ソニーコンピュータサイエンス研究所主催「Music Excellence Academy 第四期生 修了コンサート」を12月1日に開催
株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(代表取締役社長:北野宏明 以下、ソニーCSL)では、ジュニアピアニストを対象とした身体教育と芸術教育を包括的に提供するMusic Excellence Academy(以下、本アカデミー)を2020年より展開しており、この度、第四期(2023年9月~)が修了しました。
本アカデミーは、ソニーCSL - 東京リサーチ リサーチディレクターの古屋晋一による研究活動の一環として実施されており、音楽ディレクターにはディーナ・ヨッフェ氏を迎えています。その四期目の修了を発表する場として、1年間の教育・トレーニングを実施してきたジュニアピアニスト9名が演奏を行う「Music Excellence Academy 第四期生 修了コンサート」を12月1日に開催いたします。そして、今年はバイオリン奏者である玉井菜採さん(東京藝術大学教授)とチェロ奏者である長谷川彰子さん(新日本フィルハーモニー交響楽団首席チェロ奏者)をお迎えし、デュオ・トリオのプログラムもご用意いたします。
コンサートの休憩時間に、ロビーにて演奏技能計測システム等のデモやアカデミーの活動紹介も行う予定です。
ディーナ・ヨッフェ氏監修の本コンサートにて、1年間のプログラムを修了した、第四期生の成長をご鑑賞ください。
【Music Excellence Academy第四期生 修了コンサート 概要】
日時:2024年12月1日(日) 16:30 開演(16:00 開場)
会場:トッパンホール(〒112-0005 東京都文京区水道1-3-3)
入場料:一般 3000円、学生 1500円/全席自由
チケット:下記サイトよりお申し込みください。
URL:https://cslpianoacademyconcert4thterm.peatix.com
【出演者】
Music Excellence Academy第四期生:天野薫、岡部那由多、小林蒼太郎、桜庭花音、根本壮一郎、布埜菜々子、三山政一郎、室崎恵太朗、山下優里奈
バイオリン:玉井菜採
チェロ:長谷川彰子
アシスタント講師:尾崎有飛、鯛中卓也、松下寛子、吉岡由衣、𠮷武優、西尾真実
オーガナイザー:古屋晋一(ソニーコンピュータサイエンス研究所 - 東京リサーチ リサーチディレクター)
主催:株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所
運営:一般社団法人NeuroPiano
協力:株式会社河合楽器製作所
詳細ならびに最新の情報は以下のサイトをご覧ください
URL:https://www.neuropiano.org/jp/news/detail/20241017
※コンサートの詳細はやむを得ず変更となる場合があることをあらかじめご了承ください。
※※ミュージカルディレクター ディーナ・ヨッフェ氏およびアシスタント講師の演奏はございません。
なお、本アカデミープログラム期間中における第四期生の受賞歴は下記の通りです。
・第48回ピティナ・ピアノコンペティション
天野薫 [Pre特級 銅賞]、岡部那由多 [G級 銀賞]
・The Maurice Ravel Competition Paris in the Junior Player Category
根本壯一郎 [第1位]
・The PIANALE International Academy & Competition
山下優里奈 [Soroptimist International Club Fulda賞]
・群馬国際ピアノコンクールD部門
室崎恵太郎 [第1位,登利平賞]
・The 8th Scherzo International Piano Competition
小林蒼太郎 [B-Category 第2位]、三山政一郎 [B-Category 第3位] 、岡部那由多[C-Category 第2位]
ディーナ・ヨッフェ氏について
リガ(ラトビア)出身。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院においてヴェラ・ゴルノスタエヴァに師事。シューマンおよびショパン国際ピアノコンクールで最上位を獲得。ヨーロッパをはじめ日本、アメリカ、イスラエルなど世界各地で演奏活動を行う。これまでにズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー、ネヴィル・マリナー指揮NHK交響楽団など多くのオーケストラと協演。また室内楽にも積極的で、世界各地の音楽祭に参加しY. バシュメット、M. ヴァイマンなどの演奏家とも数多く共演している。現在はマラガ国際音楽フェスティバル芸術監督、リセウ音楽院(バルセロナ)特別教授、中央音楽学院(中国) 客員教授。また、国際ピアノコンクール審査委員も多数務める。日本ピアノ教育連盟名誉会員。2021年第18回ショパン国際ピアノコンクール審査員。
古屋晋一 東京リサーチ リサーチディレクターについて
ソニーコンピュータサイエンス研究所 東京リサーチ リサーチディレクター、一般社団法人NeuroPiano 代表理事、ハノーファー音楽演劇メディア大学 客員教授、東京藝術大学・京都市立芸術大学・東京音楽大学・桐朋学園大学 講師。
大阪大学 基礎工学部卒業後、同大学大学院 人間科学研究科、医学系研究科を経て、博士(医学)を取得。ミネソタ大学 神経科学部、ハノーファー音楽演劇メディア大学 音楽生理学・音楽家医学研究所にて勤務した後、上智大学 理工学部 准教授、同大学 音楽医科学研究センター センター長、ハノーファー音楽演劇大学 客員教授を兼務。京都市立芸術大学、東京音楽大学、エリザベト音楽大学にて非常勤講師。2017年4月よりソニーコンピュータサイエンス研究所アソシエートリサーチャー、2023年より現職。日本学術振興会 特別研究員PDおよび海外特別研究員。フンボルト財団ポストドクトラルフェロー。ドイツ研究振興会(DFG)ハイゼンベルグフェロー。文部科学省 卓越研究員。2020年にクラインフォーゲルバッハ賞を受賞。主なピアノ演奏歴に、KOBE国際音楽コンクール入賞、 Ernet Bloch音楽祭出演、兵庫県立美術館ソロリサイタルなど。これまで成瀬修、中野慶理の各氏に師事。主な著書・訳書に、ピアニストの脳を科学する、ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと。国際学会Neurosciences and Music にてScientific Boardを務める。
Music Excellence Academy 概要:https://www.sonycsl.co.jp/tokyo/10996/
Music Excellence Academy 第五期生:https://www.neuropiano.org/jp/news/detail/20240820
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