“話を聴くプロ”が台風19号の被災者対象の無料LINE相談を実施
~「台風19号心のケア相談」開設~
台風19号で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
日本で唯一の心理カウンセラーの業界団体である一般社団法人全国心理業連合会(東京都渋谷区、代表理事:浮世 満理子、以下「全心連」)は、一般財団法人全国SNSカウンセリング協議会(東京都港区、代表理事:江口清貴、三川剛)のもと、これまでのSNSを活用した自殺相談やいじめ相談、災害の心のケア相談等の知見を活かし、2019年10月28日(月)より、台風19号の被災者を対象に、専門のカウンセラーによるLINEを利用した無料相談窓口「台風19号心のケア相談」を開設しましたのでお知らせします。
日本で唯一の心理カウンセラーの業界団体である一般社団法人全国心理業連合会(東京都渋谷区、代表理事:浮世 満理子、以下「全心連」)は、一般財団法人全国SNSカウンセリング協議会(東京都港区、代表理事:江口清貴、三川剛)のもと、これまでのSNSを活用した自殺相談やいじめ相談、災害の心のケア相談等の知見を活かし、2019年10月28日(月)より、台風19号の被災者を対象に、専門のカウンセラーによるLINEを利用した無料相談窓口「台風19号心のケア相談」を開設しましたのでお知らせします。
■背景
全心連では東日本大震災の心のケア活動を、被災直後の2011年4月から現在まで継続して行っています。被災直後は延べ1,000人以上の心理カウンセラーボランティアが、約250ヶ所以上の避難所を訪問し、生活の現場に出かけ、泥かきや片付けを含めた幅広い生活支援を行う中で、なかなか話せなかったようなことをお聴きするリスニングボランティアを行いました。仮設住宅移行後は自治体が主体となり、保健師・社会福祉協議会職員・精神科医等と連携し、戸別訪問相談やコミュニティ構築のための心のケアイベント開催、行政職員・専門職・支援員等への研修会を実施しました。
これらの活動を通し、災害後、心理カウンセラーが被災者の方々の話を聴き、本当に必要な方々を専門機関につなぐことで、行政の窓口や病院がパンクすることを防いだり、現地で被災者が相談対応にあたることを回避したりすることができることがわかりました。
■被災者を対象としたLINE相談について
2018年6月22日(金)~7月1日(日)に、被災者を対象に初めて実施したLINE相談「大阪北部地震 心のケア」では、下記の結果が得られました。
また、相談者から「相談してよかった」「不安な気持ちが和らぎ、安心できた」等の声が聞かれ、早い段階で相談対応を行うことの効果も示されました。
■「台風19号心のケア相談」提供概要
期間:2019年10月28日(月)から2019年11月10日(日)、毎日、17時から22時まで(受付は21時30分まで)※終了日は変更になる可能性があります
担当:災害支援の経験のある、全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー(話を聴くプロ)
方法:専用のLINEアカウントを使用し、SNSでの相談を行う。なお、セキュリティが確保されたシステムを使用し、安心してご相談いただける環境にて実施
QRコード
一般社団法人全国心理業連合会(相談員協力)
LINE株式会社(実施協力)
トランスコスモス株式会社(システム協力)
実施事務局:
一般財団法人全国SNSカウンセリング協議会
■「話を聴くプロ」とは?
■団体概要
一般社団法人全国心理業連合会(全心連)
また、2011年からは、東日本大震災の震災ケアのために「TeamJapan300」というボランティアプロジェクトを立ち上げ、2019年10月現在でも、被災地において自治体への協力のもと、被災者に対する心のケアボランティア活動を継続して行っています。
<活動内容>
◇全国統一認定資格「プロフェッショナル心理カウンセラー上級・一般」、「ストレスチェックコンサルタント」の制度構築と運営
◇不適切な基準や表現を行っている企業/団体への是正勧告
◇被災地支援等ボランティアプロジェクト
団体名 : 一般社団法人全国心理業連合会
代表理事: 浮世 満理子
所在地 : 東京都渋谷区渋谷1丁目11番3号3階
URL : http://www.mhea.or.jp/
全心連では東日本大震災の心のケア活動を、被災直後の2011年4月から現在まで継続して行っています。被災直後は延べ1,000人以上の心理カウンセラーボランティアが、約250ヶ所以上の避難所を訪問し、生活の現場に出かけ、泥かきや片付けを含めた幅広い生活支援を行う中で、なかなか話せなかったようなことをお聴きするリスニングボランティアを行いました。仮設住宅移行後は自治体が主体となり、保健師・社会福祉協議会職員・精神科医等と連携し、戸別訪問相談やコミュニティ構築のための心のケアイベント開催、行政職員・専門職・支援員等への研修会を実施しました。
これらの活動を通し、災害後、心理カウンセラーが被災者の方々の話を聴き、本当に必要な方々を専門機関につなぐことで、行政の窓口や病院がパンクすることを防いだり、現地で被災者が相談対応にあたることを回避したりすることができることがわかりました。
■被災者を対象としたLINE相談について
2018年6月22日(金)~7月1日(日)に、被災者を対象に初めて実施したLINE相談「大阪北部地震 心のケア」では、下記の結果が得られました。
- これまでLINEでの相談は若年層において効果が見られていたが、30代で最も多く利用された
- 同時期に実施した電話相談に比べて、LINEの相談は約13倍の相談件数であった
また、相談者から「相談してよかった」「不安な気持ちが和らぎ、安心できた」等の声が聞かれ、早い段階で相談対応を行うことの効果も示されました。
■「台風19号心のケア相談」提供概要
期間:2019年10月28日(月)から2019年11月10日(日)、毎日、17時から22時まで(受付は21時30分まで)※終了日は変更になる可能性があります
担当:災害支援の経験のある、全心連公認プロフェッショナル心理カウンセラー(話を聴くプロ)
方法:専用のLINEアカウントを使用し、SNSでの相談を行う。なお、セキュリティが確保されたシステムを使用し、安心してご相談いただける環境にて実施
QRコード
協力:
一般社団法人全国心理業連合会(相談員協力)
LINE株式会社(実施協力)
トランスコスモス株式会社(システム協力)
実施事務局:
一般財団法人全国SNSカウンセリング協議会
■「話を聴くプロ」とは?
「話を聴くプロ」とは、全心連が公認する心理カウンセラーの全国統一認定資格「プロフェッショナル心理カウンセラー」の有資格者のことです。現場で役立つプロの心理カウンセラーは、相談者の心の声を丁寧にお聴きし、寄り添い、受け止め、対話を通して心のサポートを行っていきます。相談者を知識で判断することではなく、相談者を受容し、まず、すべてを聴くことが大切であることから、プロフェッショナル心理カウンセラーの愛称として、「話を聴くプロ」という名前をつけました。
プロフェッショナル心理カウンセラーは各団体で認定を出す心理カウンセラー資格とは違い、プロの心理カウンセラーとして必要な要素を検討し、社会人が心の専門家をめざすことを応援する資格として構築されました。心理学の知識や各種スキル、現場実習実績に加え、社会経験や倫理観、カウンセラー自身の自己成長といったものが総合的に判断されて取得することができます。■団体概要
一般社団法人全国心理業連合会(全心連)
心理業の健全な発展と誰もが安心して心のケアサービスを受けられる文化の創造をめざして2010年12月16日に発足した心理カウンセラーの業界団体です。産業・災害対策・福祉等幅広い分野の第一線で活躍している心理カウンセラーや、心理カウンセリング、メンタルトレーニングサービスを提供する企業・団体によって運営され、統一認定資格の制度構築、不適切な基準や表現を行っていると思われる企業への是正勧告等を行っています。
また、2011年からは、東日本大震災の震災ケアのために「TeamJapan300」というボランティアプロジェクトを立ち上げ、2019年10月現在でも、被災地において自治体への協力のもと、被災者に対する心のケアボランティア活動を継続して行っています。
<活動内容>
◇全国統一認定資格「プロフェッショナル心理カウンセラー上級・一般」、「ストレスチェックコンサルタント」の制度構築と運営
◇不適切な基準や表現を行っている企業/団体への是正勧告
◇被災地支援等ボランティアプロジェクト
団体名 : 一般社団法人全国心理業連合会
代表理事: 浮世 満理子
所在地 : 東京都渋谷区渋谷1丁目11番3号3階
URL : http://www.mhea.or.jp/
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