上越、糸魚川の風土が生んだ銘酒に、酒ジャーナリストの葉石かおり氏が着目!第4回“関西人のための「新潟のええとこ・うまいもんゼミナール」”を大阪梅田で開催しました!
【イベントレポート】2017年2月15日
糸魚川市では、「月不見(つきみず)の池」を醸す猪俣酒造を訪ね、新潟焼山から流れる早川水系の中硬水で仕込む酒のするりと喉に流れる味わい、キレのよさに驚きます。
「根知男山(ねちおとこやま)」の渡辺酒造店は、原料の酒米を社員が栽培する地産地消の精神が生きた酒。米の旨みが直球で伝わる味に、淡麗辛口が一般的な新潟にあって、新しい息吹だと紹介しました。
上越市では、「妙高山」の妙高酒造。自社培養酵母を用いて飯米で造る酒に、雑味がなく、主張しすぎない旨みを感じ、杜氏の腕の確かさを確信します。
「越路乃紅梅(こしじのこうばい)」の頚城(くびき)酒造では、地元の棚田で酒米を作ろうと若者7人が立ち上がった物語を紹介し、そのフルーティで舌に溶け込むような緻密な酒質について語りました。
どの酒も食事とともに楽しむ食中酒として、味わい深いもの。日本海でとれるたんぱくな白身魚に合う酒、上越
地方でしか食べられないブランド和牛「くびき牛」に合わせるならこの酒と、「酒と料理のペアリング」をテーマに講演やレシピ提案を行っている葉石さんならではのコメントにメモを取る人が多く見受けられました。
「淡麗辛口のイメージが強い新潟の酒ですが、近年は蔵人の若返りが進み、それぞれの酒蔵が個性を出そうと努力しています。それが味に反映され、今、新潟の酒はバラエティに富んだ美味しさを楽しむことができます。」と締めくくった葉石さんに、会場から大きな拍手が贈られていました。
【イベント概要】
関西人のための「新潟のええとこ・うまいもんゼミナール」
第4回テーマ 「上越・糸魚川美酒らん~ここの地酒がたまらない理由~」
講師 葉石かおり(酒ジャーナリスト・エッセイスト)
日時 平成29年2月13日(月)18:30PM~20:00PM
会場 アサヒ ラボ・ガーデン(大阪富国生命ビル4階)
受講料 無料(新潟県のお土産付き) 定員/50名 ※一般応募者から参加募集、抽選
主催 新潟県観光協会大阪観光センター
共催 上越・糸魚川・妙高観光連携実行委員会
運営 新潟のええとこ・うまいもんゼミナール事務局
講師プロフィール) はいし・かおり(酒ジャーナリスト・エッセイスト)
1966年東京都生まれ。日本大学文理学部独文学科卒業。ラジオレポーター、女性週刊誌の記者を経て現職に至る。2005年「おひとりさま向上委員会」代表。「おひとりさま」は流行語大賞にノミネート。全国の酒蔵、居酒屋を巡り、各メディアにコラム、コメントを寄せる。「酒と料理のペアリング」をテーマに講演、セミナー活動、酒肴のレシピ提案を行う。一方で人材育成に注力し、2015年に一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーションを設立。世界に通用する酒のプロ、サケ・エキスパートの育成に励む。近著「日本酒のいろは」「日本酒テイスティングBOOK」「うまい酒の選び方」「日本酒マニアックBOOK」など著書多数。
第5回は、平成29年3月1日(水)18:30PM~20:00PM(開場18:00PM)予定
テーマ)「妙高温泉でヘルシー三昧~湯めぐり旅のススメ」
講師) 北出恭子(温泉ソムリエマスター・タレント)×遠間和弘(温泉ソムリエ協会「家元」)
受講料)無料 定員/50名
応募)ナカノシマ大学HP http://nakanoshima-univ.com/
サイト内の応募フォームから申し込み受付。応募者多数の場合は抽選。当選者には受講票発送。 応募締切:平成29年2月17日(金)
〇お問い合わせ
新潟のええとこ・うまいもんゼミナール事務局(㈱140B)
(TEL.06‐4799‐1340、平日10時~18時)
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