【プレスリリース】今後5年間のインフラ支出に1,600億ドル投資を決定
フィリピン マーク・ビリヤール公共事業道路大臣 ADBI出版記念イベントで基調講演
アジア開発銀行(ADB)は、フィリピンが継続的かつさらなる発展に向けた挑戦を今後も続けていく上で、資金面および技術面の両面のニーズに対応し、支援してくれる信頼できるパートナーです。
アジア開発銀行研究所(ADBI)が今月9日に開催した、出版記念イベント「Financing Infrastructure in Asia: Impacts and New Sources」の基調講演において、マーク・ビリヤール公共事業道路大臣は、ADBとの堅固なパートナーシップのもと、現在、前例をみないインフラ整備が国内において進められていることを説明しました。
フィリピンは現在、海外資本や外資系企業に対するさらなる市場開放に向けた政府の継続的な取り組みや人的資本への投資が進むほか、若くエネルギー溢れる労働力が豊富で、かつ今後5年間で1,600億ドル相当の重要なインフラプロジェクトが展開され、強靱かつアジアで最も急成長を遂げる有望な投資先として注目されています。フィリピン政府は、日本政府とも強固なパートナーシップを構築しており、フィリピンへの投資を通じ、日本の多くの企業がビジネス創出の機会を享受できるものと期待しています。
またマーク・ビリヤール公共事業道路大臣は、フィリピンの経済開放を一層進めるドゥテルテ政権が掲げる「Build, Build, Build」プログラムをめぐる取り組みについて、「新たな経済連携を拡大していくために、これまで抑制的だった投資政策を再考し、投資の促進および投資家からの信頼回復を強化するための財政政策を推し進めていきます。さらに、フィリピン政府は、2015年に21.6%だった貧困を2022年には14%に減らすことを目標にかかげています。」と述べました。
またフィリピンでは、ドゥテルテ政権のもと、インフラ整備に関する政策をこれまでに類を見ない規模で、かつもっとも大胆かつ意欲的に実施していく予定です。この経済的機会の拡大に向けたインフラ整備について、マーク・ビリヤール公共事業道路大臣は次のように述べています。「現在フィリピンは、経済成長と経済活動を刺激するべくインフラ整備の黄金時代にあり、大量輸送設備の改修事業、道路、空港ターミナルの新設事業、公共交通機関の近代化など、大規模かつ戦略的なインフラ整備にむけた政策を推し進めています。」
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