高校生と多様な社会人ボランティアが学び合う「年間探究学習プログラム」を開始します!
中高生向けのキャリア支援授業を提供する特定非営利活動法人アスデッサン(活動拠点:東京都、代表理事:岡本達哉・金子麻里奈)は、國學院大學久我山中学高等学校(所在地:東京都杉並区)のキャリア教育の一環として、「探究学習プログラム」が採択され、1年間を通した授業を開始することとなりました。
■NPO法人アスデッサンの活動
NPO法人アスデッサンは、2011年の設立以来、延べ15,000名の中高生にキャリア支援のプログラムを提供してきました。
学校支援事業である「ミライトーク」では、進路指導や総合学習(探究学習)の授業コンテンツとしてプログラムを提供し、社会人を講師として派遣する講演・ワークショップを実施しています。この活動は、東京都の委託事業「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」に認定されています。
また、2020年4月には、オンラインによるイベント事業「ミライドア」の提供が開始されました。社会人ボランティアパートナーの登録者数は300名となっており(2023年3月現在)、中高生と多様な大人の出会いを生み出し、すべての中高生の可能性を切り拓くサポートを行っています。
今回は、國學院大學久我山高等学校の男子部・女子部の1,2学年生徒、計920人程度を対象に、約1年間、各学年15コマずつの体系的な探究学習支援を行います。
■探究学習とは?
探究学習とは、子どもたちが課題に対する「問い」を立て、その問いに対する答えを自らが導き出すという「探究心」を大事にしながら、課題発見能力や問題解決力に必要な能力を育むための学習です。国内では、文部科学省の学習指導要領の改訂に伴い、2022年度より高校生の新科目として追加されています。
“高等学校においては,名称を「総合的な探究の時間」に変更し,小・中学校におけ
る総合的な学習の時間の取組を基盤とした上で,各教科・科目等の特質に応じた「見
方・考え方」を総合的・統合的に働かせることに加えて,自己の在り方生き方に照ら
し,自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら「見方・考え方」を組み合わせて
統合させ,働かせながら,自ら問いを見いだし探究する力を育成するようにした。“
引用:文部科学省
■具体的なプログラムは?
本探究学習プログラムは、アスデッサンが考える、「将来を描くために重要な3つの要素」を体系化した“アスデッサンモデル”に基づき、年間を通したカリキュラム体制を整えて実行されます。
具体的には、理想の将来像を具体化するワークショップや、自身が重視するキャリアの価値観を明確にするディベートなどが組み込まれたプログラムです。
NPO法人アスデッサンは國學院大學久我山高等学校のための専任チームを発足させ、最終授業日程の2024年2月まで子どもたちのサポートを継続して行います。
初回授業は4月の予定です。
【団体概要】
団体名 :特定非営利活動法人アスデッサン
代表者 :岡本達哉 金子麻里奈
設立 :2011年4月
所在地 :東京都千代田区内神田1-8-9
https://www.asdessin.org/
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