太陽熱で自活稼働する革新的な新動力機構「オーガニック・エンジン」を開発
(SoBiC自動栽培システムに搭載・今後の水不足や食料不足対策に有効)
ネイチャーダイン株式会社(本社所在地:東京都文京区 代表取締役社長 中島 啓一、以下:ND社)は、電力などの人工エネルギーを使うことなく、太陽の熱で自活稼働する自動野菜栽培装置SoBiC(Solar Pneumatic Bio-Cycleの略称)の動力システムを高度化した新機構のオーガニック・エンジン・システムを開発しました。
SoBiCは太陽熱による空気膨張と収縮による圧力変化を利用して、ユニット内の天然培地に、水を自然のリズムで自動的に循環させ、自然の生態系に準じた最適な栽培環境を創り出す事で、本来非常に難しく大変な手間やコストをかけずに簡単に健康的な野菜が栽培できる仕組みです。
同システムは平成28年の夏に、開発プロジェクトをクラウドファンディングに出展し、多くの支援を得る事に成功し、様々な事例や実験を重ね、より安定した動作と更なる効率化を図った量産型の新動力機構オーガニック・エンジンが完成しました。
太陽熱による微妙な空気圧変化を利用して水の循環動力に変換する機能構造は、その形や動作メカニズムが人間の肺や心臓と同じ構造原理になった事から、有機的構造原理で、無駄なく、自己調整機能をもった発動メカニズム(オーガニック・エンジン)と言うまったく新しい動力機構概念となります。
また、SoBiCの最大の革新的な利点としては、誰でも扱えて、水の消費が完全循環構造によってまったく無駄がない事と、栽培に関わる人工エネルギーもかからない事にあります。 従来の栽培方法では、野菜などの作物を栽培生産するには大量の水と多くの人工エネルギーが消費されています。 例えばトマト1個あたり平均すると約50リットルの水が必要とされています。 また、栽培の過程においても様々な人工動力が利用されており露地栽培でも130kcal以上、温室栽培の場合は約500kcalの人工エネルギーが使われているとされています。 トマト1個の水分量を約200g、食物カロリーとしては約40kcal程とされていますので、資源レベルから考えるとかなりの無駄や損失があり、それらの損失はすべて自然環境に負荷をかけています。
一方でSoBiCでの栽培においては、トマト1個あたり3リットル以下の水で足り(90%以上節約)、人工エネルギーもかからず、作物に吸収されなかった余剰肥料などの流出で環境を汚染する事もなく、全体的な資源効率としては劇的に節約・改善するだけでなく、食物カロリーを創出できる事になります。
現時点のSoBiC専用の野菜カプセルのラインナップとしては、需要の高いトマトなどの果菜類と呼ばれる野菜を中心として製品開発をしていますが、今後茎菜類や穀物、樹木果物にも対応できるシステムを開発する予定です。
近年、地球温暖化など気候変動や砂漠化が加速しており、世界中の農産地帯で深刻な干ばつ被害が広がっており、これに人口増加や環境破壊、公害や環境汚染など様々な悪循環も相まって、2050年までには世界の2/3の人口が深刻な水不足に陥ると予測されています。 人が取り得る淡水の70%は農業用として使われている実態の中では、水不足は深刻な食料危機に直結し、社会維持すら危ぶまれている状況です。 今、最も重要且つ急務とされる対策は、環境に負荷をかけず、コストも掛からず、だれでも簡単に農業用水を劇的に節約できる栽培方法または栽培システムの開発と、それを普及させる事と言えます。 ND社としてはSoBiCの資源節約性能と機動力特性を活用して、一般家庭用に留まらず、都市農業など新たなビジネスモデルの創出や物流展開、多品種に対応する為の装置の更なる高度化や製品開発を進めて行く上で、基盤技術(特許取得済み)のライセンス化をするなどして、多くのパートナー企業と連携し、共同開発や販売協調をするなどし、可能な限り早く普及展開を図って行きます。
本年4月には、一般家庭向け量産型1号機の販売を開始する予定であり、価格は本体ユニット6980円(税別)、専用の野菜カプセルを890円(税別)で、業界では異例の生育保証を付けて販売する予定です。
製品の形状や色は予告なく変更する場合があります
● ネイチャーダイン株式会社について
当社は、独自の革新的な栽培技術をベースに家庭菜園市場や機動力農業への新たなソリューションを提供すると共に、国内外への普及を進めてまいります。
● 本件に関するお問合せ先
ネイチャーダイン株式会社 | 〒112-0014 東京都文京区関口1-38-2 エクセル早稲田1F | 広報担当:松本
phone: 03-6457-3456 | web: http://www.naturedyne.com | email: info@naturedyne.com
同システムは平成28年の夏に、開発プロジェクトをクラウドファンディングに出展し、多くの支援を得る事に成功し、様々な事例や実験を重ね、より安定した動作と更なる効率化を図った量産型の新動力機構オーガニック・エンジンが完成しました。
太陽熱による微妙な空気圧変化を利用して水の循環動力に変換する機能構造は、その形や動作メカニズムが人間の肺や心臓と同じ構造原理になった事から、有機的構造原理で、無駄なく、自己調整機能をもった発動メカニズム(オーガニック・エンジン)と言うまったく新しい動力機構概念となります。
この新機構によって、コンパクトな筐体でありながら補充水タンクが栽培槽を覆う大容量のウォーターウォール型にできた事で、水の補充の手間も大幅に削減すると共に、培地内の遮熱や保温の効果で、根の部分に対する環境変化の負荷を大幅に軽減でき、異常気象に対する耐性機能や、栽培期間の延長、栽培地域を広げる事にも寄与できます。 これらの大幅な進化によって、更に効率性が増す事になります。
また、SoBiCの最大の革新的な利点としては、誰でも扱えて、水の消費が完全循環構造によってまったく無駄がない事と、栽培に関わる人工エネルギーもかからない事にあります。 従来の栽培方法では、野菜などの作物を栽培生産するには大量の水と多くの人工エネルギーが消費されています。 例えばトマト1個あたり平均すると約50リットルの水が必要とされています。 また、栽培の過程においても様々な人工動力が利用されており露地栽培でも130kcal以上、温室栽培の場合は約500kcalの人工エネルギーが使われているとされています。 トマト1個の水分量を約200g、食物カロリーとしては約40kcal程とされていますので、資源レベルから考えるとかなりの無駄や損失があり、それらの損失はすべて自然環境に負荷をかけています。
一方でSoBiCでの栽培においては、トマト1個あたり3リットル以下の水で足り(90%以上節約)、人工エネルギーもかからず、作物に吸収されなかった余剰肥料などの流出で環境を汚染する事もなく、全体的な資源効率としては劇的に節約・改善するだけでなく、食物カロリーを創出できる事になります。
現時点のSoBiC専用の野菜カプセルのラインナップとしては、需要の高いトマトなどの果菜類と呼ばれる野菜を中心として製品開発をしていますが、今後茎菜類や穀物、樹木果物にも対応できるシステムを開発する予定です。
近年、地球温暖化など気候変動や砂漠化が加速しており、世界中の農産地帯で深刻な干ばつ被害が広がっており、これに人口増加や環境破壊、公害や環境汚染など様々な悪循環も相まって、2050年までには世界の2/3の人口が深刻な水不足に陥ると予測されています。 人が取り得る淡水の70%は農業用として使われている実態の中では、水不足は深刻な食料危機に直結し、社会維持すら危ぶまれている状況です。 今、最も重要且つ急務とされる対策は、環境に負荷をかけず、コストも掛からず、だれでも簡単に農業用水を劇的に節約できる栽培方法または栽培システムの開発と、それを普及させる事と言えます。 ND社としてはSoBiCの資源節約性能と機動力特性を活用して、一般家庭用に留まらず、都市農業など新たなビジネスモデルの創出や物流展開、多品種に対応する為の装置の更なる高度化や製品開発を進めて行く上で、基盤技術(特許取得済み)のライセンス化をするなどして、多くのパートナー企業と連携し、共同開発や販売協調をするなどし、可能な限り早く普及展開を図って行きます。
本年4月には、一般家庭向け量産型1号機の販売を開始する予定であり、価格は本体ユニット6980円(税別)、専用の野菜カプセルを890円(税別)で、業界では異例の生育保証を付けて販売する予定です。
背景の野菜は製品には含まれません
製品の形状や色は予告なく変更する場合があります
● ネイチャーダイン株式会社について
当社は、独自の革新的な栽培技術をベースに家庭菜園市場や機動力農業への新たなソリューションを提供すると共に、国内外への普及を進めてまいります。
● 本件に関するお問合せ先
ネイチャーダイン株式会社 | 〒112-0014 東京都文京区関口1-38-2 エクセル早稲田1F | 広報担当:松本
phone: 03-6457-3456 | web: http://www.naturedyne.com | email: info@naturedyne.com
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