10月10日(土)に琵琶湖博物館がグランドオープン

世界初の半身半骨ツダンスキーゾウの展示や丸子船のAR展示が公開に

滋賀県立琵琶湖博物館

琵琶湖博物館は、3期6年にわたるリニューアル工事を終え令和2年10月10日(土)にグランドオープンします。第3期リニューアルではA展示室、B展示室の展示内容を刷新し、新コンセプトである「びわこのちから」を伝えていきます。
琵琶湖博物館は地域の人々とともに「湖と人間」のよりよい共存関係を築いていくことを使命として平成8年10月に開館して以来、1,100万人以上の来館者をお迎えしてきました。10月10日(土)のグランドオープンでは11時よりオープニングセレモニーを実施し、リニューアルされたA展示室とB展示室が11時40分ごろからお披露目されます。


A展示室には世界初の展示となる半身半骨のツダンスキーゾウ標本や、地層模型と地層の剥ぎ取り標本など、400万年にわたる琵琶湖の自然環境や気候の変化を体感できる展示が登場します。

全長7.5mとなる龍がナビゲートするB展示室では、丸子船のAR展示が登場し、 「森」「水辺」「湖」「里」をテーマに、人は自然とどのようにかかわり暮らしてきたのかを紹介します。
これまでも展示していた丸子船がさらにバージョンアップ。備え付けのタブレットもしくは所定のアプリをインストールしたスマートフォンなどのIT機器を丸子船にかざすと、丸子船に帆を張り、琵琶湖の上を進みます。
龍のオブジェは約1300個のペットボトルやテニスボールケースを使用し、構想から約2年間かけて制作されました。
また、今回のグランドオープンを記念し、レストラン「にほのうみ」では、この龍をイメージしたパンケーキを数量限定で販売します。

琵琶湖博物館は今回のリニューアルを通して新コンセプトである「びわこのちから」を伝えていきます。琵琶湖と生き物と人との長く深いつながりを体感できる新しい展示を是非ご覧ください。

【新展示について】
■A展示室:湖の400万年と私たち~変わり続ける琵琶湖~

半身半骨のツダンスキーゾウ半身半骨のツダンスキーゾウ

地層展示地層展示

ゾウのいる森ゾウのいる森

400万年前の琵琶湖や自然、生き物の変化について、現在の環境との関わりとともに紹介します。各コーナーでは、開館以来収集してきた多数の化石や地層の標本、過去の環境を体感できる復元ジオラマをとおして、大きく変化し続けてきた琵琶湖と生き物のものがたりと琵琶湖フィールドの魅力を伝えます。
琵琶湖博物館は今回のリニューアルを通して新コンセプトである「びわこのちから」を伝えていきます。琵琶湖と生き物と人との長く深いつながりを体感できる新しい展示を是非ご覧ください。

 


■B展示室:湖の2万年と私たち~自然と暮らしの歴史~

ナビゲーターである「龍」ナビゲーターである「龍」

丸子船丸子船

森のジオラマ森のジオラマ

「森」「水辺」「湖」「里」をテーマに、人は自然とどのように向き合って きたのかを紹介します。人からみた自然のシンボルである「龍」をナビゲーターとして、琵琶湖を中心とした環境史をたどっていくことで、今の私たちの暮らし(C展示室)にどのようにつながっているのかを伝えます。

■レストラン「にほのうみ」、ミュージアムショップ「おいでや」

グランドオープンを記念して、1Fレストラン「にほのうみ」では、B展示室のモチーフである龍をイメージしたパンケーキを数量限定で販売します。
ショップにおいても新商品を提供します。

【新コンセプト「びわこのちから」とは】


琵琶湖は400万年の昔に誕生し、
様々な変化をとげながら今にいたっています。
長い歴史の中で、生き物も人も、
琵琶湖とともに生きてきました。
琵琶湖と生き物と人との、長く深いつながりこそが、
「びわこのちから」です。
琵琶湖博物館に来ていただければ、そのことがわかります。
日本で一番大きい古代湖・琵琶湖、
そのちからをあなたの目で確かめてください。

【これまでのリニューアル概要】
<第1期リニューアルの概要>平成28年度完成

体感型・参加型展示や実物資料、交流の場の増加などにより、子どもから大人までが楽しめる、驚きと感動、学びと発見の機会に満ちた発信力の高い展示となりました。

■C展示室
『湖のいまと私たち~暮らしとつながる自然~』をテーマとして、琵琶湖から上流部の森林までさかのぼって、琵琶湖とその流域の多様な生き物や固有種、そして、人との関わりを紹介。琵琶湖から森林までの身近な景観を入り口に、環境・人間・生き物の関係性をわかりやすく示すと共に、そこから身の回りの世界の中に潜むおもしろさを知ってもらい、博物館の屋外展示や交流事業とつなぎ、魅力あるフィールドへ誘います。「ヨシ原に入ってみよう」や「田んぼへ」のコーナーや「生き物コレクション」のコーナーも見どころです。

■水族展示
水族展示では、人との関わりを中心に琵琶湖にすむさまざまな生き物を紹介するとともに、古代湖としての琵琶湖の価値を発信します。「川の中へ」のコーナーでは、琵琶湖に流れ込む川で行われるヤナ漁の場面を再現し、ヤナに飛び跳ねる魚の様子や、下流部で産卵する魚の様子を観察していただけます。また、「古代湖の世界」では、世界有数の古代湖であるバイカル湖とアフリカ大地溝帯の湖に生息する生き物を展示します。さらには、肉眼では見えない微小な生き物の生態をダイナミックに展示する「マイクロアクアリウム」のコーナーもあります。  

<第2期リニューアルの概要>平成30年度完成

「交流」をテーマとして、博物館で活動している人たちの顔が見え、興味を持つ人のだれもが参加できる交流活動を展開する新しい交流空間を創造すると共に、レストラン・ショップなどのアミューズメント空間の魅力を高めました。

■おとなのディスカバリー
大人も楽しめるリアルな知的空間!大人の探究心に応え、学びと発見の場として繰り返し利用できる国内では初めての知的空間。博物館での研究や資料整理、「はしかけ・フィールドレポーター」などの活動が実演形式で見ることができます。自分で標本や剥製など実物資料を手に取り、顕微鏡や図鑑などを使い、調べることができます。

■ディスカバリールーム
子どもと大人が一緒に楽しむ体験と発見の場!「博物館の入り口」として、五感を使う体験型展示により学び、発見する喜びを知ってもらえる場です。楽しい博物館体験を通じて、博物館が好きになる。魅力あふれる空間です。

■樹冠トレイル
樹冠トレイルは、博物館から琵琶湖へ誘う 全長約150m、高さ約10mの空中遊歩道です。博物館の周りの木々を鳥や昆虫の目線で眺めることができ、展望台からは、琵琶湖に浮かぶ水鳥や、遠く琵琶湖大橋も眺めることができます。 

【琵琶湖博物館について】

琵琶湖博物館とは
滋賀県立琵琶湖博物館(以下琵琶湖博物館)は、琵琶湖に面した滋賀県草津市烏丸半島に位置する博物館です。敷地面積は55,153 ㎡と、湖をメインにした博物館としては日本最大級の規模です。また、全国でも珍しい淡水専門の水族展示をもつ博物館でもあります。琵琶湖博物館では、「湖と人間」というテーマを掲げ、自然と文化の両方を同時に扱う総合博物館を目指しています。
公式HP:https://www.biwahaku.jp/

料金(常設展)


アクセス

名神「栗東IC」から約30分、名神「瀬田西IC」または新名神「草津田上IC」から約35分。

鉄道(JR)・バス (近江鉄道バス)
JR琵琶湖線(東海道本線)「草津」駅下車。(新快速で京都から約20分)
「草津駅西口」2番バス乗り場から、近江鉄道バス「びわこ博物館」行きに乗車(約25分)、「びわこ博物館」で下車。徒歩すぐ。

タクシー
JR草津駅西口、 JR守山駅西口(ともに琵琶湖線)、 JR湖西線堅田駅からそれぞれ約20分。

開館情報
■開館時間:9:30 – 17:00 (最終入館16:30)
■休館日 :毎週月曜日(休日の場合は開館)、その他臨時休館あり。
■予約について
10月10日(土)より完全事前予約制になりました。無料入館対象の方、障害者手帳等をお持ちの方、年間観覧券、招待券をお持ちの方も予約が必要です。予約はWEBページでのみ受け付けております。
URL:https://www.biwahaku.jp/yoyaku.html
※団体(20人以上のグループ)の利用は平日のみ可能です。予約は電話にて別途受け付けます。
※予約は無料です。入館時に観覧券をご購入下さい。

施設概要

●名称:滋賀県立琵琶湖博物館
● 所在地:滋賀県草津市下物町1091
● 延床面積:23,987㎡  ※敷地面積は42,434㎡

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会社概要

滋賀県立琵琶湖博物館

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URL
https://www.biwahaku.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
滋賀県草津市下物町1091番地
電話番号
077-568-4811
代表者名
亀田佳代子
上場
未上場
資本金
-
設立
1996年10月