スポーツXがアフリカ・ガーナでプロサッカーDiv1クラブの経営権を取得、若手選手の発掘と育成を目指す
2021年ガーナプレミアリーグ優勝を目指し、プロサッカークラブ経営のみならず、日本発のアカデミー機関を設立し、アフリカでの事業展開をしていきます。
スポーツX株式会社(京都府京都市:代表取締役 小山淳 以下「スポーツX」)は「Akosombo Krystal Palace(旧名称)」を買収し、西アフリカにおける本格的なプロサッカークラブ経営を目的とした新会社「Kings Palace Akosombo(日本語読みキングス・パレス・アコソンボ)」をガーナ※1国内に設立しましたのでご報告いたします。
<左から2番目Kings Palace FC Akosombo監督の八橋健一、左から3番目スポーツX代表取締役社長 小山淳、左から4番目Krystal Palace President Daniel Darko Boateng、左から5番目スポーツX執行役員 高橋純一、左から6番目Krystal Palace Vice President Gideon Fosu >
新会社が今後運営するのはプロサッカーリーグDivision1(2部相当)のキングス・パレスFC・アコソンボ (英名: Kings Palace FC Akosombo=新名称)となります。スポーツXは新会社の株式を60%保有し、アフリカサッカー市場に深くコミットすると同時に、アフリカの若者への機会提供、アフリカ大陸でのパートナーシップ締結を目指します。
スポーツXは近年、アフリカサッカー市場への進出を目的としてガーナサッカー界との関係を深めています。保有する関西地域リーグ所属「おこしやす京都AC」では東京五輪代表候補を含む5名のガーナ人選手がJリーグへのステップアップを目指して活躍しているほか、昨年はガーナのトップリーグで2シーズンにわたり監督として指揮を執った八橋健一がアドバイザーに就任しました。
今回スポーツXが買収し運営することになった「キングス・パレスFC・アコソンボ」は八橋健一が指揮を執り、今後のステップアップを目指す有望な若手選手の発掘に務めます。
日本プロ野球では1990年に日本との物価差に着目した広島カープが、ドミニカ共和国に野球アカデミーを設立。カープを経て米国MLBニューヨーク・ヤンキースにステップアップ後、日米通算2000本安打を達成したソリアーノ選手を発掘するなど、日本との物価の違いを利点とした運営で目覚ましい成果を上げました。近年もカープのセ・リーグ3連覇に大きく貢献した選手を複数輩出しています。
キングス・パレスFC・アコソンボはカープアカデミー同様、ガーナ出身の若手選手たちに適切なサッカー環境を提供することで、選手本来の能力を開花させ、より高いレベルの環境へとステップアップする機会を提供します。
しなやかで強靭な身体能力を有する西アフリカ出身選手は、今後ますます日本ならびに欧州のサッカー市場で存在感を増していくことが予想され、なかでもガーナには西アフリカ諸国でも群を抜き日本と親和性が高い選手が存在します。その国民性は争いを嫌い、規律を重視した温和な人々が多いなど日本社会と似た特長を持ちます。
また、ガーナは英国領からの独立後も英国連邦に所属し、公用語も英語であるため出身者が世界で活躍するにあたって言葉の問題もクリアが容易である利点もあります。
今回の新会社設立によりスポーツXは、上記ならびに末尾注釈に記載したようなガーナ社会の特長を活かしながらアフリカのサッカー市場開拓に務め、多くの若者に活躍の機会を提供し、今後のアカデミー事業、スポーツ教育事業をアフリカ全土へ展開していくノウハウの獲得を目指します。
※1ガーナについて
日本の約3分の2の国土、西アフリカではナイジェリアに次ぐ人口2883万人。進出日系企業数は44社、在留邦人数は361人(2017年)と、どちらも西アフリカ20か国のうち最多であり、西アフリカの大半がフランス語を公用語としている中、ガーナは英語を公用語とするナイジェリアと並ぶ数少ない英語圏で、コミュニケーションへのハードルが低くなっています。近年の大きな動きとしては、2010年12月に開始された石油の商業生産が挙げられ、石油収入を含めた2011年の経済成長率は15%を記録しました。また、2010年11月に適用されたGDP新算出法を基に計算した2019年の1人当たりGNIは1,190米ドルとなり、世銀の分類で中所得国となっています。
■Kings Palace Akosombo株式会社
名称 :Kings Palace Akosombo(ガーナ法人)
設立 :2019年6月予定
役員 :CEO 高橋純一
所在地 :ガーナ アコソンボ
事業内容:ガーナでのプロサッカークラブ運営他
■スポーツX株式会社概要
スポーツのクラブ運営、スクール運営のノウハウ提供を中心としたスポーツコンサルティング事業を幅広く展開中。本社は京都府京都市(2019年内中に本社機能を東京に移転予定)。
【クラブ】2009年に藤枝MYFCを設立。母体を持たないクラブ運営に特化した創業企業として5年でJ3リーグ参入に成功(いずれも史上初、史上最速)。2018年にスタジアム問題の解決とクラブの更なる発展のために藤枝MYFC経営権を地元有力企業にバイアウト。現在は、日本ならびに世界中でのクラブの経営を見越した「クラブ経営ノウハウの標準化」を進める一方、2例目となる「おこしやす京都AC」の運営・経営に従事。
【スクール】スポーツX社と資本業務提携を結ぶスクールパートナー社は日本・ベトナム・シンガポールにて13000人のユーザーを擁するスポーツ教育事業会社。アジア展開を含めれば日本企業としてはNO,1規模のスポーツ教育組織として事業を展開。
【海外展開】ミャンマーのプロサッカーリーグであるミャンマーナショナルリーグ (会長:Zaw Zaw ミャンマーサッカー連盟会長兼務)とミャンマー国内におけるサッカー選手の育成ならびに同国のサッカー代表チームの強化を目的とした合弁会社「ミャンマージャパンフットボールディベロップメント株式会社」を設立合意。また各国の財閥企業(サッカー熱が高く欧州サッカークラブの経営にも影響を持つ東南アジア企業中心)と協業の動きを加速化、アフリカ(ガーナ)でのクラブマネジメントプロジェクトも展開。
代表取締役社長:小山 淳
所在地:〒615-0807 京都府京都市右京区西京極東大丸町34番地スギテックビル(東京本社増設予定)
URL:http://www.sportsx.jp/
<本リリースに関するお問い合わせ>
スポーツX株式会社 執行役員:高橋純一
Email: takahashi@sportsx.jp
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