株式会社KIBIと森興産株式会社が業務提携しオンライン学習を活用した外国人留学生支援体制を構築
「次世代の未来を照らし、世界と共に歩める日本を!」きれいごとと笑われても、曲げずに突き進むことを宣言します。
株式会社KIBI(本社:東京都千代田区 代表:山本洋平)と森興産株式会社(本社:大阪府大阪市中央区 代表:森隼人)は育成・教育・採用支援・就職支援における事業拡大を目的として業務提携致します。
KIBI(2013年~※会社設立は2018年~)・森興産(2012年~※会社設立は1987年~)は両社とも、外国人留学生の育成・教育、またその先の日本での就職のサポートを人材紹介事業として行っています。
そのような中、山本・森の両者がどんなに追い込まれても絶対に譲らなかったことは、外国人留学生の皆さまが国を離れ、母国語ではない言語で暮らす困難や寂しさ・心細さを共有し、彼ら一人ひとりに向き合うことでした。手間ひまかけずに効率よく紹介フィーの高い企業へ紹介する、ビジネスとしては素晴らしいスキームかもしれません。けれども、そのようなスキームは外国人留学生本位では決してありません。企業本位を一切排除して、ただひたすらに、一人ひとりに向き合いながら走ってきた両者が共鳴し合ったのは必然だったのかもしれません。
サポートしていた外国人留学生から、ある日このような相談が入りました。「別の紹介会社から紹介されたこの会社と、いまお声掛け頂いているこの会社とどちらを選ぶか迷っています。こういう条件なのですが、どう思われますでしょう?」私たちが決して自社の利益になるか否かで結論を出さないことが彼らには伝わっていることを私たちは確信しています。
私たちは、育成・教育こそが時代を牽引する礎であるとの志を同じくし、「お互いの違いを共有しあい、歩み寄ること」で「世界共通で同意できる想い」を醸成することが、国籍や言語など様々な違いを超える唯一無二の方法であると考えます。このステップについて、両社のアプローチの違い、つまり今回業務提携する上でのそれぞれの強みを紹介します。
一方KIBIは、「世界共通で同意できる想い」という一見抽象的なものを東京大学・東京工科大学・千葉工業大学との産学連携で「KIBI理論」として確立させ、機微力を提唱しています。機微力が組織にもたらすのは「どのような状況・環境でもこの人になら任せられる」という安心感です。機微力を後天的に身につけるプロセスを開発し、その力をはかる「機微力検定」(https://kibi-lab.or.jp/kibiabilitytest/)も創発しています。
また、森興産は「28」(https://www.iiwasabi.com/app/events/view/160)というオーバーワーク防止のためのアプリを、KIBIは「KIBIラーニング」(https://kibi-learning.com/)という日本の商習慣を学べるアプリをそれぞれ提供しています。
<今回の業務提携の具体的な目標>
1.日本社会はもちろん世界で活躍し輝き続ける人材の輩出
⇒森興産の数多くの外国人留学生支援の経験値に「世界共通で同意できる想い」を体系化したKIBI理論を掛け合わせることで、実際のビジネス現場に即した人材育成を加速させてまいります。
2.外国人留学生採用の先の未来を描く
⇒スイスの国際経営開発研究所(IMD)が2019年5月に発表した「世界競争力ランキング2019」によると、日本は前年の25位から30位に後退し、過去最低のランクとなっており、国際経験、起業家精神の不足等が指摘されています。外国人材の登用はまさしくこの日本企業の弱点を補うと言えます。企業の柔軟性・適応力をはぐくみ、知識の多様化はイノベーションを巻き起こす。私たちは、これこそが日本の次世代を照らす指針になると考え、外国人留学生採用支援を通して潮流を巻き起こしてまいります。
株式会社KIBI https://kibi-global.jp/
森興産株式会社 http://www.morikosan.co.jp/
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