エッジコンピューティングプラットフォームActcastのα版をリリース
高度なセンシングを誰もが使えるものに
サービスサイト
https://actcast.io
背景
ディープラーニングの登場により画像認識や音声認識などの技術が著しく進歩しています。Ideinは本技術をセンシングに応用し多様な実世界の情報を扱う事を可能にする技術・サービスの開発に取り組んでいます。
このような技術は非常に多くの応用を持つ反面
- システム構築、運用に大きなコストが掛かる
- プライバシー・機密情報の漏洩リスクがある
といった課題があり、Actcastはこれらを解決する特徴を持っています。
Actcastとは
画像認識などの技術により実世界の情報を取得しWebと連携する、IoTシステムを構築・運用する為のプラットフォームサービスです。弊社があらかじめ用意してある認識モデルが使えるほか、ユーザーやパートナー企業が独自に開発出来るようにする為のSDKも今後提供予定です。セキュリティ、店舗マーケティング、デジタルサイネージ、外観検査、在庫管理、インフラ監視など様々な分野での利用を想定しています。
Actcastでは、画像認識などの処理はデータを取ったデバイス上で実行され、要約されたデータのみがインターネットへと送信されます。このように、データをサーバに送信してサーバ上で情報解析を実行するのではなく、末端のデバイス(エッジデバイス)やそれに近い所で情報解析を実行する方式をエッジコンピューティングと呼びます
エッジコンピューティング方式では必要な情報を必要な時にのみ送信する為、通信コストやサーバーコストを著しく下げる事ができます。また画像や音声そのものは送信しなくても良い為、プライバシー情報や機密情報が漏洩するリスクを下げる事ができます。
エッジデバイスには英国Raspberry Pi財団が開発している小型コンピュータであるRaspberry Piを使用する事ができます。数千円で購入する事ができ、高価になりがちなエッジデバイスのコストも抑える事ができます。
弊社はRaspberry Piのポテンシャルに早期から注目し、ディープラーニングの高速実行の為の研究やツールの開発を行って来ました。弊社の技術を利用しますと、以下の動画のように、精度の良いディープラーニングモデルでの推論を高速に実行する事が可能になります。
αリリースについて
本リリースの位置付けはテストリリースであり、利用できるアプリケーションや管理できるデバイスの台数などに制限がありますが、無料でご利用できます。今後、商用利用可能なバージョンのリリースに向けて機能追加や性能改善を進めていきます。
パートナープログラムについて
Actcastを利用したビジネス開発はデバイスの試作・量産・販売・設置・運用・保守、用途に合わせた認識アルゴリズム、Web側での分析・可視化・UI、通信、システムインテグレーションなど様々な要素が必要になります。
そこで、Actcastを利用したビジネス開発に関心のある企業の支援や、企業同士の連携を支援する為のパートナープログラムを開始する事に致しました。
プログラムに参加して頂いた企業には、開発中の機能やSDKへの早期アクセス、開発マイルストーンなどの情報提供、講習会への参加などのメリットがあります。
詳しくはこちらをご覧ください:https://actcast.io/files/ja/partner_program.pdf
【Actcast】
サービスURL: https://actcast.io
【Idein株式会社】
所在地:東京都千代田区神田神保町1-13CONVEX神保町4F
代表者:代表取締役 中村 晃一
設立年月:2015年4月
URL: https://idein.jp
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