エクスペディア・グループが旅行業界支援策に最大300億円を投入
パートナー、旅行地、旅行業界の回復に向けた支援策を世界規模で実施
2020年6月15日 (東京) - 世界最大級のオンライン旅行会社であるエクスペディア・グループは、最大2億7500万ドル (約300億円)を投じ、新型コロナウイルス (COVID-19)感染拡大による影響を受けた宿泊施設等のパートナーを支援するとともに、旅行業界全体の回復に向けた取り組みを促進することを発表しました。
2020年4月にエクスペディア・グループが実施した調査※1によると、新型コロナウイルスによる影響から回復するためにパートナー施設がオンライン・トラベル・エージェント(OTA)に求めるサポートは、大きく4つに分類されます。レジャー目的の旅行と国内旅行の需要動向に関する情報、エクスペディア・グループのサイト内での露出度向上、旅行や観光の需要創出のためのマーケティング投資、資金面での支援です。
この調査結果に基づき、エクスペディア・グループは下記の支援策を世界規模で展開します。旅行業界全体の回復のほか、個人経営や小規模チェーンで事業を行うパートナー施設への支援、消費見込みの高い旅行客に向けた呼び込み、キャッシュフローの改善支援のための取り組みから構成されています。
エクスペディア・グループのトラベル・パートナーズ・グループ プレジデント、 シリル・ランクは次のようにコメントを発表しています。
「今回旅行業界が受けた影響を、ひとつの施策ですべてを回復させられるとは考えておりません。旅行需要の回復には、これまで以上に政府機関や様々な企業と連携し、取引先であるパートナーのニーズを深く理解する必要があります。また、今回の支援施策は、旅行業界をよりを力強く、包括的で、持続可能な世界規模のビジネス構造へと再建させるための、長い道のりの第一歩であると捉えています。」
エクスペディア・グループの旅行業界支援策の概要については、以下の通りです。
取引先であるパートナー宿泊施設に向けて:
- マーケティング費用及び資金面での支援に最大2億5000万ドル(約270億円)を投入
- 旅行者の動向を追跡できる独自データの提供
旅行先である地域に向けて:
- 旅行先である地域を主体としたキャンペーンへの資金投入
- 世界規模でのブランド・キャンペーン、「次はどこへ行く?(Where Next?)」を実施
旅行業界全体に向けて :
- 宿泊施設での安全衛生対策を旅行者へ向け公開
- 宿泊施設料金プランの約70%が返金可能に
- 休業中のスタッフへのトレーニング支援
エクスペディア・グループの取り組みに関する詳細についてはエクスペディア・グループまでご連絡ください。その他の支援施策に関する情報はExpedia Group COVID-19 resource center (https://welcome.expediagroup.com/en/covid-resource-center)にてご覧いただけます。
※1) 10,551件のパートナー施設を対象に実施したエクスペディア・グループの調査に基づきます
エクスペディア・グループについて
エクスペディア・グループは旅行と人々の間に立ちはだかる壁を打ち破り、旅行をより楽しく、実現可能に、そして身近なものにすることを目指しています。お客様・パートナー様と、世界との距離を縮めることが私たちの使命です。自社のプラットフォームとテクノロジーを多岐にわたるビジネス・ブランド ポートフォリオで駆使して旅行を促進し、世界規模かつ各国や地域に適した旅行サービスを提供しています。エクスペディア・グループ 傘下の旅行ブランドには、Brand Expedia®、Hotels.com™、Expedia® Partner Solutions、Vrbo®、Egencia®、trivago®、HomeAway®、Orbitz®、Travelocity®、Hotwire®、Wotif®, ebookers®、CheapTickets®、Expedia Group™ Media Solutions、Expedia Local Expert®、CarRentals.com™、Expedia® CruiseShipCenters®、Classic Vacations®、Traveldoo®、VacationRentals.com and SilverRail™ が含まれます。
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