石川県能美市・小松市が共同で行う九谷焼の魅力を伝えるイベント「九谷焼の芸術祭 KUTANism」を開催。「産地を、旅する。」をテーマに、様々なプログラムを実施。

2022年10月15日(土)〜12月11日(日)@石川県能美市・小松市

クタニズム実行委員会

クタニズム実行委員会(事務局:石川県能美市、委員長:井出敏朗、総合監修:秋元雄史)は、2022年10月15日(土)〜12月11日(日)の期間、石川県が誇る伝統工芸「九谷焼」の魅力を発信芸術祭「KUTANism(クタニズム)」を、九谷焼の産地である能美市・小松市を舞台に開催いたします。2019年に始まったKUTANismは、今年で4回目。本年は「産地を、旅する。」をテーマに、色あざやかな焼き物「九谷焼」を見る、知る、めぐる、様々なプログラムをお届けします。
 

開催概要
名称:九谷焼の芸術祭 KUTANism(クタニズム)
テーマ:産地を、旅する。
会場:石川県能美市・小松市各所
会期:2022年10月15日(土)~12月11日(日)
主催:クタニズム実行委員会
共催:能美市、小松市
協力:石川県九谷窯元工業協同組合、石川県陶磁器商工業協同組合、九谷上絵協同組合、九谷焼団地協同組合、公立小松大学、こまつKUTANI未来のカタチ、小松九谷工業協同組合
後援:北國新聞社 認定NPO法人趣都金澤
公式サイト:https://kutanism.com
Instagram:https://www.instagram.com/kutanism_official/
Facebook:https://www.facebook.com/kutanism/
Twitter:https://twitter.com/KUTANism_jp
LINE:https://page.line.me/990ikmkt
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC3fKUoUhpm_9X5IlxbGhP6g

 

  • みどころ①九谷焼を、見る​
能美市と小松市の二拠点で展覧会を実施。KAM能美市九谷焼美術館|五彩館|で開催する九谷焼作品展『名工選「NEXT九谷vol.Ⅳ」展』では、「個性創造」をテーマに46名の作家が参加します。また、九谷セラミック・ラボラトリー(小松市)で行う『クタニの道具展』では、九谷焼をつくる過程で欠かせない「道具」を主役として、実際の職人や作家が使用する様々なツールを、そのプロセスとともに紹介します。また、両展覧会の相互割引も実施。いずれかの入場チケット半券を提示すると、もう一方の展覧会が割引になります。

写真は2021年度の展示風景です。写真は2021年度の展示風景です。


【能美会場】九谷焼の作品展『名工選「NEXT九谷vol.Ⅳ」展』

 

キュレーター:KAM能美市九谷焼美術館|五彩館|館長 中矢進一

出展作家:相川志保、浅蔵一華、井上雅子、今川朋実、上端伸也、大岩千珠、岡原美紀、織田恵美、勝亦秀彰、川島優子、河端理恵子、河本真詩、元女貴之、澤野茉莉、柴田有希佳、島田琉生、鈴木陽子、高聡文、高田真歩、竹内智恵、竹内瑠璃、武腰彩子、中川由加里、仲田錦玉、中田雅巳、中谷麻瑚、西由紀夫、西野美香、廣井紗季、広瀬絵美、福島礼子、藤崎千尋、船木大輔、朴木友美、水高果鈴、南杏佳、宮本知己、牟田陽日、村松道(道浩)、森亜美、山岸青矢、山﨑大輝、山近泰、山本朋子、吉田純鼓、吉村茉莉 計46人(五十音順)

会場:KAM能美市九谷焼美術館|五彩館|(石川県能美市泉台町南56)
会期:2022年10月15日(土)~12月11日(日)
時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料:大人430円(20名以上の団体は370円)、75歳以上320円、高校生以下無料 
    ※障がい者と介護者1 名は無料
休館日:毎週月曜日

 

KAM能美市九谷焼美術館とは/
九谷の歴史を学ぶ|五彩館|、郷土出身の陶芸家である二代・浅蔵
五十吉の代表作を展示する|浅蔵五十吉記念館|、気軽に九谷焼陶芸体験ができる|体験館|、新進作家の活動を見学できる|職人工房|の四館を総称し「KAM能美市九谷焼美術館」と名付けました。KAM(カム)は、The Kutaniporcelain Art Museum の頭文字です。


【小松会場】九谷焼のウラガワ公開『クタニの道具展』

会場:九谷セラミック・ラボラトリー(石川県小松市若杉町ア91)
会期:2022年10月15日(土)~12月11日(日)
時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料:大人300円、学生(高校生以下)150円 ※障がい者と介護者1 名は無料
休館日:毎週水曜日

九谷セラミック・ラボラトリー(通称:CERABO KUTANI)とは/
2019年に誕生した、製土工場・ギャラリー・体験工房・レンタル工房・外土間を兼ね揃えた、複合型の九谷焼文化施設です。九谷焼づくりに欠かせない磁器土を60年以上に渡って製造する製土工場が施設内にて稼働しています。花坂陶石の粉砕から陶土が完成するまで、質の高い磁器土を製造する工程を間近で見学することが可能です。また、ギャラリースペースや体験工房、レンタル工房も備えています。

 
  • みどころ②九谷焼を、めぐる
能美市と小松市の両市で展覧会を行うことから、より多くの方に産地内をめぐっていただくために、旅行プランの提案や会場をつなぐモデルコースとスタンプラリーを実施いたします。今回、九谷焼の産地の魅力を広くPRするため、3つのプランを用意しました。

■KUTANismオリジナルの旅行プラン

画像は2019年の風景です。画像は2019年の風景です。


九谷焼を見る・現地を知る「KUTANismオリジナルセットプラン」。
2つの展覧会+作家から直接絵付けを教わる体験ができる、KUTANismオリジナルの旅行プランをご用意。行程や価格などの詳細は、KUTANism公式サイト「GUIDED TOUR」にて随時ご案内していきます。




■人気フォトライターによるおすすめコース
石川県の女子旅を発信している人気フォトライター・土屋香奈さん(Instagram@kaaaana_stagram)が、
能美市・小松市のおすすめスポットを巡るモデルコースをプロデュース。作成したコースは土屋さんのインスタグラムとKUTANismの公式アカウントで公開、またKUTANismの公式サイト内でもご紹介します。

土屋香奈さん土屋香奈さん


土屋香奈(つちやかな)さん/
ライターやフォトグラファー、ディレクター、PRなど多岐に渡りフリーランスで活動中。 ⼤学時代に観光を学び、そこから旅を発信する楽しさに⽬覚める。現在は⾦沢を拠点として、主にインスタグラムを中⼼に⽯川県の⼥⼦旅情報を発信。 いしかわ観光特使。


■スタンプラリーを実施


展覧会と周辺の「まいもんどころ」(美味しいお店)を巡る、
LINEアプリを使ったスタンプラリーを実施。スタンプを集めた方に、
九谷焼グッズをプレゼントします。



 
  • みどころ③九谷焼を、知る
これまで、九谷焼作家や展覧会のキュレーターを招き、より九谷焼への理解が深まるようなトークショーや対談を開催してきました。今年は九谷焼の魅力をより多くの方に身近に感じていただくため、従来以上に楽しく・分かりやすいシンポジウムと、九谷焼とその土壌である産地を掘り下げるトークショーを行います。
※詳しい情報はKUTANism公式サイトや公式SNSにて随時公開予定。
 

画像は2019年の様子です。画像は2019年の様子です。


『クタニズムシンポジウム』
日時:10月16日(日)13:30~15:00を予定

 

会場:根上総合文化会館 音楽ホール(石川県能美市大成町ヌ118)
参加方法:申込不要、観覧無料
※シンポジウムに併せて、同施設円形ホールにて絵付けなど
九谷焼体験イベントを開催予定

 

画像は2019年の様子です。画像は2019年の様子です。


今日はとことん、話そう。『トークショー』
会場:九谷セラミック・ラボラトリー(石川県小松市若杉町ア91)
参加方法:KUTANism公式サイト「NEWS」から申込み





 
  • 関連イベント「食べる」「体験する」
「九谷焼を、めぐる」に関連して、会期中、展覧会施設内や周辺施設で、グルメを味わう催しや九谷焼のうつわに親しむイベント、また、形づくりや絵付けを体験するワークショップなどを行います。

■【食べる】

 

屋台形式の、グルメ会場「九谷よこちょ」

「秋の茶碗まつり」の実施に合わせて開催。和洋飲食店、スイーツ店などのグルメを九谷焼柄の紙皿で提供。
日時:10月15日(土)、16日(日)10:00~17:00
会場:九谷陶芸村(石川県能美市泉台町南22)

スイーツで九谷焼を描こう「KUTANI BASE」
九谷焼のまっさらな素地プレートに色とりどりのスイーツを盛り付ける参加型のイベントです。
日時:10月22日(土)、23日(日)11:00~17:00
会場:九谷セラミック・ラボラトリー(石川県小松市若杉町ア91)


■体験する

対話を楽しむユニバーサルなお茶会「◯△□(まる・さんかく・しかく)茶会」


北陸の地域特性に根ざしたユニバーサルデザインの普及を図る、「一般社団法人ユニバーサルデザインいしかわ」との連携イベント。能美市在住の九谷焼作家・牟田陽日氏を講師に迎え、障がいのある方々と制作した「ユニバーサルな茶碗」を用いたお茶会を開催します。参加者は茶碗を見て・触って選び、お気に入りのうつわで抹茶をいただき、ナビゲーターと共にお茶碗を選んだ理由を語ったり作り手の想いをつないだりする対話を楽しみます。

日時:11月20日(日)展示は13:00~18:00 ※無料
茶席は①13:30~②15:30~③16:30~の全3回 ※30分前までに要来場
亭主:川崎宗晃 氏(表千家)
ナビゲーター:荒井利春(ユニバーサルデザインいしかわ理事長)
牟田陽日(九谷焼作家)
会場:ウェルネスハウスSARAI(石川県能美市石子町ハ147-1)
茶席参加費:1,000円
参加方法:KUTANism公式サイト「NEWS」からお申込み


形づくりと絵付け、2コースで作る「いしかわこども工芸部ワークショップ」

絵付け体験「KUTANI SEALで遊ぼう」
日時:11月26日(土)①10:00~11:30 ②13:30~15:00
講師:嶋崎美津子(KUTANI SEAL)
会場:KAM能美市九谷焼美術館|体験館|
定員:各回20名
対象:高校生(18歳)以下、または親子連れ
参加費:3,000円 ※焼成込み、送料別
参加方法:KUTANism公式サイト「NEWS」から申込み

形づくり体験「福を呼ぶ・招き猫の型おこしにチャレンジ!」
日時:11月27日(日)①10:00~11:30 ②13:30~15:00
講師:小笠原主
会場:九谷セラミック・ラボラトリー
定員:各回10名
対象:中学生以上、高校生(18歳)以下、または親子連れ
参加費:3,000円 ※焼成込み、送料別
参加方法:KUTANism公式サイト「NEWS」から申込み

 
  • 九谷焼とは

2020年「Library」より2020年「Library」より

360余年の歴史を持つ九谷焼は、日本を代表する色絵陶磁器です。最大の特徴は華やかな「上絵付け」にあり、特に赤、黄、緑、紫、紺青の「五彩手(通称:九谷五彩)」による色絵装飾がよく知られています。そのほかにも赤絵具で細書きを多用する「赤絵細描(あかえさいびょう)」や、主に赤で塗り埋めた器に金彩のみで彩色する「金襴手(きんらんで)」、地色の上に緑色の細点を密集させて描く「青粒(あおちぶ)」など、さまざまな様式が編み出されています。
  • 能美市・小松市について

2020年「Library」より2020年「Library」より

石川県の南部、南加賀地域に位置している能美市と小松市。石川県の主要空港である小松空港があるほか、2024年春には北陸新幹線が県内全線開通を予定しており、ますます注目が集まっているエリアです。
能美市は元プロ野球選手・松井秀喜さんの故郷としても有名。小松市は「KOMATSU(コマツ)」として知られる建設機械大手・小松製作所の創業地です。豊かな自然を有し、辰口温泉や粟津温泉といった温泉も人気です。
 
  • KUTANismについて

KUTANismとは、石川県能美市、小松市を産地とする伝統工芸「九谷焼」の世界発信を目的として始まった、年に一度の芸術祭です。イベント内容は、ベテランから次世代を担う若手まで幅広い九谷焼作家による展覧会をはじめ、能美市・小松市を巡るガイドツアーや、九谷焼従事者を題材とした短編映画の制作、九谷焼が購入できるオンラインショップの開設など様々。なお、2020年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全てのプログラムをオンライン上で実施しました。
  • オンラインでのコンテンツ・情報発信について
KUTANism公式サイト(https://kutanism.com)では、展覧会情報の発信やツアー詳細案内を行っているほか、九谷焼を購入できるオンラインショップの開設、総合監修・秋元雄史が産地を巡るWEBマガジン(2020、2021年取材のアーカイブ)の公開、映画監督・森義隆による「九谷棲む人々」をはじめとする映像作品の公開など、オンラインだけで楽しめる内容も展開しております。
 
  • 掲載・取材に関するお問い合わせ先
クタニズム実行委員会事務局(株式会社ノエチカ内):星野、出坂
Tel:076-223-3580
E-mail:info@kutanism.com

 

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業種
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本社所在地
石川県小松市小馬出町91番地
電話番号
0761-24-8076
代表者名
宮橋勝栄
上場
未上場
資本金
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設立
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