日中韓の国際演劇祭 第23回BeSeTo演劇祭新潟 開催中
以後、3か国の持ち回りで継続し、演劇祭という枠組みを超え、いまや東アジアを代表する国際文化交流事業のひとつとして重要な位置を担っています。23回目となる今年は、鳥取県、利賀村(富山県南砺市)とともに、初の新潟市開催です。
また,本演劇祭は、東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた機運を盛り上げる文化プログラムの一つ、『東京2020 応援文化オリンピアード』に認証された事業です。
■BeSeTo演劇祭とは
日本・中国・韓国の政府首脳が一堂に会することがまだなかった1994年、3カ国の芸術家=韓国の金義卿氏、中国の徐暁鐘氏、日本の鈴木忠志氏の決断によって創設された〈BeSeTo演劇祭〉は、先駆的な事業として驚きと注目を集めました。
BeSeToは、北京(Beijing)、ソウル(Seoul)、東京(Tokyo)の頭文字をとって名づけられ、94 年から韓国・日本・中国の順に持ち回りで開催。相互の文化の違いを認識しつつ共同作業を行うことによって、芸術を核とする相互理解を進めるとともに、世界文化への貢献をめざしてきました。その後も、さまざまな政治外交上の曲折のなかにあって、20年以上の長きにわたり継続し、演劇祭という枠組みを超え、いまや東アジアを代表する国際文化交流事業のひとつとして重要な位置を担っています。
■新潟市で初開催
23回目、日本で8回目の開催となる今年は、鳥取県、利賀村(富山県南砺市)とともに、初の新潟市開催となります。これは、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の舞踊部門芸術監督であり、本市文化創造アドバイザーを務める金森穣氏が2014年に本演劇祭の国際委員に就任し、また、同日本委員会が鳥取、富山、新潟の連携による環日本海地域の国際協働と発信を新しい活動の柱として加えることを決めたことによるものです。それは、文化の東京集中からの脱却であり、環日本海三国の交流という古代からの伝統の新しい再生の動きでもあります。
■プログラム詳細(4作品及びシンポジウム)
①【中国】陝西人民藝術劇院[中国・陜西省]
『かごの鳥の青春−當青春不再懷念蝴蝶的傷』
10月1日(土)17:00開演、10月2日(日)15:00開演
※こちらの公演は終了いたしました。滞在中や本番の様子について,新潟市文化政策課・文化創造推進課共通公式Facebookページで紹介しています。 https://www.facebook.com/bunsei.niigata
②【日本】Noism0[日本・新潟]
『愛と精霊の家』
10月7日(金)19:00開演
③【韓国】劇団旅行者[韓国・ソウル]
『ジャングルブック』 ★日本語字幕あり
10月8日(土)14:00開演、18:00開演
④【日韓共同制作】鳥の劇場[日本・鳥取]× 劇団ティダ[韓国・江原道]
『詩の教室』 ★日本語字幕あり
10月14日(金)19:00開演、10月15日(土)14:00開演
⑤シンポジウム『21世紀の国際交流と劇場文化』
中島 諒人(演出家/鳥の劇場芸術監督)
志賀 亮史(演出家/百景社主宰)
金森 穣 (演出振付家・舞踊家/りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督/Noism芸術監督)
10月15日(土)16:30-18:30
>>詳細は以下URLをご覧ください。
http://beseto2016niigata.info/
■動画
■問い合わせ先情報
新潟市役所コールセンター
Tel:025-243-4894
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像