Z世代がつくっちゃった!学生視点の「相思相愛インターン」

学生と人事がコラボして開発するインターン。第一弾は株式会社ミルボンさんと!

株式会社dot

いま「就活」は、すごく大きな問題を抱えてます。

学生は「友だちより早く内定もらって安心したい」と思ってるし、企業は「競合より早くいい学生を確保したい」と狙ってる。だから、学生も企業も厚化粧してお見合いして、お互いの素顔や本音もわからないまま、内定、入社と進んでしまう。入社三年で新卒の三割以上が退社してしまう根本原因はここにある。

今の状態は、学生にとっても企業にとってもほんとに不幸なことなのです。

私たちはこの問題を本気で解決したい。そのためには、学生と人事がお互いを理解しあい、両者がハッピーな出会いをする場をつくること。そう考えて、学生と企業がコラボして一緒にインターンをつくっちゃうサービス「相思相愛インターン」を始めました。

第一弾のコラボ企業は、ヘア化粧品メーカーの株式会社ミルボンさん。

dot社員と約20人の就活生が中心となり、二ヶ月間かけてミルボンさんのインターンを設計・開発。いろんな業界、いろんな企業のインターン経験をもとに、①学生がホントに行きたいと思う、②企業が理想とする学生が来てくれる、③学生も人事も素顔で相互理解できる、ようなインターンを考えてみました!

 

 



■ 就活のあまいワナ


 近年、採用や教育に大きなコストをかけても「新入社員の3人に1人が3年以内に辞めてしまう」という驚きの状況が続いています。(厚生労働省 2017年) その最大の原因は「採用段階でのミスマッチ」です。(アデコ株式会社.2018)
 



 学生も企業もありのままの姿を隠して採用にむけてお互いに厚化粧し、入社のあとで「やっぱり違った」というのが今の就活の実態なのです。内定をもらうために必死に頑張った学生にとっても、採用のためにたくさんのコストをかけた企業にとっても、こんなに悲しいことはありません。

 本来、このミスマッチをなくすために行われているのが「インターンシップ」ですが、多くの短期インターンは、学生が会社の一室に集められ、採用に関わるワークショップやコンテストで競いあうという企画です。

 学生から見ると「企業の顔色ばっかりうかがって、息が詰まって素顔の自分をさらけだせない」そして「その会社で働くイメージがまったく見えない」悲しい内容になっているのです。しかし売り手市場のいま、このようなインターンではもう学生は集まらないし、何より内定辞退、早期退社につながってゆく原因ともなってしまいます。


■ Z世代が考える理想のインターン

 Z世代を研究する学生組織「イノベーションチームdot」では、せっかく結ばれたのに3年以内にお別れということが起きないように、お互いにありのままをさらけ出せる「相思相愛なインターンシップ」を学生と一緒につくっていくことを目指しています。

 この趣旨に最初に賛同いただいたのは、美容室向けのヘア化粧品メーカーの株式会社ミルボンさん!

 私たちは、就活生を20名ほど集めた「Z世代会議」(Z世代(1996年以降生まれ)の生の声を届ける商品開発会議)を二度行い、学生本人たちの就活の悩みやインターンシップについての本音を調査しました。
 

 

 

 


その上で「ミルボンさんが期待する学生像」がいっぱい集まり、さらに「(素のままの)ミルボンさんってすごい!」って思ってもらえるようなインターンを企画しました!そこで出来てきた企画が、私たちの自信作「目覚める2日間」です。

 


 ちょっと言葉であらわしにくいのですが、このインターンの一番の特徴は、私たちがすっごく大切にしてる「心理的安全性の高い場作り」です。もちろんスーツじゃなくって私服で、お菓子を食べながら、楽しいけれども、めちゃくちゃ濃い体験ができる二日間になるよう考えたこと。「競争」をあおるのではなく「共創」の仕組みを随所にとりいれていることです。

 もうひとつの特徴は、講師として、起業家であり学習院大学客員教授でもある斉藤徹さん (チームdotのアドバイザー) に全面的に参加してもらうこと。最新のイノベーション手法、例えば、デザイン思考、ジョブ理論、チームワークの科学などを学びながら「現実のミルボンさんの仕事や課題」に触れ「社員さんとも一緒になって問題解決」をしていくことです。

 




 ミルボンさんの希望される「何事にも真剣に取り組む、意識の高いガチ勢」にフォーカスし、学生と一体となって濃い体験をする。結果的に、参加した人の多くは、だんだんにミルボンさんを好きになっていく。そんな二日間にしたいと張り切っています。


■ 合同説明会にて、ちょいお披露目!

 そして、ついに先週6月22日。マイナビ「インターンシップEXPO」にて、このインターンをお披露目することになりました。反応が心配で見に行ったところ、一番小さなコマだったにもかかわらず学生がごったがえしてて、すごい大人気。ブース来訪者は一日で800名を超え、ガチ企画だったにもかかわらず、インターンへの応募もいっぱいいただけました! (写真はミルボンさんブース)
 


 最後に、ミルボンさんの採用チームのみなさまから、ありがたい言葉もいただきました!
『弊社では、実は夏季のインターンシップをあまりやったことがありません。すでに多くの企業が夏季の活動をされている中、ウチはどうしようかと悩んでいたところ、チームdotさんと出会い、学生側の実情を伺いました。企業側でどれだけ考えても、学生には学生の事情がある。。。だったら学生のみんなと一緒にインターンシップを企画すればいいじゃないか、と思い、dotさんにハブとなっていただいて、たくさんの学生の声を取り入れたインターンシップを構想しました。私たちにとっても初めての試みです。企業にも学生にも価値ある新しいインターンシップの形を生み出したいと思っています』

 このミルボンさんインターン「目覚める二日間」は、8月26日(月)27日(火)、9月19日(木)20日(金)。場所は京橋にあるミルボン本社で行われます。私たちチームdotも運営メンバーとして参加しますので、ご興味のある方、参加したい方、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!


■ イノベーションチームdot / 株式会社dot について

 Z世代が試行錯誤しながらつくっている、未来型の組織「イノベーションチームdot」は、約150名のアクティブな学生によるZ世代コミュニティです。学習院大学 斉藤徹客員教授の授業から飛び出し、自発的に学びを求める好奇心旺盛な学生が集まってます。「人を幸せにするイノベーションを世界に」ミッションとして、日々、新しいことにチャレンジしているチームです。自分たちZ世代が何者かを調査研究する学生組織でもあります。

 株式会社dot は、チームdotが好きすぎて、就活やめて起業した学生たちがつくったスタートアップ。イノベーションチームdotと企業を結ぶ役割を持ち、商品コラボ開発会議「Z世代会議」、次世代就活イベント「Z-1チャレンジ!」、グラレコサービス「みんなでグラレコ」、インターン開発「相思相愛インターン」などを、企業向けに広く提供しています。お取引先企業は、朝日新聞社、講談社、集英社、パナソニック社、マンダム社、ミルボン社、メンバーズ社など多数。社会人の皆さまからの熱い応援をいただいてます。

 ちなみに、株式会社dotの代表である冨田侑希は、学習院大学のイノベーション講義にて「新しい就活」を企画したことがきっかけでチームdotに入り、株式会社dotを起業しました。その経緯については、学習院大学の広報サイト「学習院 TIMES」に掲載されている冨田侑希の記事をご覧ください。

【G-Days】学習院大学に入学して、私の人生を変えた出来事
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/gakushuin/opinion/op098/page_01.html

 また、チームdotのアドバイザー、斉藤徹教授のブログでもdotの活動が記事としていくつも投稿されています。ぜひご覧くださいませ。

【Join the dots】イノベーションチームdot 関連記事
https://www.join-the-dots.net/blog/category/team-dot

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会社概要

株式会社dot

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URL
https://www.innovation-team-dot.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-59-4クエストコート原宿305
電話番号
080-6512-8219
代表者名
冨田侑希
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2017年05月