「2021年度上半期 楽器売れ筋ランキング」
おうち時間の増加でアコースティックピアノが好調!管楽器などの買い控え傾向があった楽器も回復の兆し。
楽器小売売上/店舗数No.1(国内)(※1)の島村楽器株式会社(本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:廣瀬 利明)は、全国39都道府県に170以上の拠点を展開する島村楽器の店舗で2021年度上半期に売れた楽器ランキングTOP10を発表いたします。
昨年は、在宅時間増加の影響で、楽器需要が大きく増え、アコースティックギターやウクレレ、ポータブルキーボードといった、初心者の方でも比較的気軽に始められる楽器が大きく伸びました。今年も引き続き楽器需要は増加傾向にありますが、昨年と異なる点としては、コロナ禍の影響により購入を控える傾向にあった楽器が回復基調にあり、アコースティックピアノなどの高単価の楽器も好調な結果となりました。
巣ごもり需要で楽器を楽しむ人が増えたと考えられますが、コロナ禍による生活スタイルの変化が継続するのであれば、自宅で楽器を楽しむ人の増加は一時的なものではなく、この傾向は今後も続いていくことが予想されます。
(※1)2020年時点。『Music Trades誌』調査の「Top Global Dealers Report」の楽器小売会社ランキングによる。
昨年は、在宅時間増加の影響で、楽器需要が大きく増え、アコースティックギターやウクレレ、ポータブルキーボードといった、初心者の方でも比較的気軽に始められる楽器が大きく伸びました。今年も引き続き楽器需要は増加傾向にありますが、昨年と異なる点としては、コロナ禍の影響により購入を控える傾向にあった楽器が回復基調にあり、アコースティックピアノなどの高単価の楽器も好調な結果となりました。
巣ごもり需要で楽器を楽しむ人が増えたと考えられますが、コロナ禍による生活スタイルの変化が継続するのであれば、自宅で楽器を楽しむ人の増加は一時的なものではなく、この傾向は今後も続いていくことが予想されます。
(※1)2020年時点。『Music Trades誌』調査の「Top Global Dealers Report」の楽器小売会社ランキングによる。
<2021年度上半期 楽器売れ筋ランキング>
島村楽器全店の楽器の売上件数を前年同時期・既存店ベースで比較し、売上件数が伸びた楽器ランキング
<1位:アコースティックピアノ>
2021年度上半期の前年比アップの1位は、グランドピアノ/アップライトピアノといったアコースティックピアノとなりました。好調の要因は昨年の落ち込みの反動がありますが、ステイホームの影響で、日常的にピアノを弾いている方(またはピアノを始めたいと思った方)が自宅でピアノを楽しむ機会が増えたことも大きな要因のようです。例えば、ピアノを習っている方は、練習時間が増え上達することにより、さらに良いピアノが欲しくなり、アコースティックならではの生音や表現力が魅力であるアコースティックピアノの購入を検討するケースもあるようです。今後は、経済活動が再び進んでいくにつれ、このような高単価の楽器に対する需要も、ますます増えていくと考えられます。
<2位:防音室>
2位は、防音室となりました。リモートワークなどによる在宅時間の増加に伴い、自宅での音に対する意識が高まっていますが、それに伴い防音関連商品の需要が増え、昨年に引き続き今年もその傾向が続いていると言えそうです。楽器演奏での利用はもちろん、テレワークでの活用や、静かな環境でネットサーフィンや読書を楽しんだり、ゆっくり休みたい時に利用される方もいらっしゃるようです。
<3位~7位:管楽器>
3位から7位は、「サックス」「トランペット」「クラリネット」「トロンボーン」「フルート」といった管楽器となりました。管楽器は息を吹き込むことから他の楽器に比べて飛沫拡散するイメージがあり、コロナ禍以降は購入が控えられる傾向がありました。また、学校の課外活動の制限なども影響があったと考えられますが、現在では、パーティションやマスク着用、ソーシャルディスタンスなどによる感染防止の対策が周知され、ガイドラインを定めて演奏や練習を行う場が増えています。また、管楽器の演奏時の飛沫に関しては、多くの検証実験が行われ、その結果を参考にして安全性に留意した演奏活動が行われるようになっています。
さらに、管楽器の専用マスクなどの飛沫防止グッズが多く発売されており、多くの方が活用しているようです。
管楽器専用マスク
<8位:シンセサイザー>
8位は「シンセサイザー」となりました。シンセサイザーには様々なタイプがありますが、最近では、管楽器タイプのシンセサイザー(デジタル管楽器・ウインドシンセサイザー)が好調です。デジタル管楽器とは、アコースティックの管楽器のように、息を吹き込むことによって演奏ができる電子楽器です。デジタル管楽器は、内蔵スピーカーやヘッドホンで音を聴くことができるので、通常の管楽器とは異なり、夜間や集合住宅でも気軽に練習が可能で、その点が大きな魅力となっています。また、管楽器を全く吹いたことのない人でも簡単に音を出すことができ、さらに様々な音色をボタン一つで鳴らすこともできます。管楽器経験者はもちろん、管楽器はやってみたいけれど、いきなり本物の管楽器は難しそうという人にも人気がある楽器です。
<9位:電子ピアノ>
9位は電子ピアノとなりました。電子ピアノは、音量調整に加えてヘッドホン装着により外に音を出さずに練習が可能で、また調律不要、メンテナンス不要といったメリットがあります。鍵盤楽器を手軽に便利に楽しむために作られている楽器なので、新しく始められる方はもちろん、以前、ピアノの経験があって、もう一度やってみたいという方にも需要があるようです。
<9位:PA機器>
同率での9位はPA機器となりました。PA機器の中では、マイクが昨年に引き続き好調でした。マイクはテレワークやWEB配信・自宅でのカラオケ用途に加え、パソコンを使用して音楽を制作するDTM(デスクトップミュージック)での需要が高まっていていることが考えられます。DTM関連商品のスタジオヘッドホンやモニタースピーカーも好調でマイクに続きPA機器の売れ筋となっています。
■会社概要
社名 : 島村楽器株式会社
代表者 : 代表取締役社長 廣瀬 利明
設立 : 昭和44年3月(創業:昭和37年1月)
売上高 : 360億円(2021年2月)
従業員数: 2,275名(2021年2月)
URL : www.shimamura.co.jp
【対象期間】2021年度上半期(2021年3月~2021年8月)
島村楽器全店の楽器の売上件数を前年同時期・既存店ベースで比較し、売上件数が伸びた楽器ランキング
<1位:アコースティックピアノ>
2021年度上半期の前年比アップの1位は、グランドピアノ/アップライトピアノといったアコースティックピアノとなりました。好調の要因は昨年の落ち込みの反動がありますが、ステイホームの影響で、日常的にピアノを弾いている方(またはピアノを始めたいと思った方)が自宅でピアノを楽しむ機会が増えたことも大きな要因のようです。例えば、ピアノを習っている方は、練習時間が増え上達することにより、さらに良いピアノが欲しくなり、アコースティックならではの生音や表現力が魅力であるアコースティックピアノの購入を検討するケースもあるようです。今後は、経済活動が再び進んでいくにつれ、このような高単価の楽器に対する需要も、ますます増えていくと考えられます。
<2位:防音室>
2位は、防音室となりました。リモートワークなどによる在宅時間の増加に伴い、自宅での音に対する意識が高まっていますが、それに伴い防音関連商品の需要が増え、昨年に引き続き今年もその傾向が続いていると言えそうです。楽器演奏での利用はもちろん、テレワークでの活用や、静かな環境でネットサーフィンや読書を楽しんだり、ゆっくり休みたい時に利用される方もいらっしゃるようです。
<3位~7位:管楽器>
3位から7位は、「サックス」「トランペット」「クラリネット」「トロンボーン」「フルート」といった管楽器となりました。管楽器は息を吹き込むことから他の楽器に比べて飛沫拡散するイメージがあり、コロナ禍以降は購入が控えられる傾向がありました。また、学校の課外活動の制限なども影響があったと考えられますが、現在では、パーティションやマスク着用、ソーシャルディスタンスなどによる感染防止の対策が周知され、ガイドラインを定めて演奏や練習を行う場が増えています。また、管楽器の演奏時の飛沫に関しては、多くの検証実験が行われ、その結果を参考にして安全性に留意した演奏活動が行われるようになっています。
マスクの飛沫拡散防止の検証動画
さらに、管楽器の専用マスクなどの飛沫防止グッズが多く発売されており、多くの方が活用しているようです。
管楽器専用マスク
<8位:シンセサイザー>
8位は「シンセサイザー」となりました。シンセサイザーには様々なタイプがありますが、最近では、管楽器タイプのシンセサイザー(デジタル管楽器・ウインドシンセサイザー)が好調です。デジタル管楽器とは、アコースティックの管楽器のように、息を吹き込むことによって演奏ができる電子楽器です。デジタル管楽器は、内蔵スピーカーやヘッドホンで音を聴くことができるので、通常の管楽器とは異なり、夜間や集合住宅でも気軽に練習が可能で、その点が大きな魅力となっています。また、管楽器を全く吹いたことのない人でも簡単に音を出すことができ、さらに様々な音色をボタン一つで鳴らすこともできます。管楽器経験者はもちろん、管楽器はやってみたいけれど、いきなり本物の管楽器は難しそうという人にも人気がある楽器です。
<9位:電子ピアノ>
9位は電子ピアノとなりました。電子ピアノは、音量調整に加えてヘッドホン装着により外に音を出さずに練習が可能で、また調律不要、メンテナンス不要といったメリットがあります。鍵盤楽器を手軽に便利に楽しむために作られている楽器なので、新しく始められる方はもちろん、以前、ピアノの経験があって、もう一度やってみたいという方にも需要があるようです。
<9位:PA機器>
同率での9位はPA機器となりました。PA機器の中では、マイクが昨年に引き続き好調でした。マイクはテレワークやWEB配信・自宅でのカラオケ用途に加え、パソコンを使用して音楽を制作するDTM(デスクトップミュージック)での需要が高まっていていることが考えられます。DTM関連商品のスタジオヘッドホンやモニタースピーカーも好調でマイクに続きPA機器の売れ筋となっています。
■会社概要
社名 : 島村楽器株式会社
代表者 : 代表取締役社長 廣瀬 利明
設立 : 昭和44年3月(創業:昭和37年1月)
売上高 : 360億円(2021年2月)
従業員数: 2,275名(2021年2月)
URL : www.shimamura.co.jp
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