タレス、EVERINGと協働し、日本における次世代ウェアラブルデバイスのセキュリティを向上
・急成長中の日本のフィンテックスタートアップである株式会社EVERING(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:川田 健、読み:エブリング、以下EVERING)は、「Less is Smart」のビジョンのもと、NFC(近距離無線通信)リングを開発し、日本の消費者に非接触型決済を提供します。
・タレスジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:シリル・デュポン、以下タレス)は、組み込み式のセキュリティと非接触型テクノロジーに加え、スマートリングによる安全な決済体験を提供します。
・タレスは日本のテクノロジー・スタートアップと初めて協働し、急速に発展する決済エコシステムにおいて日本の顧客とパートナーをサポートします。
・タレスジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:シリル・デュポン、以下タレス)は、組み込み式のセキュリティと非接触型テクノロジーに加え、スマートリングによる安全な決済体験を提供します。
・タレスは日本のテクノロジー・スタートアップと初めて協働し、急速に発展する決済エコシステムにおいて日本の顧客とパートナーをサポートします。
©EVERING
非接触型決済テクノロジーは、現在のコロナ禍の影響により、世界中の消費者への利便性提供を加速させています。さらに、非接触型決済デバイスをウェアラブルにすることで、ユーザーの日常生活によりシームレスに一体化させることができます。タレスは、銀行やその他金融機関に安全な決済製品を提供してきた豊富な実績を有しています。今後は日本のウェアラブルデバイスにも安全な決済サービスを提供して参ります。
NFCリングであるEVERINGは、「Less is Smart」をコンセプトに非接触型決済を実現します。セラミックでできた防水機能を有する同社のリングは、キャッシュレスおよびタッチレス決済に対応し、ユーザーは決済端末にリングを近づけることでシームレスな決済が可能です。EVERINGはバッテリーレスで充電が不要であり、ファッションとテクノロジー性、そして非接触型決済の利便性を兼ね備えています。
タレスは、デバイスのセキュアな組み込みチップとOSおよびデバイスを利用するためのパーソナライズサービスを提供し、決済デバイスの発行者であるEVERINGと共に、リングによる高速かつ安全な非接触型決済を実現します。リング内の決済データは顧客のプリペイドアカウントに直接リンクされます。また、リングの決済パーソナライズサービスにより、EVERINGは最適なデータ管理が可能です。リングの統合およびパーソナライズはアジアにあるタレスの専任チームが行い、エンドユーザーの日々変動するニーズに応えるためEVERINGと緊密にコラボレーションしていきます。
タレスジャパン株式会社、代表取締役社長シリル・デュポン(Cyrille Dupont)は「テクノロジーとファッション性を両立する非接触型決済リングの発売に際し、EVERINGと提携できることをうれしく思います。タレスは特にモバイル通信と銀行業務の分野において、日本で長年デジタルアイデンティティとセキュリティソリューションを提供してきました。今回の提携は、革新的なスタートアップと協業し、急速に発展する決済エコシステムにおける顧客をサポートすることで、タレスのコミットメントをさらに一歩進めるものです。このパートナーシップにより、タレスはフィンテック企業を含む代替決済を提供する日本企業とのビジネス開発への取り組みを加速するとともに、引き続きウェアラブルデバイスのテクノロジーを改善して参ります」と述べています。
株式会社EVERING、代表取締役CEO川田 健 氏は「パンデミックによる急速な普及により、日本の消費者は非接触型電子取引が今後も浸透していくことを認識しています。洗練されたデザインと機能性、そして最も重要なセキュリティの組み合わせにより、EVERINGは日本のキャッシュレス社会への加速の一助となる可能性を持っていると考えます。セキュリティおよび暗号化技術での確かな実績から、当社はタレスと提携することを決定しました。このパートナーシップにより、クレジットカード国際ブランドが求めるセキュリティ基準がリングに適用され、お客様のお取り引きが確実にセキュアに保たれることになります 」と述べています。
・EVERINGについて
2020年2月設立。日本でのキャッシュレス推進のみならずあらゆる認証をスマートに目指すことを目指し、事業開始。あらゆるつながりを、圧倒的にシンプルでスムーズに。直感的に理解できる、シンプルな操作性。体験の細部まで磨き上げたスムーズさ。日常の無駄を根本から解消していく。かざすだけで、すべてにつながれる。そんな未来を、あなたの指先にお届けしていきます。
・タレスについて
タレス(本社:フランス・パリ、Euronext Paris: HO)は、コネクティビティ、ビッグデータ、人工知能、サイバーセキュリティ、量子コンピューティングといったデジタルやディープテックのイノベーションに注力する先端テクノロジーのグローバルリーダーとして、社会の発展に向けた基盤形成により、誰もが信頼できる未来の構築を目指しています。
意思決定者への支援に注力するタレスは、防衛、航空、宇宙、陸上交通、デジタルアイデンティティ&セキュリティ市場に向けた製品・サービスの提供と共に、企業・団体・政府機関などあらゆる組織の重要性が高い業務遂行への貢献に尽力しています。
68カ国に8万1,000人の従業員を擁するタレスの2020年度売上高は、170億ユーロを記録しています。
・タレスジャパンについて
タレスジャパンは1970年に日本拠点として開設されて以来、大企業から中小企業を含む500以上のサプライヤーとの連携によって事業を成長させています。タレスグループは、科学ならびに日本政府向け安全保障・防衛、航空宇宙、多岐にわたる国内企業・移動体通信業者(MNO)・銀行・政府・民間企業向けのデジタルアイデンティティおよびセキュリティに関わるソリューションの提供をはじめ、空間・輸送・多岐にわたる産業用アプリケーションなどの幅広い顧客ニーズに対応できる事業を展開しています。ソリューションとテクノロジーの両分野における強力なポートフォリオによって、顧客ならびにパートナーからの要望に応えながら、協働プロジェクトを推進しています。当社は、大規模プロジェクト参画によって積み重ねてきた実績と豊富な経験の蓄積によって事業を継続成長させています。東京を中心とする従業員は150名に上り、国内の企業・団体との連携を図りながら、世界的なニーズへの対応によって国内における存在意義を高めています。
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