フリッツ・ハンセンがスケアラックの買収を発表
成長を続けるフリッツ・ハンセンがデンマークのスケアラックの買収を発表
フリッツ・ハンセンとスケアラック(SKAGERAK)は、ともにトップレベルの品質を備えた家具とインテリアアクセサリーを手がけるブランドです。スケアラックの買収により、フリッツ・ハンセンの家具、照明、アクセサリーのコレクションにアウトドア家具が新たに加わります。この度の買収は、アジア、中欧、北米の流通チャネルおよびショールームを強化するために行われた大々的な投資とともに2019年にスタートしたフリッツ・ハンセンの意欲的な成長戦略の一環です。
1976年にデンマークで創業されたスケアラックは、家族およびパートナー経営のブランドです。社会的責任とともにヒトと地球の両方に優しい家具をデザイン・製造している同社は、プロダクトデザインから製造プロセス、さらにはパートナーとお客様との関係性に至るまで、すべてのことにおいて最高レベルのスタンダードを掲げています。収益が倍増した2020〜2021年には過去最高の決算結果を記録し、あらゆる市場において大きな成長を遂げました。
買収についてフリッツ・ハンセンのジョセフ・カイザーCEOは、次のようにコメントしました。「スケアラックとフリッツ・ハンセンは、自然な組み合わせです。両社は、北欧デザインの伝統と社会的責任ある製造に深く根ざしているだけでなく、トップレベルの品質を備えた家具とインテリアデザインの代名詞でもあります。スケアラックを迎え入れたことで私たちは、個人ならびに企業のお客様にいままで以上に豊富な製品ラインアップを提供することができます。さらには、デンマーク本国およびグローバルビジネスも強化することができます。フリッツ・ハンセンといくつもの価値観を共有するスケアラックは頼れる存在です。私たちは、スケアラックを仲間に迎え入れることを喜ばしく思っています」
良好な市場環境と大々的な投資により、2020年のフリッツ・ハンセンは力強い財務実績を実現しました。同社は、スケアラックとともに成長し続けることを期待しています。
フリッツ・ハンセンと基本的な信念を分かち合うだけでなく、卓越した顧客サービスや社会的責任のある課題にも積極的に取り組むスケアラックの姿勢は、両社にとって有益で豊かな未来をもたらしてくれます。
「妻ヴィブケと私は、私たちが暮らす世界——とりわけ共に仕事をする人々を気遣うことができる力強いビジネスを構築できたことを誇らしく思っています。デザインと美意識という観点から見て、スケアラックの製品は耐久性と責任の象徴です。私たちの製品は、お客様が何世代にもわたってお楽しみいただけるようデザインされています。世界的な名声、力強い文化、長期的な視点を持つフリッツ・ハンセン ファミリーの一員に迎え入れてもらえて、とても光栄です。私たちは、スケアラックにぴったりのホームを見つけました」と、買収についてスケアラックのオーナー兼CEOのイェスパー・パンドゥロは述べました。
両社は、買収の金銭的な詳細を明らかにしないことで合意しました。
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