令和2年7月豪雨から20ヶ月。復興が進む熊本県・阿蘇の杖立温泉で新たな取り組みが続々スタート。
エコバッグスタンプラリーや蒸しみくじ、坂本善三美術館のアーティストとのコラボ手ぬぐい等、杖立温泉の街歩きが楽しく生まれ変わりました。

熊本県阿蘇郡小国町にある杖立温泉は、その泉質の良さから「湯治の街」として多くの方に愛されてきました。象徴的なのは毎年春に行われる「鯉のぼりまつり」。今では全国各地で見られる「鯉のぼり祭り」ですが、そもそもの発祥の地は杖立温泉でした。川岸にロープをつけたボールを投げて鯉のぼりを吊るしたのがはじまりだとされる春の風物詩です。

そんな杖立温泉を襲ったのが令和2年7月豪雨。温泉街の中心部を流れる杖立川が氾濫し、周囲の山の土砂が崩れ、温泉街に位置する18の旅館や温泉、町道に川水と土砂が流れ込みました。

それから20ヶ月が経ち、杖立温泉は殆どの宿泊施設が営業を再開。復旧ではなく復興していくためにも、温泉街を活用した新たな取り組みが続々登場してきています。
- 温泉街を巡ってオリジナルエコバッグを作る「エコバッグスタンプラリー」



- 蒸し場で蒸すと文字が浮き出る「蒸しみくじ」



- 坂本善三美術館とゆかりがあるアーティストとのコラボ手ぬぐい

日本で唯一の全館畳敷きの美術館「坂本善三美術館」。「グレーの画家」「東洋の寡黙」と称される抽象画家として知られている坂本善三氏の作品が多く飾られています。そんな坂本善三美術館とゆかりがあるアーティストと杖立温泉がコラボして作った手ぬぐいが6種登場(1枚800円で販売中)しています。

杖立温泉街の各所に飾り付けられておりますので、見ていただけたらと思います。
- 温泉街のいろんなところに隠された「杖じぃ」

そんな杖立温泉のキャラクター杖じぃ。長年愛され続けてきており、地元の方々によって作られ、杖立温泉の各所にそっと置いてありました。

- 街歩きが楽しくなる!新しいパンフレットも完成

- 令和4年度の鯉のぼりまつりは4月1日〜5月6日に開催決定

令和2年7月豪雨の影響で鯉のぼりを吊るすためのポールを立てる為の基礎が無くなり、開催が困難な状況に追い込まれてしまってた杖立温泉の春の風物詩「鯉のぼりまつり」。さまざまな方々の支援を受け、令和4年は4月1日〜5月6日の期間にて実施が決定しております。

地域みんなで作業を行い、大きなポールに鯉のぼりを吊るします。

その数は約3500匹。春の心地よい日差しの中、杖立川の上を泳ぐ鯉のぼりの風景は圧巻です。

温泉街一帯に広がる鯉のぼりの風景を楽しみにいらしてください。
第42回杖立温泉鯉のぼり祭り
開催期間:4月1日~5月6日(ライトアップは午後7時~午後10時まで)
電話番号:0967-48-0206(杖立温泉観光協会)
場所:小国町杖立温泉(熊本県阿蘇郡小国町下城杖立)
駐車場:有り(GW期間中には臨時駐車場開設)
※感染症対策のため、期間中の出店やその他のイベントは開かれません。
※ご来場の皆様は、消毒・マスク着用の厳守、密集を避けるなど感染症対策をしたうえでお楽しみください。
- 懐かしい雰囲気が漂う杖立温泉でお待ちしております


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