【ひとり親家庭のコロナ対策】離婚後離れて暮らす親と子どもをつなぐオンライン面会交流サポート開始

万が一に備えて親同士が連携を！元夫婦が顔を合わせず親子交流できるzoomオンライン面会交流サポート

一般社団法人りむすび

2020年4月27日 11時57分

離婚後、両親で子育てをする"共同養育"実践に向けたサポートを行う一般社団法人りむすび（所在地：東京都世田谷区）では、シングルマザーやシングルファザーのコロナ対策の一環として、離れて暮らす親との協力体制を築き継続した親子交流をはかるために、zoomを活用したオンライン面会交流サポートを2020年4月から開始しました。

両親がコロナに感染した際に子どもの養育や行き場所が課題提起されているなか、ひとり親家庭においてはマンパワーがひとりであることからこの問題は切実です。離婚後離れて暮らす父親母親は子どもにとって唯一無二の親であり、万が一の時のために親同士が協力できる体制を整えておくことは子どものためにもリスクヘッジになります。

当会の提供するzoomを活用したオンライン面会交流サポートでは、当会が間に入ることで元夫婦が顔を合わせずに済むため、心の負担を軽減させながら親子交流を実施することが可能です。また、感染予防のために面会交流が中断しているご家庭においてもご活用いただけます。

また、離婚後の子育てや元夫婦での関わり方についてお悩みの方に向けて、LINE＠にて初回無料相談も行っております。

zoomオンライン面会交流

当会では、別居離婚後の親子が継続して交流をはかるために、zoomを利用したオンラインでの面会交流を実施しております。当会が仲介に入ることで親同士が顔を合わせることを回避しながら実施することができます。

＜オンライン面会交流（りむすびwebサイト）＞
https://www.rimusubi.com/online

＜動画＞
https://youtu.be/BEkDvN12wPw

◼️zoomオンライン面会交流の流れ
（同居親：子どもと暮らす親、別居親：子どもと離れて暮らす親）
1. りむすびがzoom開室
2. 同居親とお子さんがzoomへ入室（5分前）
3. 同居親とりむすびで引き継ぎ事項などの確認
4. 同居親は別部屋などへ移動
5. 別居親zoom入室
6. zoom内で交流
引き渡し型：りむすびは映像音声OFFにして離席・待機します
付き添い型：りむすびは映像音声ONで会話を聞き必要に応じて適宜会話にも入ります
7. 交流終了後、別居親退室
8. 同居親にお戻りいただく
9. 終了
10.次回実施に向けてご両親各々へヒアリング

◼️ご利用条件
・ご両親双方の事前面談および合意書の締結が必要となります。

◼️サポート費用
・事前面談：12,000円／90分
・zoom面会交流サポート：12,000円〜
（詳細はご面談の際にご説明いたします）

LINE＠無料相談

「自分がコロナに感染したら子どもをどうしよう。今更元夫や元妻へ連絡しずらい」など、離婚後の子育てや元夫婦での関わり方についてお悩みの方に向けて、元夫婦が円滑に関われるためのサポートいたします。
LINE＠にて初回無料相談をを受付中です。

社会的背景

「ひとり親家庭における社会的課題」

別居・離婚後も子どもにとっては親はふたりであるにもかかわらず、現在、子連れ離婚家庭において離れて暮らす親と会えていない子どもは約7割にものぼり、毎年16万人ずつ増えています。

しかしながら、日本においては離婚後は単独親権であり、ひとりで育てるための「ひとり親家庭支援」は拡大しているものの、離婚後も両親で子育てする「共同養育」が普及していないのが現状です。

ひとり親家庭の貧困、育児放棄、虐待が社会的課題となっているなか、今後共同養育を行っていくための支援は必須であり、共同養育を普及することがひとり親家庭における社会的課題の解決の糸口にもなるといえます。

また、2019年10月法務省から共同親権導入検討研究会の立ち上げの発表がありました。離婚後単独親権なのはG７の中で日本だけという現状のなか、離婚後の親権のあり方、離婚後の子育てに対して社会をあげて議論することが望まれます。