東京の中野坂上にて「サスティナブルフード」×「和食」イベント開催
〜SDGs目標「フードロス」社会課題解決に向けた新たな試み〜
訪日旅行客向けワンストップグルメプラットフォーム「byFood.com(バイフードドットコム)」を運営する株式会社テーブルクロス(本社:東京都中央区、最高経営責任者CEO城宝薫、最高執行責任者COOトソ セルカン)は、2020年12月9日(水)に「サスティナブルフード」イベントを実施しました。本イベントでは、国連が掲げるSDGs(Sustainable Development Goals)目標のひとつである「フードロス」問題を解決すべくフードロス食材をリメイクしたコース料理が提供されました。
- 左上から、ジャガイモの皮、葱、大根、人参の皮、パイナップル、キャベツ
近年では新型コロナウイルスの影響もあり、日本国内における食品ロスが増加していると言われている。食品・食材の過剰生産、賞味期限切れ在庫問題を通じて、事業系食品ロスと家庭系食品ロスが社会課題となっている。現代における日本の食品ロス量は、事業系食品ロスが年間328万トン、家庭系食品ロスが284万トンあり、SDGs(持続可能な開発)目標における急務である。
そこでbyFoodは、流通で発生するフードロス食材を集め、有名シェフによってアレンジを加えたコース料理を創作するチャレンジをすることにし、東京の中野坂上駅に坂乃裏路地亭やさいと、(株式会社坂乃ダイニング)、を構える鈴木規之料理長の協力のもと本イベントを実施した。
- 左側:坂乃裏路地亭やさいと、(株式会社坂乃ダイニング)代表取締役兼料理長 鈴木規之
共催としてパンや果物の皮を使ってビールや発酵ジュースを製造しているCRUST社、協賛は日本財団ソーシャル・チェンジ・メイカーズ・プログラムとImpacTec Japanが参画し、イベントでは、サスティナブル関連メディア、投資家、パートナー企業を中心に厳選した20名にフードロス食材をリメイクしたコース料理の試食をしてもらうと同時に、オンライン配信を実施した。
世界と比較しても日本における「フードロス」の認知が低く、さらに和食でのフードロス創作料理をするシェフは少ない。今回のイベントでは、家庭でも気軽にフードロス食材を使った料理ができるようにメニューのアレンジを加えている。
フードロス食材は、ジャガイモの皮、葱、大根、人参の皮、パイナップル、キャベツを使い、リメイク後のメニューは右記へと変化した。「葱とマグロの酢味噌和え」「キャベツのホットサラダ〜パイナップルを使った和風醤油ホットドレッシングを添えて〜」「ジャガイモと人参の皮のクリームポタージュ」「葱と白海老のかき揚げ」「大根と鶏肉の煮物」「白菜と豚肉の鍋仕立て」「野菜の炊き込みご飯とお味噌汁」「ヨーグルトとパイナップルのアイスクリーム」。
本イベントは「サスティナブルフード」を推進するためのトライアルとしてイベントを開催した。今後byFoodでは訪日旅行客へのサスティナブルフードエクスペリエンスの販売を始め、企業連携、自治体連携などを通じてさらにフードロス課題解決に努めたいと考えている。
■byFood概要
byFood(https://www.byfood.com/)は、グルメな訪日外国人のためのワンストッププラットフォームです。byFood.comを通じて、レストラン予約やグルメツアー、料理教室などの食文化体験を日本語を使わずに予約ができます。また、日本の食文化や日本各地のお店を知ることができます。さらに、byFood.comで予約された体験の収益の一部は、「Food for Happiness」を通じて、途上国の子どもたちの給食支援に寄付されます。
■CRUST GROUP概要
CRUST GROUP(www.crust-group.com)は、余った食品を飲料やその他の製品に加工し、外食産業や小売業のパートナーに提供するフードテック企業です。パンやフルーツの皮などの食材を、CRUSTビールやCROPフルーツスパークリングウォーターなどのユニークな商品に生まれ変わらせ、廃棄寸前の食べ物に新たな命を吹き込む活動を行っております。
■坂乃裏路地亭やさいと、鈴木規之料理長概要
9歳の時に銀座でお寿司を食べその美味しさに感動し料理人になることを決意。16歳から伊豆長岡温泉で修行をはじめこの道28年。和食を中心に22歳時から飲食店のリノベーション(売り上げ再生 意識改革)15店舗手掛け、33歳で独立し『創作和食鈴家』をオープン。その後5店舗を経営し現在は中野坂上『旬菜和食やさいと、』を経営。長野県から取り寄せた100年の歴史がある古木を使用した地方旅館を思わせる店内で日々腕をふるっている。
【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
株式会社テーブルクロス
東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス 2F
byFood.com広報部:pr@byfood.com
プレスリリース(PDF版):https://prtimes.jp/a/?f=d66108-20201214-3667.pdf
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