[日本初]国内メーカー様の製品をKNXシステムに繋げられるよう、KNX機器の研究開発サービスを始動
オートメーションシステムとして日本に少しずつ進出し始めた「KNXシステム」。SUMAMOでは、国内メーカー様の製品をKNXと繋げる機器開発のサービスを開始いたします。
今回は「SUMAMO株式会社」がリリースする、新たなKNX機器研究開発サービスについてのお知らせとご案内です。
周知のとおり、弊社は日本のマーケットにおいて「KNXシステム」やそのオートメーション関連の先駆者としての地位を確立してきました。
これまでになかったスマートシステムを家庭やホテル、オフィスなどに導入し、これは日本でも初めてという施設が多数あります。
また、オートメーション事業にかかわる経験を生かし、2020年には「KNXトレーニングセンター」を開催。多くの方々に「KNX」の有意義性をお伝えしてきた実績があります。
さらに今年からは「KNX機器」の研究開発サービスへの取り組みをスタートし、本記事内にてその事業内容についてご案内させていただきます。
「SUMAMO」が「KNX」のメンバーになったことによるメリットに関しては、以下の記事をご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000061709.html
まずはじめに、「KNX」についてご説明いたします。以前の記事でもご紹介しておりますが、「KNX」はEN 50090 および ISO/IEC 14543 として世界標準化されている規格であり、現在1万台以上の「KNX機器」と500社以上の「KNXメーカー」が存在しています。
実は「KNXシステム」はオープンプロトコルであるため、誰にでも対応機器を開発することが可能です。しかしこれは決して簡単なことではなく、正式な認証を受け市場で販売するまでにはさまざまなハードルがあります。「KNX」のメンバー会員費や開発ソフト費がかかるのはもちろん、データ構造保持の準備、ISO証明書取得、回路設計、さらに一番重要なポイントとして「KNX開発の知識」まで必要になるからです。
国内メーカー様におかれましても、オートメーションシステムとして日本に少しずつ進出し始めた「KNXシステム」について興味はあるが、自社製品を「KNXシステム」と繋げるにはどうしたらよいのか?とお悩みをお持ちの企業様もいらっしゃるかもしれません。
これまでは、自社の商品を「KNXシステム」に対応できるようにするためには、上記をすべて満たさなくてはならず、障壁が多く困難とされていました。これが、「KNXシステム」がなかなか日本で普及してこなかった理由の一つであると考えています。
その現状を解消すべく、このたび「SUMAMO」が日本で初めて「どのメーカー様の機器でも『KNXシステム』と通信できるようにするための研究開発サービスを始めました。
この開発チームは「KNX機器」や「IOT機器」において高い専門性を持ち、非常にたくさんのクライアントさまの市場販売を実現した実績を有します。チームメンバーは開発者であると同時にシステム導入の経験も豊富なため、ユーザーニーズや市場の重要性を熟知しています。
クライアントの機器にもっとも適したソリューションを提供することができる、それがわれわれ「SUMAMO」の強みといえるでしょう。
最後になりましたが、「SUMAMO」が機器を完成させるまでに提供するサービスについて、項目ごとにご紹介いたします。
ヒアリング
KNXシステムと繋げたい製品について、ご相談をお受けします。
製品の仕様を確認し、KNXの世界と繋げるにあたり、ベストな機能を持たせるべくソリューションのご提案し、開発方針を決めます。
ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア開発
弊社の「R&Dチーム」は製品のファームウェア、ハードウェア、およびソフトウェアを含む開発のサイクルすべてを担当することが可能です。クライアントさまのプロジェクトを完全に理解したうえでサポートするため、安心感を持っておまかせいただけます。
機械工学
製品ごとの求める点に応じて、「機械エンジニアチーム」がデバイスのあらゆる開発プロセスの機械的な設計・開発・構築・テストにいたるまでトータルでサポートいたします。これは開発プロセスの詳細な計画の提供、プロジェクトの開始から完了までのガイダンスと設計図の作成、個々の部品やツールのテストに加え、さらに必要に応じて使用法・仕様をシミュレートすることまで含みます。
検証
完成品の段階前には必ず、機能や性能確認のためにプロトタイプとサンプルを作成させていただきます。 また、1つのサプライヤーによってコンセプトから製品の実際の外観まですべてを処理。開発サイクルを合理化し、より迅速かつ効果的に市場に投入することを可能にしました。
認証
ご希望の機器の仕様によっては、「CE」「PSE」といった証明書の発行が必要となる場合があります。わずらわしい証明書発行の手続きも、「SUMAMO」におまかせいただくことで確認・取得までの道のりをお手伝いいたします。
引き渡し
ご依頼の機器に必要な要件の開発と準備が完了したのち、大量生産をされる際にも全チームが協力しスムーズに移行。たとえばデバイス基盤の専用エンクロージャー設計、ケーブルなど付属品の準備、デバイスの仕様書や説明書の準備などをサポートさせていただきます。
本サービスの詳細について興味のある企業さまは、以下弊社「SUMAMO」までお気軽にお問合せください。
お問い合わせ - (https://sumamo.co.jp/contact_us/)
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