IID 世田谷ものづくり学校のコワーキングスペース、拡張します。
世田谷区池尻の旧池尻中学校校舎をリノベーションした複合施設
新スペース「#119 with digitalstage」では、感染予防対策を実施、コロナ以降の働き方へ呼応したコワーキングスペースを目指します。
「#119 with digitalstage」について
IID 世田谷ものづくり学校では、現コワーキングスペース「#309」の会員増加*、また昨今のリモートワークの普及とスモールオフィスの需要高を受け、施設内の1階119号室にコワーキングスペースを新設します。
スペースの拡張により、既存のコワーキングスペース「#309」と合わせて約70事業者の会員登録が可能となり、1日のデスク利用は15席から30席まで拡大します。
*=27事業者がコワーキングスペース入居会員として登録中。ものづくり学校全体としては63事業者が入居している(2020年10月現在)
▶IID 世田谷ものづくり学校のコワーキングスペースについて
https://setagaya-school.net/officespace/coworking-space
新コワーキングスペース「#119 with digitalstage」は、換気システムの完備、定期的な除菌作業、デスク毎へアクリルパーテーションの設置、また通常より広く間隔をとったオフィスのソーシャルディスタンスなどを実施し、新型コロナウイルス感染症への予防・拡大防止を意識したオフィス運営に努めてまいります。
同室はIT事業者の株式会社デジタルステージのオフィスが室内に併設されており、今後は同社と協働したIT・Web業界のトレンドをテーマとしたセミナーなども予定しています。
スペース拡張の経緯
在、館内には4つのオフィスタイプを用意し(下記の比較表参照)、60以上の事業者が入居しています。
2014年に開設したコワーキングスペースは年を追うごとに問い合わせや入居が増えています。
コロナ禍においても、近隣在住のフリーランスや個人事業主からの問い合わせ・申し込み、またリモートワーク移行により、自宅以外のワークスペースを求める事業者や現オフィスから当施設コワーキングスペースの法人プランへという問い合わせもあり、オフィスの在り方が変化していることを実感します。
そして、元々119号室に入居している株式会社デジタルステージでは、コロナ禍より社員のリモートワーク移行、会議や商談のオンライン化により、コロナ以降の働き方にシフトチェンジしています。
ものづくり学校のコワーキングスペース利用増加、そして株式会社デジタルステージのオフィス活用の変化から、119号室の一部を当施設が運営・管理し、この度コワーキングスペースを新設することとなりました。
株式会社デジタルステージ
「すべての人をクリエイターに」という理念の元、時代を創るアプリケーションやサービスを開発しております。
▶会社概要
https://www.digitalstage.jp/corporate/about.html
▶代表メッセージ
https://www.digitalstage.jp/corporate/about.html
ものづくり学校コワーキングスペースの特徴
コワーキングスペースの入居会員は、業種や世代も異なる他の入居事業者との出会いや交流から、事業に関するアドバイス、仕事の受発注、コラボレーションの機会が得られることが特徴の一つに挙げられます。
当施設では世田谷区内のコワーキングスペース、シェアオフィスは競合と捉えず、連携し相互のスペースを会員が利用し合えてもらえるような関係を目指しています。現在は区内のコワーキングスペース2施設と連携に関する取り交わしており、今年度も区内を中心に連携施設を増やしていく予定です。
利用料金
入居会員は「#119」と「#309」どちらのスペースも利用できます。
室内での交流が促進されやすい「#119」、作業に集中しやすい「#309」と特徴が異なりますので、作業内容や、その日の気分に合わせてご利用ください。
▶会員申し込みの流れ・利用規約は、下記リンク先をご参照ください。
https://setagaya-school.net/news/12994
ものづくり学校内のオフィスタイプ
2004年の開設から世田谷区内の産業振興、創業支援を目的に、「ものづくり」に携わる事業者へオフィスや店舗として貸し出しています。現在は4つのタイプを用意しています。
今後の予定・取組み
世田谷は「多様な働き方」「職住近接」が実践しやすいエリアと考えています。
今後はコワーキングスペース、IID LOUNGEの運用と創業支援向けサービスを充実させることで、起業・創業者への輩出(インキュベーション機能の強化)、世田谷の特徴を活かした産業活性(職住近接の実践、多様な働き方支援)へと発展させていきます。
また、地域との連携も施設では重要な取り組みです。コロナ以降は、これまでのワークショップやイベントからの学び・ものづくり体験の提供に加え、今後は出張授業での協力や入居者の仕事紹介、職業体験などをコーディネートし、教育面へ寄与することで施設価値を高めます。
■産業振興・創業支援関連
- オンラインのトークセッションセミナー「IID Innovator’s File」
https://note.com/monozukurigakkou/m/m66b8c304b6a7 - 世田谷の企業や人のインタビュー記事「世田谷ものづくり企業探訪」
https://setagaya-school.net/togo - フリーペーパー「せたがや、はたらきかた。」(現在第2号を区内を中心に設置中)
https://setagaya-school.net/news/12837 - 世田谷の就活生のためのオンライン面接ルーム「Yell Room(エールーム)」
https://setagaya-school.net/news/12726 - 初心者向けVR講座
https://setagaya-school.net/event/12696 - 世田谷発のもの・こと紹介「Setagaya Things」
- 創業支援ブース/コワーキングスペース向けキャンペーン
■地域連携・教育関連
- 世田谷パン祭り オンライン版(2020年11月14日〜)
https://setagaya-panmatsuri.com - 小中高生を対象としたワークショップ(3Dデータづくり、プログラミング、電子工作など)
- 区内の教育機関との連携(課外授業の受け入れ、出張授業の協力 など)
IID 世田谷ものづくり学校とは
IID 世田谷ものづくり学校は、2004年10月に廃校となった旧池尻中学校舎を再生した複合施設です。世田谷区と定期賃貸借契約を結び、株式会社ものづくり学校が運営しています。
行政の建物を民間主導で、そしてマネジメントも独立採算でおこなうビジネスモデルは都内初の廃校活用事例として、設立時から注目を浴びました。
設立当初から世田谷区と取り決めた「産業振興」 「地域交流」 「観光拠点化」 の指針に沿って活動しています。主な事業内容は“ものづくり”事業者へのオフィス提供・創業支援・ものづくり体験と交流の場の提供・スペースレンタル・地域コミュニティとの連携など。また、館内にはSHOP・カフェなどのスペースも併設されています。
IID 世田谷ものづくり学校
住所:〒154-0001 東京都世田谷区池尻 2-4-5
開館時間:11:00〜19:00
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
TEL:03-5481-9011
FAX:03-5481-9012
WEB:https://setagaya-school.net
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像