子どもの自殺を食い止めるため、著名人が集結。著名人が夏休みに、過去のいじめを赤裸々に語る。
#元いじめられっ子から今いじめられている君へ
2020年は前年を25%上回り、449人の小中高生が自殺により命を落としました。(警視庁調べ)これは1980年以降、過去最多です。そんな状況を受けて、生きづらさを感じる子どもたちのために、今回、はるな愛さん、キンタロー。さん、吉木りささん、ゾフィー上田航平さんら4名の著名人の方が、企画に賛同し、ご自身のいじめ体験を YouTube「たかまつななチャンネル」で赤裸々にお話してくれました。
- 「#元いじめられっ子から今いじめられている君へ」特設サイト
- 「#元いじめられっ子から今いじめられている君へ」とは?
夏休みの終わりは、「いじめっ子にあわないといけない」「また学校に行かなくてはいけない」と不安や緊張が高まる時期です。そして、子どもの自殺率は、8月、9月は高まります。無料でアクセスできる場に子どもたちの居場所があってほしいという思いから、苦しかった日々をどのように乗り越えたか、包み隠さず語ってくれました。誰かを頼ったり、SOSを出したり、逃げ出したりしてもいい。先輩たちの言葉が子どもたちの生きやすさにつながることを願っています。プロジェクト名は「#元いじめられっ子から今いじめられている君へ」。 SNSでこの#でつぶやいてもらい、いじめ経験(いじめた、いじめられた、いじめを見てた、子どもがいじめを経験した)をたくさんの人が発信することで、子どもの自殺を防ぎたいと願っています。
- 子どもの自殺は、春休みと夏休み前後が増える。
子どもの自殺は、長期休みに多くなり、夏休みの終わりは特に注意が必要です。自殺総合対策推進センターの調査によると、小学校〜高校生までの「子どもの自殺」のうち、2018年までの10年の間では、8月下旬、 9月上旬、4月中旬に自殺者数が多いことが分かります。子どもの自殺は、春休みと夏休み前後に注意が必要です。
(自殺総合対策推進センター https://jssc.ncnp.go.jp/file/pdf/2018-0807-report.pdf)
- 発起人、たかまつななの思い
学校に行きたくない。居場所がない。生きるのが辛い。
人見知りで、人に裏切られるのが怖くて、いつもぼっちでした。
口を開けば、生意気だと言われました。
でも、人と違うことを個性として受け入れてくれるお笑いや
自分の意見を真実を元に伝えられるジャーナリズムに出会い、私は変わりました。
自分のありのままを受け入れてくれる人が、たくさんいました。
当時の私に“無理しなくてもいいんだよ”と言いたい。
“短所が長所として認められる日が来るから、安心して”と伝えたい。
でも、現実には自ら命を落としてしまう子どもたちがいる。
新学期を前に、耐えきれずに……。
そんな人たちに、私は少しでも、寄り添いたい。
そう思い、先輩方にご協力いただいて動画を作りました。
株式会社 笑下村塾 たかまつなな
- 本プロジェクト詳細
そんな状況だからこそ、小さな命を守るためにも、株式会社笑下村塾(本社:東京都新宿区、代表取締役:相川美菜子・たかまつなな)は、たかまつななのYouTubeチャンネルなどで、著名人によるいじめ啓発のためのメッセージ動画を公開しました。また、ハッシュタグ #元いじめられっ子から今いじめられている君へ でのいじめの拡散を呼びかけています。
- 元いじめられっ子として体験談をお話してくださった皆さま
▼4人のメッセージまとめ動画
・はるな愛さん
子ども時代、生まれもった性と心の性が違うことが原因でいじめを受けていたはるな愛さん。殴られた後、石灰を顔に押し付けられるなどされ、“死にたい”と考えるように。道路に飛び降りようとしたこともあったそうです。そんななか、ショーパブで輝いているニューハーフの方々を見たことをきっかけに放課後にお店に通うようになり、自分に自信が芽生えた、いじめから開放されました。
動画:https://youtu.be/0vbeJTpkjSw
記事:https://withnews.jp/article/f0210720000qq000000000000000W0fp10101qq000023327A
・キンタロー。さん
キンタロー。さんは中学生時代、同じグループの女子に無視されたり、男子からも上履きに画びょうを入れられるなどのいじめにあっていました。友達とのコミュニケーションの取り方がわからなくなり、同級生との会話でさえ敬語しか使えなくなった時期も。毎日泣くことで気持ちを発散させたり、お笑い番組に没頭しながら過ごした後、カナダ留学を機に明るい自分を取り戻し、いじめを乗り越えました。
動画:https://youtu.be/wtue8D1LvHo
記事:https://withnews.jp/article/f0210604000qq000000000000000W0fp10101qq000023072A
・吉木りささん
シャイな性格や、高い声が原因で中学時代にいじめを受けていた吉木りささん。友人からの悪口で追い詰められクラスで孤立。給食もあまり食べられず痩せてしまった時期もありました。現在はタレントや歌手活動のなかで、自分の高い声が“武器”となることに気づき、コンプレックスを“たからもの”として捉えることができるようになりました。
動画:https://youtu.be/4SjjrUpi_68
・ゾフィー上田航平さん
お笑い芸人ゾフィーの上田航平さんは、小学校、高校で明るくひょうきんな性格であることが理由にいじめを受けていました。部活の先輩に服を脱げとい言われ、必死に従いながら相手が飽きるのを待っていたことも。人それぞれのいじめの状況、対処法があるなかで、これだけはみんなに共通して伝えたい力強いメッセージをいただきました。 “死ぬな!”
動画:8月末公開予定
記事:8月末公開予定
※動画一覧は特設サイトからご覧になれます。
https://www.shoukasonjuku.com/ijime
- プロジェクト監修・主催について
千葉大学教育学部教授 藤川大祐氏
1965年生まれ。千葉大学教育学部教授。専門は教育方法学。さまざまな分野の新しい授業づくりに取り組む。また、メディアリテラシー教育研究の第一人者。内閣府「子供・若者育成支援推進のための有識者会議」構成員や千葉市教育委員などを務め、複数の自治体でいじめ対策組織の委員等を歴任。
●企画
笑下村塾
●プロデューサー
たかまつなな、相川美菜子
●株式会社笑下村塾とは
【株式会社笑下村塾について】
本社:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-15-6 オリエント新宿303
代表取締役:相川美菜子・たかまつなな
URL:https://www.shoukasonjuku.com/
事業内容:お笑い芸人が政治やSDGs、コミュニケーション力などを学ぶ企業研修や出前授業を、全国で展開しております。若者へ向けた社会問題の発信にも力を入れており、2019年の参院選の際に制作した「若者よ、選挙にいくな」という投票啓発動画はツイッターで約400万回再生されました。
●プロフィール
たかまつなな/時事YouTuber ピン芸人 株式会社 笑下村塾代表取締役
1993年神奈川県横浜市生まれ。お笑いジャーナリストとして、現場に取材に行き、お笑いを通して社会問題を発信している。18歳選挙導入を機に、株式会社 笑下村塾を設立し、政治を面白く伝えるため、全国の学校へ出張授業「笑える!政治教育ショー」を届ける。フェリス女学院出身のお嬢様芸人としてデビューし、「エンタの神様」、「アメトーーク!」「さんま御殿」などに出演、日本テレビ「ワラチャン!」優勝。また「朝まで生テレビ」「NHKスペシャル」などに出演し、若者へ政治意識の喚起を促す。
相川美菜子/株式会社 笑下村塾代表取締役
1993年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を総代で卒業。大学時代に内閣官房で首相官邸のwebサイトをわかりやすく改善するプロジェクトに参加したことをきっかけに、政治や社会問題を伝えることに関心を持ち、若者の政治に対する声を伝えるメディア「政治美人」を個人プロジェクトとして開始。その活動の一環で、大学の同級生だったたかまつななと出会う。新卒ではリクルート住まいカンパニーにて雑誌編集やウェブサイト企画を経験。笑下村塾代表就任後、2019年6月のリクルート退職までの10ヶ月間は”副業社長”として働く。現在は経営およびSDGs発信のための教材作りやメディア出演に従事。
●本件に関するお問い合わせ先
株式会社笑下村塾 担当者名:相川美菜子
E-Mail:infotaka7@gmail.com
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