沖縄県うるま市のブランド豚「うるまの海ぶた」ふるさと納税返礼品受付開始!

戦後食糧難を救ったハワイの豚550頭、先人たちの想いを繋ぎ、新たなブランドが誕生。

うるま市役所

沖縄県うるま市にある、うるマルシェ(うるま市農水産業振興戦略拠点施設)は、有限会社池宮城畜産(うるま市 代表 池宮城宏)と共同でうるま市のブランド豚「うるまの海ぶた」を開発。ふるさと納税の返礼品として受付を開始しました。うるま市の特産品である「黄金芋」を餌に与えることで、豚独特の臭みが少なく、脂には甘味とコクがあり、ビタミンB1が一般豚の約2倍。美肌に良いとされるグリシンも多く含まれ、旨味成分の一種イノシン酸も多く含まれているのが特徴です。コレステロール値も低く美味しいと地元の方から評判です。戦後、ハワイから船でうるま市にやってきた豚550頭を運んだ、先人たちのゆいまーる精神を受け継ぎ、新たなブランド豚を誕生させたエピソードをご紹介します。

楽天ふるさと納税
https://item.rakuten.co.jp/f472131-uruma/14175/

ふるさとチョイス
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/47213/5668124

うるまの海ぶたうるまの海ぶた

  • うるまの海ぶた誕生の背景

「海から豚がやってきた」

沖縄は戦後、戦前10万頭いた豚は 7,731 頭にまで激減しました。ハワイに住む沖縄県系の人たちの協力で、ハワイから550頭の生きた豚を船で運び、うるま市勝連にあるホワイトビーチに届けられました。そこから全島に豚が広がり、沖縄の養豚業は復活しました。

このストーリーは、今でも沖縄県民に語り継がれています。平成28年3月5日にうるま市のうるま市民芸術劇場の敷地内に有志によって記念碑が建立されました。
 

うるま市民芸術劇場にある記念碑うるま市民芸術劇場にある記念碑

うるま市民芸術劇場にある記念碑うるま市民芸術劇場にある記念碑


豚を譲り受けた人の末裔で現在でも養豚業を営んでいるのは池宮城畜産の池宮城さんのみとなっています。
池宮城さんの父親は、550頭の豚のうち、雌豚1頭を譲り受け、池宮城畜産を創業しました。
この先人たちの功績をしっかりと継承しなくてはならないと、うるマルシェに豚を提供していました。
 

池宮城畜産の池宮城さん池宮城畜産の池宮城さん

 


大切に育てた豚が全滅そして必然的な出会い
2020年にうるま市で豚コレラが猛威を振るいました。大切に育てた豚は、全て殺処分することになり、池宮城さんは途方に暮れていました。

そんな矢先、うるマルシェ支配人の宮城さんから「一緒にうるまのブランド豚をつくりましょう」と声がかかり、池宮城さんは「よしやってやろう」と、うるまの海ぶたプロジェクトがはじまりました。

開発ストーリーを動画でもご紹介しています。

 

開発を担当したのは、うるマルシェの宮里さん。
「餌に何を混ぜたらよいのか、手の届く価格で、美味しい豚ができるのか」頭を悩ませました。

 


たまたま、芋ほりをしていたとき、黄金芋生産者の田中さんが「規格外の芋が出て、困っている」という話しを思い出し、田中さんに相談しました。田中さんは、このプロジェクトに賛同し、黄金芋を提供していただくことになりました。

黄金芋を提供していただいた田中さんのインタビュー動画もご覧ください。
 

 

 

 


宮里さんは、芋を洗って、カットして、乾燥しての繰り返しを手作業で行っていました。
ただ、この作業だと効率が悪く、生産性が向上しません。
そこで、もともと取引をしていた、うるま市で障がい者の就労支援を行っている「就労サポートありんこ」さんに相談し、作業を行っていただくことができました。

構想から2年の歳月
うるまの海ぶたは、養豚業の池宮城さん、黄金芋を提供していただいている農家の田中さん、飼料にするための加工をしていただいている、就労サポートありんこさん、販売を行う、うるマルシェ。
この4社が連携し、試行錯誤の末、多くの方たちの協力のもと、うるま市のブランド豚が誕生しました。

池宮城畜産の池宮城さんのインタビューもご覧ください。
 

 


豚コレラで豚を失っても、多くの方々と助け合った結果、うるまの海ぶたは、池宮城さんにとって新たな挑戦と希望になっています。

沖縄の食糧危機を救うために、尽力された先人たちの想い、ゆいまーる(相互扶助)の精神は、うるま市の方々に引き継がれています。

 

左からうるマルシェ支配人の宮城さん、池宮城畜産の池宮城さん、うるマルシェの宮里さん左からうるマルシェ支配人の宮城さん、池宮城畜産の池宮城さん、うるマルシェの宮里さん

  • うるまの海ぶたの今後の展開
現在うるマルシェに週4頭出荷していますが、出荷量を増やし、これからもっと安定的に供給し、多くの方にお召し上がりいただけるよう挑戦していくと、池宮城さんは意気込んでいます。

撮影日に生まれた豚の赤ちゃん撮影日に生まれた豚の赤ちゃん


豚舎の隣の畑には黄金芋を植えています。田中さんから苗をいただき、豚の餌のために育てているそうです。
3月か4月ごろに収穫予定で、就労サポートありんこさんの方と一緒に芋ほりをする予定とのこと。

海ぶた専用の黄金いも海ぶた専用の黄金いも

 

  • うるまの海ぶたをぜひご賞味ください!

池宮城畜産代表の池宮城さん池宮城畜産代表の池宮城さん

池宮城さんから皆さんにお伝えしたいこと
年配方から「昔の豚は甘くて美味しかった」と言われてきました。現在の豚の飼料の多くはとうもろこしが原料となっていますが、昔の豚は、芋やカズラを餌に与えていました。うるまの海ぶたは、黄金芋を飼料に配合しているため、昔の豚の味に近いと思います。

私は豚の飼い主です。非常に丁寧に育てて、黄金芋を食べさせて、豚の健康管理にも気を配っています。
ぜひ、一度ご賞味いただき、継続してご購入いただけると嬉しいです。

時と海を越え感動的な出会い
昨年開催された世界のうちなーんちゅ大会ではハワイに豚を送った方の息子さんと豚を譲り受けた方の息子、池宮城さんが感動的な出会いをしたそうです。うちなーんちゅの「ゆいまーる精神」は時を越えて遠く離れた海の向こうにいる方とも繋がっています。

うるまの海ぶたを通し、ゆいまーる精神が広がる、きっかけになることに期待します。

 

うるまの海ぶたの特徴
しゃぶしゃぶやすき焼きがおすすめです。
 

  • あっさりしているが旨味もあり美味しい
  • うるま市宮城島で生産された黄金芋を飼料に配合
  • ビタミンB1が一般豚の約2倍
  • 美肌に良いとされるグリシンも多く含まれる
  • 旨味成分の一種イノシン酸も多く含まれている

 

 

 

うるまの海ぶたうるまの海ぶた

うるまの海ぶたうるまの海ぶた

うるまの海ぶたうるまの海ぶた

  • 返礼品のご紹介

うるまの海ぶた 3種類セット(計1.5kg)
寄付金額:12,000円 送料無料
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/47213/5668124

うるまの海ぶた 3種類セットうるまの海ぶた 3種類セット

うるまの海ぶた 切り落とし(計2.0kg)
寄付金額:12,000円 送料無料
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/47213/5668125

うるまの海ぶた 切り落としうるまの海ぶた 切り落とし

うるマルシェ公式サイト
https://urumarche.com/

うるマルシェ公式インスタグラム
https://www.instagram.com/urumarche_urumacity/

うるま市ふるさと納税公式インスタグラム
ふるさと納税の返礼品出品事業者さんの想いをお届けしていますのでフォローしてチェック!
https://www.instagram.com/uruma_furusato/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

うるま市役所

0フォロワー

RSS
URL
http://www.city.uruma.lg.jp/index.php
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
沖縄県うるま市みどり町一丁目1番1号
電話番号
098-974-3111
代表者名
中村 正人
上場
未上場
資本金
-
設立
2005年04月