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ベッコフオートメーション株式会社
会社概要

産業用ロボット初!デンソーウェーブとベッコフオートメーション、ファームウェアでも提供できる新コンセプトのロボットコントローラ「RC 9」を発表

〜 特定の筐体に依存せず自由度の高いロボットシステム構築を実現 〜

ベッコフオートメーション株式会社

株式会社デンソーウェーブ(本社:愛知県知多郡阿久比町、代表取締役社長:中川弘靖、以下デンソーウェーブ)とベッコフオートメーション株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:川野俊充、以下ベッコフオートメーション)は、新しいコンセプトのロボットコントローラ「RC9(アールシーナイン)」を開発しました。RC9 は、デンソーウェーブの新型産業用ロボット「VM シリーズ」「VL シリーズ」から採用され、今後発売される製品にも順次搭載していきます。 RC9 はこれまでハードウェアで提供されていたロボットコントローラの概念を見直し、産業用ロボットで初めてファームウェアでも提供できる新しいコンセプトのロボットコントローラです。この製品は 12 月 18 日(水)から東京ビッグサイトで開催される「2019 国際ロボット展」で初出展され、2020 年 7 月から発売します。 なお、12 月 18 日(水)14 時 30 分からは、2019 国際ロボット展デンソーウェーブブースで開発に携わったデンソーウェーブ・ベッコフオートメーションの代表者が登壇する特別プレゼンテーションを開催します。 
近年、ロボット活用の場面は多様化されています。これまでユーザおよびシステムインテグレータ各社はロボットメーカ各社の機能や環境に合わせて設備開発を進めざるを得ない中、デンソーウェーブは従来よりオープンアーキテクチャを追求することで、数々の開発環境の提供を行い、多様化された顧客ニーズに対応してきました。その中でも、これまではリアルタイム性の確保に課題があり、設備内の PLC、ドライバや複数ロボットの制御には、それぞれがコントローラを必要とするクローズ型のシステム構成で対応せざるを得ませんでした。

こうした中、今回RC9 は産業用パソコン(IPC)にインストールもできるファームウェアとして開発されました。ベッコフオートメーション製の IPC と TwinCAT をロボットコントローラに採用することで高いリアルタイム性能を確保するとともに、更なるオープン性とロボットシステムの拡張性を獲得し、設備のマスターコントローラとして開発環境の統合を実現しました。さらに、アプリケーションごとに最適な仕様の IPC を選択できるため、さまざまなニーズに応えられます。 RC9の開発にあたり、両社の代表は以下のように述べています。

デンソーウェーブ:中川社長
2006年にORiN2 をリリースして以来、ORiN2を軸にオープン性、統合制御を強みに製品展開してきましたが、この度発表した RC9 は、今までの強みを進化させるべく、特定の筐体に依存しない、TwinCAT をリアルタイム層に持つファームウェアです。このファームウェアは、ベッコフオートメーションが提供する多様な IPC に搭載することができるため、アプリケーションごとに最適なロボットコントローラを構築することができます。ロボットユーザの裾野が広がり、産業用ロボットは「コスト重視から高付加価値重視」、「単純なアプリケーションから複雑なアプリケーション」とお客様の要求の多様化が広がり続けていますが、RC9 によって、様々なニーズに応える準備が整いました。今後リリースするロボットシステムには RC9 を搭載していき、ロボットシステムの最適化、基本性能の向上、そして簡単化の追求をしていきます。

ベッコフオートメーション:川野社長
ベッコフオートメーションは PC 制御を専業とするドイツの制御機器メーカです。当社の二つのコアテクノロジである EtherCAT(高速な産業用イーサネット規格)と TwinCAT(拡張性の高いリアルタイム制御ソフトウェア)をデンソーウェーブが次世代ロボットコントローラ RC9 のベースアーキテクチャとして採用したことは、専用品が前提の産業用ロボット業界の常識を塗り替える象徴的な判断と言えるでしょう。汎用技術の拡張性を最大限に活かした RC9 はオープンなシステム開発環境を必要としているロボットユーザやシステムインテグレータのニーズに直接応えるソリューションとなることを確信しています。当社はデンソーウェーブとのパートナーシップを礎に、制御技術の民主化に引き続き貢献していきます。

Beckhoff Automation GmbH & Co. KG. Managing Director Hans Beckhoff
デンソーウェーブが自社製品の戦略的な要素技術のサプライヤとしてベッコフオートメーションを選択したことを大変光栄に感じます。ソフトウェアが制御技術の主役であることを熟知した上で、デンソーロボットを先進的なソフトウェアソリューションとして洗練させ、加速する技術革新を迎え入れる万全の体制をRC9で整えました。デンソーウェーブと共にイノベーティブな価値を創造し、ロボット業界の顧客に提供できる機会を歓迎します。

RC9 は、東京ビッグサイトで 2019 年 12 月 18 日(水)から開催される「2019 国際ロボット展」のデンソーブースに出展されます。ブース内では、RC9 で統合制御された生産ラインが展示されます。ベッコフオートメーションはロボットに携わるすべての設計者・技能者・保全者・操作者に対して必要な機能を最適に提供し、快適なロボット環境の構築に貢献するデンソーウェーブを全面的に支援してまいります。

<参考資料>
展示概要
名 称 : 2019 国際ロボット展
会 期 : 2019 年 12 月 18 日(水)~21 日(土) 10:00~17:00
会場 : 東京ビッグサイト(東京国際展示場)西2ホール 産業用ロボットゾーン 小間番号W2-29

特別プレゼンテーション概要
開催日時 : 2019年12月18日(水)14:30~15:00
場所 : デンソーウェーブブース プレゼンテーションステージ
内容 : RC9 コンセプト解説、展示デモ機説明、質疑応答

会社概要
株式会社デンソーウェーブ
代表者 : 代表取締役社長 中川弘靖
所在地 : 〒470-2297 愛知県知多郡阿久比町大字草木字芳池1番
U R L : http://www.denso-wave.com
事業内容 :自動認識装置、産業用ロボット、プログラマブルコントローラ等の機器やシステムの開発・製造・販売

ベッコフオートメーション株式会社
代表者 :代表取締役社長川野俊充
所 在 地 : 〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町 1-1-8 日石横浜ビル 18F
U R L: http://www.beckhoff.co.jp
事業内容 : 自動計測制御装置の輸入販売・システム開発・ソリューション提供

注) ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報で、予告なしに変更する可能性があります。あらかじめご了 承ください。
 
◆本製品に関するお問合せ先(記事掲載にはこの番号をご使用ください)
株式会社デンソーウェーブ セールス・マーケティング統括本部 マーケティング本部 セールスプロモーション部 2室 企画課
〒448-8661 愛知県刈谷市昭和町1-1 Tel:050-5213-4650 / FAX:0566-25-4779/ Email: fa-contact@denso-wave.co.jp

◆本件に関するお問合せ先
株式会社デンソーウェーブ セールスプロモーション部 マーケットコミュニケーション室 2課
〒470-2297 愛知県知多郡阿久比町大字草木字芳池1番
担当:市川 (Tel:0569-49-5226 / FAX:0569-49-5484 / Email: maki.ichikawa@denso-wave.co.jp)

ベッコフオートメーション株式会社 マーケティング部
〒232-0061 神奈川県横浜市中区桜木町1-1-18日石横浜ビル18F
担当:大野(Tel:045-650-1612 / Email: info@beckhoff.co.jp)

種類
その他
ビジネスカテゴリ
サーバ・周辺機器
位置情報
神奈川県横浜市本社・支社愛知県刈谷市本社・支社愛知県阿久比町本社・支社

会社概要

ベッコフオートメーション株式会社

1フォロワー

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URL
http://www.beckhoff.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8 日石横浜ビル18階
電話番号
050-1790-1111
代表者名
川野 俊充
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2005年02月
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