ビデオステップ、東京ドームシティにおいて​​動画を活用した技術伝承の実証実験を開始｜ウェアラブルクラウドカメラ、セーフィーと連携も

株式会社LAMILA（本社：東京都文京区、代表取締役：迎 健太）が運営する、動画教育プラットフォーム「VideoStep（ビデオステップ）」は クラウド録画サービス「Safie（セーフィー）」を運営するセーフィー株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役：佐渡島　隆平、以下「セーフィー」）と協業し、遠隔からリアルタイムで会話を行いながら実施した業務の録画データをシームレスに動画マニュアル化し、技術伝承や人材教育の効率化を目指す実証実験を、2022年8月1日(月)より株式会社東京ドームファシリティーズ（本社：東京都文京区、代表取締役社長：手島 康彦）の協力のもと実施しております。

 

• 協業の背景

実証実験における本連携のイメージ図

株式会社LAMILAは、技術伝承や人材教育の効率化を円滑に実現するために、文字や画像では伝わらない社内のノウハウをかんたんに動画で伝達するための基盤として、動画教育プラットフォーム「VideoStep」を提供しております。提供開始から、音声AIを活用して自動的に動画内で話している音声を字幕として文字起こしする機能や、機械翻訳で自動的に多言語化する機能を追加してきました。これまで、現場の業務手順動画やメンテナンス動画、システム操作手順動画などを、動画編集経験のない方がかんたんに動画化し、社内のノウハウを動画のデータベースとして共有していくための基盤を提供しております。

一方、サービスをご提供する中で、多くの企業様から、動画の撮影の効率化を図るためにウェアラブルカメラを活用できないかというお声をいただいておりました。

今回の実証実験にて、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」とシステム連携を行い、撮影された映像データをワンストップで「VideoStep」にインポートが可能となりました。インポートされた映像データは、「VideoStep」の独自の動画編集技術によって、動画編集経験のない方でも、かんたんに教育コンテンツ化することが可能です。

 

 

• 本実証実験の目的

今回、株式会社東京ドームファシリティーズ協力のもと、東京ドームシティ内の清掃業務・設備管理業務・施設運営業務において、また東京ドームグループが指定管理業務を受託している首都圏の公共施設において、人材育成におけるノウハウ化や人材の能力向上、知識技術の伝承、業務内容の共有を目的として、本連携の実証実験を行います。

この取り組みの中で、株式会社東京ドームファシリティーズにて、実施している作業を撮影者不要で、直接的に動画マニュアルとして資産化することを目指します。

 

・実施期間：2022年8月1日(月)～2022年9月30日(金)
・実施場所：東京ドーム、LaQua（ラクーア）、東京ドームホテル、宇宙ミュージアム TeNQ（テンキュー）、ミーツポート、東京ドームグループ指定管理施設　　　　　
・実施手段：Safie Pocket2、VideoStep

 

東京ドーム

東京ドームホテル

宇宙ミュージアムTeNQ

 

 

 

• 本実証実験の内容

（1）ウェアラブルカメラで撮影した映像をクラウド経由で取り込み、動画マニュアルの作成・共有時間を削減

今まで動画マニュアルを作成するためには、撮影〜編集〜共有までの工程が分断されていました。今回の「Safie Pocket2」と「VideoStep」のAPI連携により、ワンストップで動画マニュアルの作成・共有時間を削減することが可能となりました。 

東京ドーム内にて「Safie Pocket2」を活用して撮影している風景

（２）動画マニュアルを教育コンテンツとして、指導時間の削減と業務品質の向上を実現

これまでの教育は、対面での指導と紙のマニュアルの活用が基本となっていました。今回、動画コンテンツを活用して教育を行うことによって、ベテランスタッフの業務を均一化した状態で伝えられるようになりました。

東京ドーム内にてグラウンドメンテナンスを指導している風景

 

（３）動画マニュアルのデータベースを構築し、ペーパーレス化でマニュアルの検索時間を短縮
今まで、業務において何か不明点が生じた際には、紙のマニュアルから作業内容を探す必要があり、必要な情報に辿り着くまでに時間がかかりました。動画マニュアルをVideoStep上に蓄積していくことで、スマートフォンアプリからすぐに動画マニュアルを検索することが可能となり、業務実行までのスピードを短縮することが可能となります。

TeNQ内にてスタッフの質問対応を行っている風景

 

（４）豊富な経験と高い技術を有するベテラン社員の技術伝承を実現
ベテラン社員のノウハウは、カンや経験によるものも多く、文字や画像の情報だけでは十分に引き継ぐことができないことがありました。今回、株式会社東京ドームの施設部にて長年経験を積んだ設備管理のプロが指定管理施設で勤務する現場設備員に、設備点検や修繕、設備トラブル発生時の対処方法等の技術を伝承する際に、動画を活用することで、技術の伝承を効率化することに取り組んでおります。

「VideoStep」にて動画にカンコツを書き込んでいる風景

 

 

• 今後の展開

今回の実証実験を経て、教育コンテンツ化した動画を、実際に新人教育や改善会議において活用し、その後半年間に渡って、作業品質向上や教育工数の削減にどれだけ繋がったかを、より具体的に数値としてモデリングし、実証します。

今後、東京ドームファシリティーズ様では、全国の公共施設（体育施設、市民センター、福祉会館等）の施設管理や運営でも、「VideopStep」を活用した効率化を目指されます。

また、東京ドームファシリティーズ様と共同して実施した「VideoStep」と「Safie Pocket2」のAPI連携の取り組みを、現場のリモートマネジメントや技術伝承を実現されたい他企業にも展開し、「動画で働きかたを変える」というビジョンの実現に向けて、動画を活用したDXを推進します。
 

• サービス概要

動画教育プラットフォーム「VideoStep（ビデオステップ）」について
社内の文字や画像だけでは伝わらないノウハウやマニュアルを、音声AIを活用することでかんたんに動画にして蓄積できるクラウド型の動画教育プラットフォームです。
「動画とAIで、働きかたを変える」というビジョンをもとに、少子高齢化社会の中で貴重なノウハウを動画として社会に残せるインフラを構築しています。製造現場の手順か、システムの操作手順、営業ノウハウなど、個々人の属人的な知識を動画で標準化し、企業内の動画DXを推進します。
・VideoStep（ビデオステップ）に関する詳細はこちら
https://videostep.io/

クラウド録画サービス「Safie」について
Safie（セーフィー）はカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。
「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。
「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、 医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。
・Safie（セーフィー）に関する詳細はこちら
https://safie.link
 

• 本件に関するお問い合わせ

株式会社LAMILAカスタマーサクセス本部本部長　
竹次智優
MAIL：[e-mail]
 

• 会社概要

【セーフィー株式会社　会社概要】
会社名：セーフィー株式会社
代表者：佐渡島 隆平
創業　：2014年10月
事業　：クラウド録画・映像管理プラットフォーム「Safie（セーフィー）」の運営

【株式会社東京ドームファシリティーズ　会社概要】
会社名：株式会社東京ドームファシリティーズ
代表者：手島 康彦
創業　：1985年2月
事業　：クリーン事業、メンテナンス事業、セーフティ事業、イベント事業、指定管理・一般受託事業、建築・不動産事業

【株式会社LAMILA　会社概要】
会社名：株式会社LAMILA
代表者：迎 健太
創業　：2019年5月
事業　：動画教育プラットフォーム 「VideoStep（ビデオステップ）」の運営
※記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、 あらかじめご了承ください。