高齢者の「もう一度、歩きたい」へのサポートを強化。ポラリスとエス・エム・エスが業務提携
～ICTによる介護現場の業務効率化で、自立支援介護の広がりを目指す～
全国で自立支援特化型の通所介護施設（以下、デイサービス）を運営する株式会社ポラリス（代表取締役：森剛士／本社所在地：兵庫県宝塚市 ※以下「ポラリス」）と「株式会社エス・エム・エス（※以下「エス・エム・エス」）」は、業務提携を締結したことをお知らせいたします。本契約を通じ、ポラリスの自立支援介護のノウハウと、エス・エム・エスの介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」を組み合わせた新たなシステムを開発することで、“業務効率化”、“人材の定着”、そして“介護の質の向上”を推進していきます。
超高齢社会に伴い介護ニーズが増大する一方で、団塊世代が75歳以上になる2025年に、介護職員が約34万人不足する恐れがあるとの推計が厚生労働省から公表されるなど（※１）、介護の人材不足は深刻です。一方介護現場では、書類作成や保険請求などの間接業務や、紙による情報やり取りなど非効率な業務に追われ、本来の利用者ケアに向き合うことができない事業所が多く存在しています。
国も改善へ向け、ICT活用による生産性向上や業務効率化、働き方改革などを推し進めています。
2018年、自立支援・重度化防止に対するインセンティブ措置を大幅に強化する方針が政府から発表されました（※２）。これにより、自立支援介護の一層の広がりが期待されています。ただ、計画書やアセスメント（利用者の背景やニーズなどの聞き取り）は基本項目に加えて自立支援介護ならではの項目があるため、一般的な介護ソフトでは対応が難しく介護現場の事務作業が煩雑になっています。エス・エム・エスが保有する介護経営支援サービスと、ポラリスが蓄積する通所介護施設での自立支援介護のノウハウを組み合わせた新たなシステムを開発することで、“業務効率化”、“人材の定着”、そして“介護の質の向上”による自立支援介護の広がりを見据え、本業務提携を締結いたしました。
※１：厚生労働省「第７期介護保険事業計画に基づく介護人材の必要数について」より
※２：2018年10月22日 第20回未来投資会議にて
【今後について】
カイポケを利用するポラリススタッフ
【カイポケについて】
URL：http://ads.kaipoke.biz/
【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名 称：株式会社エス・エム・エス
所在地：東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者：代表取締役社長 後藤 夏樹
会社設立：2003年4月
資本金：22億876万円(2019年3月31日現在)
従業員数：連結：2,438人、単体615人（2019年3月31日現在）
事業内容：高齢社会を、介護、医療、キャリア、ヘルスケア、シニアライフ、海外の6つと捉え、さまざまなサービスを開発・運営
URL：https://www.bm-sms.co.jp/
【株式会社ポラリスについて】
ポラリスでリハビリを行う高齢者
名称：株式会社ポラリス
代表取締役：森 剛士
所在地：兵庫県宝塚市旭町3丁目9番1号 ポラリス本社ビル2F
会社設立：2002年7月
資本金等 ：333,490,000円
従業員数：513名（2019年7月1日現在）
事業内容 ：通所介護事業・居宅介護事業・研究開発事業・シングルマザー支援事業 他
URL：http://www.polaris.care/
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