ラズパイ3に対応した電源管理/死活監視モジュール「slee-Pi 2」の販売を開始
RTC内蔵で定時電源ON/OFF(間欠動作)可能、低電力動作に寄与
メカトラックス(福岡市)は、ラズベリーパイ用電源管理/死活監視モジュールとして豊富な実績をもつslee-Pi(スリーピー)の新機種「slee-Pi 2」を本日(5/17)から販売開始(量産組込みにも対応)致しました。定評のあるカンタン使用/安定稼動を踏襲しつつ、消費電力が増えたRaspberry Pi 3(ラズベリーパイ3)にも電源構成強化等で対応、使用GPIOの切替機能も追加しています。
業務用ラズベリーパイ周辺機器の製造・販売を手がけるメカトラックス株式会社(福岡市早良区、代表取締役 永里壮一)は、ラズベリーパイ用電源管理/死活監視モジュールの最新機種「slee-Pi 2」の販売を開始しましたので、ここに発表いたします。
slee-Pi(スリーピー)は、全世界で累計1000万台以上が販売されている小型PCボード、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)専用に開発された電源管理/死活監視モジュールです。ラズベリーパイの間欠動作(定時電源ON/OFF)や死活監視機能を簡単かつ安定して実現できることから、ハードウエアが苦手なソフトウエア技術者でも容易にラズベリーパイの機能追加ができる周辺機器として、プロトタイピングだけでなく製品組込み等様々なビジネス用途で活用いただいています。
slee-Pi(スリーピー) http://www.mechatrax.com/products/slee-pi
新機種である「slee-Pi 2」は、2015年の販売開始以来、多くの企業/大学等研究機関で活用いただいている前機種「slee-Pi」の基本仕様を踏襲しつつ、以下の機能を追加しています。
・ 従来機種に比べ消費電力が増えた Raspberry Pi 3 Model B にも電源構成を強化することで対応
・ GPIOのピン切替に対応
slee-PiはGPIO等ピンソケットにスタックすることでラズベリーパイと接続します。その際、電源/GND以外に電源制御/監視等にGPIOポートを使用していましたが、ユーザー様の運用次第ではGPIOポートが競合する場合もありました。「slee-Pi 2」では、ジャンパにより使用するGPIOポートの変更が可能となっています。具体的には、
- 3GPi ver.2(弊社ラズパイ用3G通信モジュール) からの着信通知使用ポートを、GPIO18/16から
- アラーム通知に使用するポートを、GPIO26/23から
- 死活監視に使用するポートを、GPIO5/24から
また、弊社のラズパイ用3G通信モジュール「3GPi(スリージーパイ)」と併用することにより、10分に一回起動し、センサーからのデータをクラウドへ送信といった連携動作にも前機種同様対応しています。
3GPi(スリージーパイ) http://www.mechatrax.com/products/3gpi
さらに、slee-Piと3GPi、ならびに太陽光パネルや蓄電池等を防水ボックスに格納したラズパイ屋外稼動キット「Pi-field(パイフィールド)」の販売も実施しています。「Pi-field」はslee-Piの間欠動作機能(定時電源ON/OFF機能)を活用し、マイコン等に比べ消費電力が大きなラズベリーパイを小型の太陽光パネル/蓄電池で屋外稼動させることができるキットであり、Pi-fieldは設置するだけで、遠隔モニタリング等を可能とします。
Pi-field(パイフィールド) http://www.mechatrax.com/news/720
メカトラックス社は、今回の「slee-Pi 2」発売を契機に、今後もより幅広いユーザー様に向けて弊社のラズパイ用周辺機器をご利用頂く環境を整備し、IoT/M2Mを始めとする情報通信市場の活性化と情報化社会の進展に貢献してまいります。
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