ベトナムで医薬品マーケットプレイスを展開するBuyMed(バイメド)のプレシリーズAラウンドにおいて出資

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(代表取締役:田島 聡一、本社:東京都港区)は、同社が運用するGenesia Venture Fund 2号(以下:GV-2)より、ベトナムで医薬品マーケットプレイス事業を展開する、BUYMED PRIVATE LIMITED(以下:BuyMed(バイメド)、代表取締役:Peter Nguyen、本社:シンガポール)に対し、プレシリーズAラウンドにおいて出資しましたことをお知らせいたします。
同ラウンドの出資者は、セコイア・キャピタル(本社:アメリカ) の運営するSurge Accelerator Program[*1]と、既存株主のコクーン・キャピタル(本社:シンガポール)[*2]で、BuyMedの調達総額は、$2.5M(約2.7億円)です。なお、BuyMedは、Surge Accelerator Programの第3期に唯一のベトナム企業として参加しています。


【BuyMedについて】
https://thuocsi.vn/


BuyMedが運営する、医薬品マーケットプレイス「Thuocsi.vn」は、直近6ヶ月間で250%の急成長を達成しており、ベトナム国内の7,000以上の認証済みの医薬品バイヤー(薬局、診療所、病院)と700以上の正規の医薬品サプライヤー(販売業者、卸売業者、メーカー)をマッチングしています。

ベトナムの医薬品マーケットは、流通の大部分がグレーマーケット(非正規の仲介業者により運営されている医薬品販売市場)に依存しており、偽物の医薬品・医療機器流通などによる安全性の不足、複数の仲介業者が介入することによる価格高騰、煩雑な購買プロセスなどの問題を抱えています。

その中でBuyMedは、認証済みのバイヤーと正規のサプライヤーをオンラインでマッチングすることで、安全な正規医薬品をオンラインで安価かつ便利に購入することを可能にしています。将来的にはベトナムだけではなく東南アジア諸国への事業展開により、東南アジアの医薬品・医療機器市場US$65B(約7兆円)の再定義を目指しています。

新型コロナウイルスの感染拡大により、ベトナムにおいても2月初旬より一部の国からの入国制限、3月22日より外国人の入国停止、4月1日より全国で15日間のロックダウン(社会的隔離措置)を実施してきました。その後、感染拡大リスクの低下により、4月23日より一部地域から不要不急の外出禁止を解除していますが、こうした状況の中で、BuyMedはバイヤーの医薬品購買ルートの多様化と、サプライヤーの医薬品販売チャネルの分散化をサポートしてきました。オンラインでの医薬品売買はオフラインのグレーマーケットと比較して感染リスクが低いこともあり、新型コロナウイルス感染拡大の状況下では特に、バイヤー・サプライヤー双方から大きな需要を受けてきました。

CEOのPeter Nguyenは、次のように述べています。
「ロックダウンにより、多くの医薬品販売業者や卸売業者がオペレーションを維持できなくなる一方で、私たちBuyMedはベトナムのヘルスケア業界へのサービス提供継続に尽力してきました。私たちは医薬品流通の不足しているヘルスケア業界における当社の役割の重要性を認識しており、サービスの安全性を確保のためにいくつかの追加的措置を講じています。私たちは従業員、配送ドライバー、お客様の健康と幸福を第一に考えています。」

BuyMedは、過去 12 ヶ月間で月間オーダー数13倍、年間売上3 倍の成長を達成してきました。
この事業成長をさらに加速させるために、今回の増資で調達した資金で、モバイルアプリ開発やサプライチェーン・フルフィルメント強化のための人材採用、ハノイオフィス設立を実行し、ベトナム全国のバイヤー・サプライヤーをより深くサポートする医薬品プラットフォームを構築します。また、化粧品や医療機器、サプリメントなどのサービスラインナップの拡充により、ベトナム及び東南アジア全域におけるヘルスケアサービスのワンストップマーケットプレイスを目指していきます。


[*1 ]SURGEについて
Surgeは、Sequoia Capital Indiaが運営するインドや東南アジアのスタートアップ企業を対象としたアクセラレータープログラムです。Surgeプログラムは、100万ドルから200万ドルの出資と、素晴らしいメンターや起業家コミュニティからサポートを受けるグローバルツアーで構成されています。Surgeプログラムの目標は、初期段階のスタートアップの成長を加速させ起業家にアンフェア・アドバンテージを与えることです。
www.surgeahead.com

[*2] Cocoon Capitalについて
コクーン・キャピタルは、シンガポールベースでアーリーステージに特化したベンチャーキャピタルです。東南アジア全域のエンタープライズテック企業を投資対象としており、運用資産総額は4,000万シンガポールドルです。これまでにヘルスケア、フィンテック、保険、ディープテック分野で合計16社に投資しており、ポートフォリオと密接に連携して、その可能性を引き出す投資スタイルで差別化を図っています。投資先はBuyMed、GuardRails、Karzo.com、Poundit.com、SensorFlow.com、See-Modeなどです。
https://cocooncap.com/


【出資について】
担当キャピタリスト/General Partner 鈴木 隆宏のコメント
“ベトナムの医薬品サプライチェーンは未成熟であり、より良くする余地が大きいと感じています。その中でBuyMedの経営チームは製薬業界に精通しており、オペレーションも強く、この領域を強くリードするチームだと確信しています。特にCEOのPeterと初めて会った時に感じた、強い自信と事業対する想いに共感し、「同じ船に乗せさせて欲しい」と言う話しをしました。最終的にはベトナムのヘルスケア、Wellbeingのアップデートするべく、一緒にチャレンジしていきたいと思います。”

担当キャピタリスト/Associate ホァンティキム・ズンのコメント
“ベトナムの医薬品小売業界はこれまで、情報の透明性が低く医薬品の品質がコントロールできないGreyMarketで、大きな市場のペインポイントがありました。その$1.7Bの伝統的なマーケットをリプレイスしようというのが、BuyMedの大きな目標です。そうした大きなミッションを持っているBuyMedのチームは、実行力が大変優れたメンバーが集まっていて、このチームならできると確信しています。これからBuyMedと一緒にベトナムの医薬業界をアップデートできるのを本当に楽しみにしています。”


【ジェネシア・ベンチャーズについて】
ジェネシア・ベンチャーズは、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンを掲げ、シードアーリーステージのスタートアップへ投資とバリューアップ支援を行う、独立系のベンチャーキャピタルです。
東京、ジャカルタ(インドネシア)、ホーチミン(ベトナム)の3拠点を構え、アジア全域において、スタートアップ、事業会社、投資家、政府、自治体、非営利団体など、社会を形成するすべてのステークホルダーとともに、社会の“あるべき姿”をとらえ、持続可能かつ大きな産業創造に挑むプラットフォームとなることを目指してまいります。


【会社情報】
会社名 :株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
代表者 :代表取締役/General Partner 田島 聡一
WEB    :https://genesiaventures.com/
設立日 :2016年8月
本社  :東京都港区北青山3-3-13 共和五番館2F
事務所 :ジャカルタ)WeWork Revenue Tower, Scbd, Jl Jend.Sudirman No.52-53, Senayan, Kebayoran Baru Jakarta City, JK, 12190, Indonesia
    :ホーチミン)D08,SENoffice Business Center,L18-11-13,18th Floor, Vincom Center Dong Khoi Tower,72 Le Thanh Ton, Ben Nghe Ward,District 1,Ho Chi Minh City,Vietnam
事業内容:ベンチャーキャピタル業

会社名 :BUYMED PRIVATE LIMITED
代表者 :Peter Nguyen
WEB    :https://thuocsi.vn/
創設日 :2017年11月
本社  :531A Upper Cross Street, #04-95, Hong Lim Complex, Singapore 051531
事業内容:ベトナムにおける医薬品マーケットプレイス事業
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ >
  3. ベトナムで医薬品マーケットプレイスを展開するBuyMed(バイメド)のプレシリーズAラウンドにおいて出資