Okta、企業のアイデンティティ管理の未来に備える新機能・新製品を「Okta Showcase 2020」で発表

Okta Japan株式会社

企業向けアイデンティティ管理のサービスプロバイダーであるOkta, Inc.(本社:米国・サンフランシスコ 以下Okta、https://www.okta.com/jp/)は、Oktaのアイデンティティ分野におけるイノベーションを発表するオンラインイベント「Okta Showcase 2020」(https://www.okta.com/showcase/jp/)において、企業のアイデンティティ管理の未来に備える新機能・新製品を発表しました。
「Okta Advanced Server Access」機能の大幅アップデート
クラウドインフラストラクチャの拡張性やコンプライアンスを高めるために、「Okta Advanced Server Access」機能の大幅なアップデートを行いました。これにより、クラウドを構築しているDevOpsチームは、Terraformなどのプロバイダーと連携し、アイデンティティ中心のインフラストラクチャを拡張したり、「Okta Workflows」でノーコードの自動化を構築することができるようになりました。また、「Okta Advanced Server Access」は、インフラストラクチャツール間でアクセスポリシーと同期させるPolicySyncなどの新機能を使うことで、デジタルイニシアチブの最前線でゼロトラストの原則を維持し、同時にSession Captureを通して厳格なコンプライアンス要求に対応しています。

「Okta Advanced Server Access」機能のアップデートにより、以下が可能になります。
  • ITを可視化し、需要の急速な伸びにも安全に対応: サーバー間にあるアイデンティティやアクセスポリシーを守りながら、DevOps がAmazon Web Services、Google Cloud Platform、Microsoft Azureなどにリソースをプロビジョニングすることを可能にします。
  • サーバー群におけるゼロトラストの原則を維持: クラウド事業者やツール間で同期された、細やかなロール別のアクセス制御と、Projects、Labels、Entitlementsを用いたコマンドレベルの特権を使います。
  • 連携ツール、サポートツールの拡張: SlackやServiceNowなどのツールを介した追加のアクションがイベントトリガーとなり、事前定義された時間帯でのアクセスの許可を自動化することができます。
  • 特権アクセスのコンプライアンス上の課題を解決: FedRAMP、SOC 2、PCIなどのコンプライアンスに対応し、サーバーアクセスコンプライアンスの複雑さを「Okta Identity Cloud」上のユーザーのアイデンティティに紐づけて解決します。
米国報道発表資料へのリンク
https://www.okta.com/press-room/press-releases/okta-announces-new-advanced-server-access-capabilities-to-accelerate/


ノーコードでアイデンティティ管理の自動化を実現する「Customer Identity Workflows」
新製品の「Customer Identity Workflows」は、開発者やIT担当者が、デジタルトランスフォーメーションにおける複雑なアイデンティティ管理プロセスを自動化するものです。「Customer Identity Workflows」は、ドラッグアンドドロップの方法で、複数のソフトウェア間のユーザーアイデンティティを拡張可能にします。
  • カスタマージャニーのオーケストレーション: カスタマイズされたアプリケーションなど、ビジネスに重要なテクノロジーのプロビジョニングとデプロビジョニングを可能にし、システム、プラットフォーム、ウェアハウス間でデータを共有します。組織内外のコミュニケーションを自動化し、顧客、ベンダー、社内チームへの通知も行います。
  • 情報保護コンプライアンスの実現: 細かな監査用のログを残す、同意や選択を同期する、データ取得     のリクエストをするなど、連携するアプリケーションと共にコンプライアンス規制への対応を自動化します。     
  • ノーコード、もしくは独自のコードでの実装が可能: カスタムオートメーションのためのオープンプラットフォームにアクセスし、開発者用、もしくはコードなしのドラッグアンドドロップで簡単にできる非IT技術者用を選択することができます。
     
米国報道発表資料へのリンク
https://www.okta.com/press-room/press-releases/okta-launches-customer-identity-workflows-bringing-no-code-identity/

顧客向けアプリのユーザーアイデンティティとデバイスアイデンティティを統合する機能を拡張     
「Okta Devices SDK」を利用し、「Okta Devices Platform Service」の開発者向け機能を拡張しました。「Okta Devices SDK」を使用することで生体認証機能を使ったり、企業のデザインに合わせたアプケーションに対するプッシュ通知でパスワードレス認証を行うことができます。エンドユーザーの負担を軽減するとともに、セキュリティを高めることができます。そして、開発者は「Okta Verify」を活用してカスタマイズされ、安全でシームレスなログインを顧客に提供できます。「Okta Devices SDK」とAPIのインテグレーションで、開発者は次のようなことが可能になります。
  • モバイルアプリにプッシュ通知と生体認証機能を持つ「Okta Verify」を実装することができます。
  • カスタマイズされたプッシュ通知とアクションボタンにより、企業独自のオムニチャネルの多要素認証開発が可能になります。
  • リスクの高いアクセスから保護するレイヤーを追加します。
  • エンドユーザーは、登録しているデバイスの閲覧、管理ができます。
  • デバイスの管理を簡素化し、全体的なセキュリティ体制を強化します。
 米国報道発表資料へのリンク
https://www.okta.com/press-room/press-releases/okta-unites-user-identity-and-device-identity-for-customer-facing/

Okta Showcase 2020 について
Okta ShowcaseはOktaが毎年秋に開催するイベントで、 今後のグローバル経済において重要となるアイデンティティの未来について講演や新製品について詳しく解説するセッションを開催。今回のイベントでは、Okta本社の経営陣が登壇し、組織にとって「人々がどこに所属しているか」より「実際の業務や経済を牽引している人々」が今までになく重要になる今、新しい時代の経済基盤となるアイデンティティにスポットライトを当て、Oktaの最新イノベーションをご紹介しました。

Oktaについて
Oktaは、社員、顧客、パートナーのアイデンティティとアクセスを安全に管理するベンダーニュートラルなサービスプロバイダーです。Oktaが提供するプラットフォーム「Okta Identity Cloud」により、クラウド、オンプレミスを問わず、適切な人に適切なテクノロジーを適切なタイミングで安全に利用できるようにします。6,500以上のアプリケーションとの事前統合が完了している「Okta Integration Network」を活用して、お客様は簡単かつ迅速にビジネスで必要とするアプリケーションを設定できます。JetBlue、Nordstrom、Slack、Teach for America、Twilioを含む8,950以上のお客様がOktaを活用して、社員、顧客、パートナーのアイデンティティを保護しています。
 

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会社概要

Okta Japan株式会社

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URL
https://www.okta.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷 2-21−1 渋谷ヒカリエ30階
電話番号
-
代表者名
渡邉崇
上場
海外市場
資本金
-
設立
2020年09月