データ流通プラットフォーム「Anastasia」を用いた呉市オープンデータ利活用推進支援及びデータプラットフォーム構築支援プロジェクトにおけるデータプラットフォームのプロトタイプ公開のお知らせ
広島県呉市のデータ利活用事業にAnastasiaが採用
概要
弊社は広島県呉市からの令和3年度「オープンデータ利活用推進支援及びデータプラットフォーム構築支援」の業務委託として、市内のデータを弊社製品であるデータ流通プラットフォーム「Anastasia」を活用して整備、プロトタイプとして、弊社製品データ流通ダッシュボードを構築しました。Anastasiaは地域課題解決を目的とした地域のスマート化を支援するデータ流通プラットフォームです。
利用データ
データ利活用においては、どのような活用方法があるのか、できるのか、数値であるデータのみからでは様々な発想に至ることは困難です。そのため、今回は呉市の動向を理解し、まちづくりにおけるPDCAのサイクルをデータによって回すことができるのか、まずはデータをグラフなどの視覚的な情報に変換しました。今回はAnastasiaの一機能である「地域分析」をベースとし、呉市内の18地区の人口推移、人口ピラミッドのグラフ化を行い、今後のまちづくりの基礎データを整備するとともに、呉市の貴重なデータである以下の3つのデータをダッシュボードから閲覧可能としました。
データ種類 | データ種類 |
大和ミュージアムの来館者数のパーセンテージデータ | コロナ禍前の2017年の平均来館者数を基準とした来館者数をプラスマイナスで表記しました。呉市の主要な観光施設である本ミュージアムの来館者指数を提示することで、呉市外からの人の移動のベンチマークに利用し、移動体データとして活用可能か調査しました。 |
いきいきパスの乗降者バス停データ | 呉市では高齢者の方の移動の充実化を図るために「いきいきパス」制度を導入しています。今回は一定の期間における個人情報を含まない乗降があったバス停のデータを用い、呉市内の移動実態を地図やグラフ化しました。このデータによってサービスの改善、新サービス創出を促すモビリティデータの生成の可能性を調査しました。 |
図書館の貸し出しデータ | 呉市内には図書館が7館、自動車館のステーションは20箇所が存在します。今回図書の貸し出しデータを「利用図書割合」、「図書利用数」、「蔵書数」等をグラフ化しました。これらのグラフ化により、図書館の貸し出し状況の実態把握や、地域における興味関心の違いについて調査しました。 |
ダッシュボードスクリーンショット
本ダッシュボードの提供により、呉市内における都市部や諸島部といった多様な地域の特性をデータによって理解し、データを活かしたまちづくりはもちろんのこと、データ利活用への促進を図りました。
本件に関するリンク
呉市役所HP
「呉市版データプラットフォーム」プロトタイプ(試作版)を公開
https://www.city.kure.lg.jp/soshiki/36/data-platform-prototype.html
本件に関するお問合せ先
エクスポリス合同会社
メールアドレス:info@expolis.net
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