなどの成長産業を支える重要な鉱物です。オーストラリアは、鉄鉱石、石炭、金、ボーキサイト、銅、亜鉛、鉛、マンガン、その他多くの鉱物を採掘する大量の資源を保有しています。つまり、これらの重要な鉱物における世界有数の供給国であり、今後長期的研究や開発が可能な国です。
 

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区三田2-1-14
電話番号
03-5232-3930
代表者名
エリザベス・コックス
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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