ケンブリッジコンサルタンツ、日立製作所とプラスチックゴミの課題解決に向けた共同技術開発を開始
~合成バイオ技術を応用し、環境負荷を軽減~
画期的なイノベーションを専門とするケンブリッジコンサルタンツ(本社:英国ケンブリッジ、CEO:エリック・ウィルキンソン)は、株式会社日立製作所 研究開発グループと「協創の森パートナーズプログラム」を提携し、プラスチックゴミの課題解決に向けた共同技術開発を開始したことを、お知らせします。「協創の森」は、本年4月11日に、東京都国分寺市の日立製作所中央研究所内に開設した顧客協創型の研究開発新拠点であり、協創から生まれるイノベーションを加速させることで、人間中心で持続可能な社会の実現をめざしています。ケンブリッジコンサルタンツは「協創の森」パートナーの一社として参画しています。
プラスチックによる環境破壊がこれまでになく注目される中、企業は製品の加工や包装も含めたライフサイクルが環境に及ぼす影響を見直すよう迫られています。ケンブリッジコンサルタンツには、製品設計の段階で持続可能なバイオプラスチックを取り入れたり、プラスチックゴミの分解加速のために合成バイオ技術を活用したりと、長年取り組んできたノウハウがあります。日立製作所にも、技術応用研究の実績があるため、今回の共同開発では、冒頭の3か月間でビジネス事例を研究し、両社の技術や知見を持ち寄ります。
ケンブリッジコンサルタンツのアジア事業部統括責任者マイルズ・アプトンは、次のように述べています。「『協創の森』プロジェクトで日立製作所と新たな提携関係ができることを光栄に思います。ケンブリッジコンサルタンツは2014年から日立製作所と共同で抜本的な技術革新に取り組んでおり、今回の協創をその次の段階として捉えています。日立製作所が新しいイノベーション・モデルに積極的に取り組み、ビジョンを共有するさまざまな外部企業との提携を進めていることを、大変嬉しく思います」
日立製作所 研究開発グループ テクノロジーイノベーション統括本部 副統括本部長 兼 中央研究所 所長の矢川 雄一氏は、次のように述べています。「日立製作所中央研究所は1942年に国分寺に設立され、10年、20年後を目標とする基礎的研究を行うとともに、今日の課題にも取り組むことを理念として掲げてきました。世界が相互の結びつきを強めるなかで、複雑化する社会課題を解決する未来のイノベーションを生むためには、世界レベルの技術を持つパートナーとの強固な関係が必要となります。ケンブリッジコンサルタンツとの協力のもと、日立製作所の最先端技術とビジョン・デザインを通じ、人間中心で持続可能な社会づくりに寄与できることを楽しみにしています」
※本件は、2019年 9月18日に英国で発表されている内容です。
ケンブリッジコンサルタンツについて
ケンブリッジコンサルタンツは、画期的な製品開発、知的所有権の創出やライセンス、技術的な難題に対するビジネスコンサルティングを世界中のクライアントに向けて行っています。市場初となる製品の立ち上げ、新規市場参入、新技術導入による既存市場の拡大など、クライアントがビジネスチャンスを成功に変えるお手伝いを60年近くにわたり継続してきました。英国ケンブリッジ、米国ボストン、シンガポールに拠点を置くエンジニア、科学者、数学者、デザイナーを含む850人以上のスタッフが医療技術、産業および消費者向け製品、デジタルヘルス、エネルギー、ワイヤレス通信などの多様な分野におけるソリューションを提供します。詳細は、https://www.CambridgeConsultants.comをご参照ください。
ケンブリッジコンサルタンツは、Altranグループの一員です。AltranはエンジニアリングおよびR&Dサービスの世界的リーダーであり、イノベーションの新たな方法をクライアントに提供しています。構想から産業化まで携わるプロジェクトの全てのバリューチェーンにおいてクライアントと共に取り組みます。2018年、Altranグループは29億ユーロの収益を上げており、世界30カ国以上の拠点で、47,000人以上のスタッフを有します。詳細は、https://www.altran.comをご参照ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- 経営・コンサルティング
- ダウンロード