先進国が投棄した廃棄物でアートを作り続ける美術家・長坂真護による日本橋三越本店最大規模の展覧会が大盛況のうちに終了
アートの力で、ガーナにある“世界最悪のスラム街”を“公害ゼロのサスティナブルタウン”へと変貌させる挑戦を加速
展覧会中の作品総売上額は、自身の展覧会史上最高額を記録自身のアート作品の年間総売上額は 8 億円※ を突破し、売上金の一部はガーナの街を変貌させるための“未来への投資”へ
アートを通じてサスティナブルな社会を目指す美術家・長坂真護(MAGO)の展覧会「Still A Black Star / We Are Same Planet〜私たちは繋がっている〜」が、2021年10月13日(水)〜10月24日(日)の期間、日本橋三越本店(日本橋三越本店 本館7階 催物会場)にて開催され、大盛況のうちに終了いたしました。
長坂真護は、先進国が投棄した廃棄物でアートを作り続け、そのアートの売上をガーナ・スラム街の教育、文化、経済、そして人々へ還元する「サステナブル・キャピタリズム」(持続可能な資本主義)を世界に広げながら活動する美術家。今回の展覧会では、ガーナのスラム街の電気廃棄物の山を見た際の想いを形にした「ガーナ」、平和を祈った「月」、未来を描いた「新世界」、そして小豆島を舞台に描いた新シリーズ「We Are Same Planet」を加えた4テーマで構成されました。
本展覧会は日本橋三越本店としても最大規模の展覧会として実施され、約300点のアート作品のうち120点が購入されました。展覧会中の作品総売上額は、今年4月に伊勢丹新宿店にて実施された自身の展覧会(近年の伊勢丹新宿店での美術催事売上最高額を更新)の売上を大きく上回り、長坂真護の展覧会史上最高額の売上を記録。自身のアート作品の年間総売上額は8億円を突破しました。
「世界最大級の電子機器の墓場」と言われるガーナのスラム街“アグボグブロシー”を目の当たりにした後、アートの力をもってスラム街の現実を先進国に伝えたいと決意した真護。そうした想いを結集し、本展示会は「私たちは同じ星に住んでいて、この星は一つで繋がっている=We Are Same Planet」をテーマに開催。結果、「2030年までに、ガーナのスラム街に100億円規模のリサイクル工場を作る」という真護の挑戦に共感いただいた多くの方々によるアート作品購入を通じて、活動が後押しされる形となりました。
「サステナブル・キャピタリズム」を掲げ、アートを通じてサステナブルな社会を目指す美術家・長坂真護の今後の活動にぜひご期待ください。また、本展覧会の詳細および本人のコメントについては、次項をご覧ください。
※2021年11月現在。各展覧会ごとの金額詳細は非公開。
■長坂真護コメント
展覧会を終えて
前回の伊勢丹の展覧会もそうでしたが、この度記録的な売り上げを日本橋三越で達成でき、
大変感謝しています。僕はこの資本主義経済において、売り上げに大変こだわっています。
売上を持ってしてできる未来がここにはあるからです。
たくさんの芸術家は、個展で最大限のパフォーマンスを発揮し、終焉を迎えますが、
我々のチームはここからがスタートです。120名の絵のコレクター様達の応援、
そして売り上げを持ってして、ガーナに新しいサスティナブルな経済圏を作るチャレンジができます。
個展が終わり、バックヤードで僕はチームのみんなにこう話しました。
「今回の成功はここで終わりではない、この成功や感謝を彼らに届けるまでが僕の美術家としての仕事です」
個展を終えてまだ一ヶ月も経たないですが、また2年ぶりにガーナへ向かいます。
第一リサイクル工場を作るチャレンジに出かけます。目指せスラムの失業者100人雇用!
この地球というキャンバスに、平和の二文字を描けるまで、僕の冒険は続きます。
また次の個展で皆様へ成果報告させて下さい。
2021年11月吉日
美術家 長坂 真護
■展示会/作品詳細
タイトル: Still A Black Star / We Are Same Planet 〜私たちは繋がっている〜
日 程: 2021年10月13日(水)〜10月24日(日)
場 所: 日本橋三越本店 本館7階 催物会場
「小豆島」(SHODOSHIMA)
2021年7月、長坂真護がこれまで活動してきたガーナのスラム街「アグボグブロシー」が消滅したと知る。焼き場の失業者に新しい仕事を提供するため、オリーブ農園の勉強に訪れた小豆島にも、沢山のマイクロプラスチックやシーグラスの破片があった。長坂真護の目に映る、小豆島に住む妖精や生き物を、これらの投棄物を使いアートで表現。
「ガーナ」
経済誌で目にしたごみの山にぽつんとたたずむ子どもの写真が、運命のターニングポイント。世界には日本を含む先進国が捨てた電子廃棄物の墓場が存在していた。ガーナのスラム街の電気廃棄物の山を見て抱いた「この現実を変えたい」
「世界最高のエコタウンにしたい」 という強い想いをアートへと昇華した作品。
「新世界」
2020年、突如我々の生活は一変した。古い概念を捨て、新たな思想を築くことを迫られている。長坂真護が絵で表現するニューノーマルという新しい概念思想。彼の見つめる先の未来がここにある。
「月」
2015年に起きたパリ同時多発テロ。テロ以前に一時パリに住んでいた長坂真護は既知のその現場を事件後訪れた。現場を目の当たりにして抱いた“恐怖”と“葛藤”。自身の理念の一つである“世界平和”、その想いを表現するために生まれた作品。世界中のどこでも誰でもみることができ、心に平安がもたらされる“月”をモチーフに。
WHO IS “MAGO” ?
先進国が投棄した廃棄物でアートを作り続ける。ガーナのスラム街を愛する美術家・長坂真護とは?
長坂真護 / MAGO
1984年生まれ。2009年、自ら経営する会社が倒産し、路上の画家になったアーティストMAGOは、2017年6月、「世界最大級の電子機器の墓場」と言われるガーナのスラム街“アグボグブロシー”を訪れ、1日わずか500円の
日当で先進国が捨てた電子機器を必死に燃やしながら生きる彼らと出会った。
そして“大量のガスを吸い、ガンになり30代で逝くと言われる彼らを犠牲にして、我々が富を形成する事がそんなに大事か?美術の力をもってこの真実を先進国に伝えたい”と決意。アートの売り上げから生まれた資金で、これまでに1,000個のガスマスクをガーナに届け、2018年には、スラム街初の学校『MAGO ART AND STUDY』を
設立。2019年8月、アグボグブロシー5回目の訪問で53日間もの期間街に滞在し、彼らの新しい希望と
生活のために、スラム街初の文化施設『MAGO E-Waste Museum』を設立した。
この軌跡をエミー賞授賞監督カーン・コンウィザー氏が追い、ドキュメンタリー映画“Still A Black Star”を制作し、アメリカのNEWPORT BEACH FILM FESTIVALで「観客賞部門 最優秀環境映画賞」を受賞。
現在、公開に向けて準備中。
- MAGO’s HISTORY -
先進国が投棄した廃棄物でアートを作り続け、そのアートの売上をガーナ・スラム街の教育、文化、経済、そして人々へ還元する「サステナブル・キャピタリズム」(持続可能な資本主義)を提唱
- オフィシャルWebサイト: www.magogallery.online
- Instagram: www.instagram.com/nagasakamago
WHAT MAGO DID
コロナ禍(2020年~2021年)を中心としたの活動詳細
【 EXHIBITION 】この1年間で全国の百貨店での大規模展示会を 5 回開催
・2020年10月21日~11月9日 阪急うめだ本店(百貨店での大規模個展初開催、来場者2万人以上)
・2020年12月23日~12月29日 名古屋栄三越
・2021年4月14日〜4月25日 伊勢丹新宿店(近年の伊勢丹新宿店での美術催事売上最高額を更新)
・2021年7月14日〜7月27日 大丸東京店
・2021年10月13日〜10月24日 日本橋三越本店
・2022年10月予定 上野の森美術館(自身初となる美術館での個展)
【 GALLERY 】 この2年間で全世界でMAGO GALLERYを 9 店舗オープン
・2019年11月 MAGO GALLERY 大阪
・2019年11月 MAGO GALLERY 滋賀
・2020年9月 MAGO GALLERY 福井
・2020年11月 MAGO GALLERY 銀座
・2021年1月 MAGO GALLERY 倉敷
・2021年2月 MAGO GALLERY 青山
・2021年3月 MAGO GALLERY 横浜
・2021年9月 MAGO GALLERY Hong Kong
・2021年10月 MAGO GALLERY Paris
【 ARTWORK 】今年のアート作品総売上は8億円超え、作品制作数 550 枚、年間 400 点以上を販売
・2017年 500万円
・2018年 5,000万円
・2019年 1.5億円
・2020年 3億円(作品制作数: 625枚)
・2021年 8億円(作品制作数: 550枚) ※2021年11月現時点
【 MOVIE 】 2020年クラウドファンディング歴代 1 位達成!(CAMPFIRE映画部門歴代1位)
自身の活動を伝えるドキュメンタリー映画”Still A Black Star”のクラウドファンディングを2回実施。合計3,700万円の支援金を集めました。
・2020年1月〜3月
「スラム街をエコタウンに!!美術家マゴの挑戦を描いた実録ハリウッド映画」製作費支援額31,320,781円 / 支援者395人 https://camp-fire.jp/projects/view/221610 ※CAMPFIRE映画部門歴代1位を獲得
・2020年7月
アメリカの「Impact Docs Awards」で4部門受賞
・2021年1月〜2月
「スラム街に変革をもたらす美術家長坂真護のドキュメンタリー映画を世界に届けたい!」プロモーション費支援額6,310,100円 / 支援者128人 https://camp-fire.jp/projects/view/324202
・2021年10月
アメリカの「Newport Beach Film Festival」で「観客賞部門 最優秀環境映画賞」を受賞
・現在は2022年アメリカでの一般公開に向けて準備中。日本での公開は現時点では未定。
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