長崎県の離島 壱岐島にある壱岐イルカパーク&リゾートと専門学校福岡ビジョナリーアーツが連携協定を締結
ドルフィントレーナー専攻コース創設など、教育や研究を軸に地方創生を推進
IKI PARK MANAGEMENT株式会社は、長崎県壱岐市が進めている交流人口拡大による地域経済活性化の取り組みの地方創生拠点となる「壱岐イルカパーク&リゾート」の指定管理者です。
本協定により、 IKI PARK MANAGEMENT株式会社は、専門学校 福岡ビジョナリーアーツで2021年に創設される「ドルフィントレーナー専攻コース」の学生の実地研修の壱岐イルカパーク&リゾートでの受け入れや、壱岐市と大学等と連携し、イルカの行動生態調査、動物介在療法、繁殖等の研究などを行うなど、壱岐イルカパーク&リゾートを観光施設としてだけではなく「教育の場」としても活用する取り組みを推進していきます。また、専門学校と施設が提携し、カリキュラムの半分以上を施設で学ぶことは日本で初となります。
本協定は、3者が相互に連携を強化し「共創」していくことにより、多様なステークホルダーと恒久的な関係性を構築し、観光・教育をはじめとした様々な分野で、より良い社会の形成と関係人口創出による地方創生の実現を目的としています。
連携概要
■ 教育、人材育成等
・専門学校 福岡ビジョナリーアーツにおいて、2021年より「ドルフィントレーナー専攻コース(2年制)」を創設。(30名程度を想定)
・本専攻コースの実習先施設として、「壱岐イルカパーク&リゾート」が学生の実地研修を受け入れ。(カリキュラムの80%が実地研修、そのうち半分程度が壱岐市予定)
・1ヶ月のカリキュラムの内訳は、実習2週間を壱岐、授業2週間を福岡の学校を想定 。
※詳細については、今後、2021 年春に向けて調整します。
■研究等
・壱岐市、大学等と連携して実施する飼育下のイルカの行動生態研究、動物介在療法に関する研究、繁殖に関する研究について、専門学校 福岡ビジョナリーアーツとも協力して実施します。特に、ドッグセラピー等の実績をもとに、動物介在療法の分野で連携。
※大学等との研究については、コロナ禍の影響により、延期となっております。コロナ禍の収束状況によりますが、2021 年より開始予定です。
専門学校 福岡ビジョナリーアーツ カリキュラム概要
■繁殖・生態学実習
イルカの生態・繁殖研究など、イルカパークと共同で行い、知識を深めます。
■ドルフィンリサーチ
行動調査を行い、動物介在療法(セラピー効果)など幅広く学ぶことで卒業後の選択肢を広げます。
■ドルフィントレーニング
イルカを飼育しコントロールするのではなく、自然な状態でイルカと接し、イル カと会話できるぐらいのコミュニケーションを育みます。 他
壱岐市 市長 白川博一氏コメント
本連携協定を機に、観光施設である壱岐イルカパーク&リゾートに「教育の場」という新たな価値が加わり、学生をはじめ多くの方々と交流の輪が広がることで、繰り返し壱岐島へ訪問いただける関係人口が生まれ、地方創生の実現に繋がることを期待しております。
専門学校 福岡ビジョナリーアーツ 理事長 安達 建之氏コメント
壱岐市と壱岐イルカパーク&リゾートと包括的な提携ができたことを感謝しています。私たちの学園にはペット学科があり、学生たちが動物たちと実際に触れ合って、実体験から学んでいくことを、大事にしています。 教室の中だけで学ぶのではなく、実際にイルカに触りながら、生態からトレーニング方法、繁殖等、様々な研究やトレーニングについて、学んでいきたいと考えています。
IKI PARK MANAGEMENT株式会社 代表 高田佳岳氏コメント
日本で一番イルカとの距離が近く、ステキなドルフィントレーナーが育ち、イルカと対話ができる施設になるよう、全力で努めていきます。
長崎県壱岐市
平成16年に郷ノ浦町・勝本町・芦辺町・石田町の4町が合併して誕生。
福岡市と対馬市の中間に位置し、福岡市博多港から高速船で1時間。
人口 26,070 人、11,684 世帯(R2年9月)
公式サイト:https://www.city.iki.nagasaki.jp/index.html
専門学校 福岡ビジョナリーアーツ
学校法人福岡安達学園
代表者:理事長 安達 建之(あだち たてゆき)
住 所:福岡県福岡市博多区博多駅前3-16-3
電話番号:0120-311-700(フリーダイアル)、092-477-1011(直通)
E-mail:ad-info@fva.ac.jp(担当:広報部 北崎)
公式サイト:https://www.va-f.ac.jp/
壱岐イルカパーク&リゾート
1995年、長崎県壱岐市が市営でイルカの保護を目的に創業。創業以来、市営にて運営し、至近距離でイルカとふれあえる施設として、年間約2万人程の島内島外の来場者が訪れてきました。2018年、長崎県壱岐市と内閣府の国境離島アドバイザーである高田佳岳が共同出資し、「IKI PARK MANAGEMENT 株式会社」を設立、2019年4月25日(木)にリニューアルオープンを迎えました。また、同年、アメリカフロリダ州にあるドルフィンリサーチセンター(DRC)と世界で初めて施設としての飼育技術提携を行い、DRCが提唱する”Relationship Based Training”を取り入れ、ヒトとイルカの信頼関係構築を基礎とした飼育を実践し、日本国内への技術普及を推進していきます。
■オフィシャルHP / SNS
HP: http://www.ikiparks.com/
Instagram : http://instagram.com/ikiirukapark/
Twitter : https://twitter.com/iki_irukapark
Facebook : https://www.facebook.com/ikiirukapark/
■開館時間
平日 9:30-17:30 (夜間営業は繁忙期のみ)
土・日・祝 9:30-17:30 (夜間営業は繁忙期のみ)
■住所 〒811-5512 長崎県壱岐市勝本町東触
■アクセス
◎福岡県から(九州郵船)
博多港発→芦辺港 or 郷ノ浦港
高速船 約70分 / フェリー 約140分
◎佐賀県から(九州郵船)
唐津港発→印通寺港
フェリー 約100分
◎長崎県から(オリエンタルエアブリッジ)
長崎空港→壱岐空港
飛行機 約30分
IKI PARK MANAGEMENT株式会社
長崎県壱岐市と内閣府の国境離島アドバイザーである高田佳岳が共同出資し、2018年に設立。
壱岐市内の公営遊休施設をファシリティマネジメントにより有効活用し、官民連携で潜在的な資源を磨き上げ、観光交流人口の拡大や、観光消費の拡大により、島の経済浮揚を牽引することを目的としている。その第一歩として、壱岐イルカパークのリニューアルに加え、バーベキュー、マリンアクティビティ事業、キャンプサービスなど島の自然を活かしたアウトドアやレジャーを軸に展開している。
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