2025年大阪・関西万博開催予定地 夢洲での実証実験公募に、炎重工製「Marine Drone」を使用した【都市型自動運転船「海床ロボット」】が採択

~ 純国産水上ドローン「Marine Drone」は水辺の移動・作業を自動化、遠隔化、効率化する技術です ~

炎重工株式会社

 炎重工株式会社(所在地:岩手県滝沢市穴口57-9、代表取締役:古澤洋将、以下当社)の「水上作業の自動化、効率化」を目的として開発した純国産水上ドローン「Marine Drone」を使用した【都市型自動運転船「海床ロボット」による都市の水辺のイノベーション実証実験】が、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会(以下、「博覧会協会」)と大阪商工会議所の主催する、「2025年大阪・関西万博の会場予定地である夢洲における実証実験の提案公募」において採択されました。
 採択されたプロジェクトは、株式会社竹中工務店を代表法人とし、共同参加法人として国立大学法人東京海洋大学海洋工学部清水研究室、株式会社IHI、株式会社水辺総研、新木場海床プロジェクト、一般社団法人ウォーター・スマート・レジリエンス研究協会、当社からなる共同プロジェクトになります。

◆ Marine Drone の概要

 Marine Droneは、水上モビリティを提供する水上ドローンです。作業の目的に応じた様々な機器と連携することで、水上作業の自動化や効率化、安全性の向上に貢献します。昨今の情報セキュリティや安全性の観点から、総務省 2015年度 異能vationの支援を得て開発された高信頼性組込OSが用いられており、自律移動等の制御系も含めてオープンソースを使用せずに開発した純国産の水上ドローンです。インフラ点検や災害対策などへの応用を意識し、今後も純国産の開発・改良を行います。
 本事業においては、Marine Drone をベースとした「海床ロボット」を開発します。


◆ 実証実験の概要

 日本の都市は水辺(川辺・海辺)を中心に形成されてきましたが、東京・大阪等の大都市も例外ではありません。近年、大都市臨海部は、都市過密化により、交通、物流、環境、災害等の課題が複雑に絡み合っています。こうした課題に対して、人・物の移動を支えるうえで、都市部の低未利用化した水域の活用が重要な糸口になります。
 こうした社会課題に向け、都市型自動運転船「海床ロボット」が都市内水域を動き、水辺のさまざまな都市問題を解決し、水辺を変革していく未来を描き、今回の実証を行います。
※今後、採択案件について実証実験実施に向け各種必要な調整が行われます。その結果、実験内容・規模、場所等が変更となる場合などがあります。

◆ 本公募の目的
 今回の公募は博覧会協会及び大阪商工会議所が、企業等による未来社会を見据えたイノベーション創出の促進を図るため、夢洲をフィールドとした先端技術等の実証実験を公募したものです。本取り組みは、「未来社会の実験場」をコンセプトとする2025年大阪・関西万博の開催に向けた機運醸成の一貫として取り組むものです。なお、選考された実証実験案件については、大阪府・大阪市・大阪商工会議所で構成される「実証事業推進チーム大阪」と連携し、チーム大阪がフィールド利用に関する調整等が行われます。

・夢洲における実証実験に関するニュースリリース
URL:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20210531/

・炎重工株式会社
設立:2016年2月
代表者:代表取締役 古澤洋将
  URL:https://www.hmrc.co.jp/
所在地:岩手県滝沢市穴口57-9
概要:制御技術をコアとした自動化製品、サービスの開発、販売
   「最先端の制御技術で一次産業を自動化する」ことを目指し水産業の自動化を目的とした

   Marine Droneの開発に2016年より着手

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会社概要

炎重工株式会社

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URL
https://www.hmrc.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
岩手県滝沢市穴口408-10
電話番号
019-618-3408
代表者名
古澤洋将
上場
未上場
資本金
1億7920万円
設立
2016年02月