「親に聞いた、子供からのカミングアウト」に関する調査

LGBTマーケティングラボ通信vol.3

世の中のLGBTに関する独自の調査・研究、情報発信を行うLGBTマーケティングラボ(運営:株式会社レティビー、所長:榎本悠里香)は、2016年8月8日(月)から8月11日(木)にかけて、日本全国30代~50代の子供※がいる男女566名を対象に「親に聞いた、子供からのカミングアウト」に関する調査を実施しました。
※子供は、未婚/既婚/実子/養子問わず調査対象としています。
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【調査概要】
●調査テーマ :「親に聞いた、子供からのカミングアウト」に関する調査
●調査地域  :全国46都道府県(※山梨県は回答なし)
●調査対象  :30~59歳の男性 285名、女性281名、計566名
●調査期間  :2016年8月8日〜8月11日
●調査方法  :インターネット調査
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■子供からのカミングアウト、約半数が前向きに受け入れる姿勢を回答
 毎年10月11日は「カミングアウトデー」とされており、自身の性的指向や性自認をカミングアウトしたレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー(LGBT)の人々を祝い、人々の認識向上を目的とした記念日として、世界中のLGBTコミュニティで祝典などが行われています。
 そこで今回LGBTマーケティングラボでは、LGBT当事者にとって最も身近な存在である「親」に向け、「もしも自分の子供にカミングアウトされたら?」というテーマで、日本全国46都道府県でインターネットアンケート調査を実施しました。

株式会社LGBT総合研究所の2016年調査によると、現在日本では約12人に1人、約8.0%がLGBTに該当するといわれています。各都市や企業でLGBTに対する取り組みが動きを見せる中、今回の調査では、実際に自分の子供からカミングアウトされたとき、親としては受け入れられるのか?その実態を調査しました。



【調査結果】
Q1:もしも、自分の子供からLGBTだとカミングアウトされたらどう思いますか?
  (すでにカミングアウトされている場合は、そのときの心情をお答えください。)


「好意的に受け入れる」が4.9%、「驚くがすぐに受け入れる」が18.4%、「時間をかければ受け入れられる」が27%と、前向きに受け入れる姿勢を見せたのが50.3%とほぼ半数という結果になりました。反対に、自分の子供であっても前向きな姿勢ではない「受け入れたくないが、しょうがないので受け入れる」が38.9%、「断固として受け入れられない」が10.8%という結果となりました。自分の子供がLGBTであることをカミングアウトした時、親として受け入れるか受け入れられないか、次の質問からその理由を調査しました。

Q2:Q1で「受け入れられる」と回答した理由は何ですか?(※複数回答可)


一番多い回答は「親の意思で変わるわけではないから」という本人の意思を尊重する意見でした。続いて多かったのが、「ニュースなどでいろいろなセクシャリティがあると知っているから」という回答です。これは各都市や企業の取り組みがニュースなどで取り上げられることで、LGBTに対する理解が深まり、セクシャリティについて正しく認識されることで、許容度が高まっていると考えられます。

Q3: Q1で「断固として受け入れられない」と回答した理由は何ですか?(※複数回答可)


受け入れられないと回答した理由を見てみると、「病気だと思っているから」「恥ずべきことだと思っているから」「一時的な気の迷いだから」「気持ち悪いから」といった、LGBTについての理解や知識がないゆえの回答がQ3全体回答数の約8割となりました。

【総括】
今回の調査により、子供からのカミングアウトを“受け入れる親”と“受け入れられない親”の違いに影響することの1つとして、LGBTに関する理解度に差があることがわかりました。
昨今LGBTに関するニュースや企業の取り組みが活発になっていますが、まだまだセクシャリティについて間違えた認識を持っている人がいることも事実です。今後日本ではますますダイバーシティの実現に向けて動きが出てくることが考えられます。レティビーでは、今後のダイバーシティ社会を担う子供世代がセクシャリティにとらわれず活躍するためには、日本人の12人に1人(クラスで3〜4人)と言われているLGBTへの正しい理解を深めることが必要不可欠だと考えています。

■ 関連URL
LGBTマーケティングラボ:http://lgbt-marketing.jp/
株式会社レティビー:http://letibee.com/

LGBTマーケティングラボ所長 榎本悠里香(エノモトユリカ)


2012年に新卒で株式会社ガイアックスに入社。海外のカスタマーサポート事業部の運用を担当したのち新規事業本部で営業系のクラウドソーシングサービスなどに従事。2015年5月に株式会社レティビーに取締役として参画。自身も性的マイノリティーであることをオープンにし、企業向けLGBT研修などのプロデュース、LGBT とアライアンスのための生活を豊かにするメディア「Letibee LIFE」の運営を行う。2016年 株式会社レティビー代表取締役に就任。

 

 

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