ラッカスネットワークス、新機能搭載のWi-Fiアクセスポイントを発表
スマートシティ、スタジアム、公共交通機関に対応Ruckus E510、M510アクセスポイント(AP)
Ruckus E510、M510アクセスポイント(AP) - より多様な場所で、より安定したWi-Fiを実現
【2018年6月19日-東京】 ARRISグループ会社のラッカスネットワークス(米カリフォルニア州サニーベル、社長:ダン・ラビノヴィッツ:以下、ラッカス) は本日、設置場所に制限がある場所や電波の届きにくいエリアに特化した、アクセスポイント(以下AP)802.11ac Wave 2対応の新製品を発表しました。Ruckus E510(https://www.ruckuswireless.com/ja/products/access-points/ruckus-outdoor/ruckus-e510)はフォームファクタや景観に関する厳しい規制がある場所での配置を可能にする2 コンポーネント エンクロージャとして設計をされた、業界初の埋め込み可能な法人向けAPです。さらにRuckus M510(現時点では日本での発売予定については未定となっております https://www.ruckuswireless.com/products/access-points/ruckus-indoor/ruckus-m510)は、LTE UEモードのバックホール機能を有した802.11ac Wave 2として、イーサネット接続が難しい場所や、SLA(サービスレベル合意書)を確実に満たすために冗長性のあるバックホールが必要な状況などでもAPを設置することを可能としました。
発表にあたって、ラッカスネットワークスのワイヤレス製品部門バイス・プレジデントであるグレッグ・ビーチは下記のように述べています。
「ラッカスの顧客、およびサービス・プロバイダーのパートナーは、エンドユーザーへのサービスの品質向上の機会を模索する中で、しばしば従来の方法では配備が困難な状況に直面します。ラッカスは彼らが、どのような環境上の制限を持っていようとも素晴らしいWi-Fiエクペリエンスを提供できるよう全力で取り組んでいます。E510とM510(現時点では日本での発売予定については未定となっております)の発表は、このようなラッカスの姿勢を反映するものです。」
ラッカスの製品をいち早く導入したSmartWave(https://smartwave.us/) は、様々なスマートシティの開発に向けコネクティビティを提供すべくラッカスと協働しています。
SmartWaveのプレジデント兼CEOであるアル・ブラウンは次のように述べています。
「スマート・シティの技術的な側面をリードする企業としてSmartWaveはラッカスと協働し、E510 APを様々なスマートシティ、および街頭設備へ配備できることを非常に嬉しく思います。過去1ヶ月以上にわたってE510 APの試験テストを行ってきましたが、本製品は街頭設備やスマートシティに適したフレキシビリティを有しており、見た目にも美しいWi-Fiの配備を可能にしています。加えて、目立たないE510の無線エンクロージャ、および分離されたアンテナモジュールによって、APをスマートシティ中のどこにでも配備することができ、結果として全体的な満足度を向上させることに繋がっています。」
Ruckus E510: BeamFlex+性能によって組み込まれたフレキシビリティ
Ruckus E510は屋外デジタルサイネージ、街頭設備、キオスク、照明器具、およびスタジアム会場などへの配備の際の、外見上および物理的な悪影響を最小限にすべくデザインされています。E510は以下のような特徴を有しています。
- 一元管理: 行政団体や交通機関、公共施設の管理者、サービスプロバイダーの運用の手間を最小限にすべく、E510は他のラッカスAP製品と一緒に集中的な管理できる仕様となっています。
- 目立たない無線モジュール: わずか21 x 14.2 x 3.3 cmの大きさのE510親機は、円筒型信号機器などの殆どのエンクロージャに設置することができ、どのようなWi-Fiネットワークであれ、その展開可能な範囲を拡げます。
- 防水BeamFlex+™アンテナモジュール: 17.5 x 8.0 x 8.0 cmという小ささのアンテナモジュールは屋外ステルス設置に最適化されており、無線モジュールから3m範囲の場所に設置することができます。特許取得済みのBeamFlex+アンテナはフレキシビリティを最大化し、設置場所に関わらない高品質のサービスの提供を担保します。
- 802.11ac Wave 2: 2x2:2規格の空間ストリームや、MU-MIMOへの対応、および867Mbpsというデータレートによって、E510は要求水準の高いユーザーやアプリケーションへ安定したスループットを提供します。
Ruckus M510: LTEバックホールを備えたモバイルWi-Fiによってカバレッジと冗長性を拡大
Ruckus M510はLTEサービスが利用可能な場所全てにおいて利用可能なように設計されています。M510は、特にバスや電車、その他イーサネット接続が利用できない場所や、接続の信頼性が低い場所、接続が高額となる場所で一時的に利用することに最適です。さらには、M510はワイドエリアネットワーク(WAN)の冗長性が望まれる場所であればどこでも利用可能です。M510は以下のような特徴を有しています。
- 一元管理: M510はその他のRuckus APと一緒に一元的に管理できるため、管理を簡易化し、別途モバイルホットスポット管理システムを設定する手間を省きます。
- 統合されたLTEモデム: ネットワーク設計者の必要に応じたWi-Fiホットスポットの設置を容易にし、冗長性のあるバックホールの実施を可能にするため、Wi-Fiサービスの安定性を向上させ、SLA(サービスレベル合意)を確実に満たせるようサポートします。
- BeamFlex+ アンテナを備えた802.11ac Wave 2: 2x2:2規格の空間ストリームや、MU-MIMOへの対応、および必要不可欠なBeamFlex+ アンテナによって、M510は効率よくWi-Fiを提供します。効率性の高いカバレッジに加え、LTEのバックホールの利用時は最大150Mbpsの安定したダウンリンクスループットを提供します。
※現時点ではRuckus M510 の日本での発売予定については未定となっております。
ラッカスネットワークスについて
ラッカスネットワークスは、ARRISグループ会社として、世界中のコネクティビティの概念を変革しています。高品質で明瞭な、かつIT管理者へはコスト効率の良いコネクティビティの提供を重視する企業・団体へ、セキュアな有線・無線のアクセスネットワークを提供します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像