KESIKI、新サービス「First Form」を提供開始ーロジックだけでは動かない新規事業を、デザインによるマジックで動かすー

新規事業の“問いと最初のかたち”づくりを先着5社限定で伴走支援

株式会社KESIKI

カルチャーデザインファームKESIKIは、新規事業創出の初期段階を支援する新サービス「First Form(ファースト・フォーム)」を、先着5社限定で開始しました。従来のデザインファームが得意としてきた「問いの発見」に加え、「プロトタイプ」までを短期間でつくり上げることで、思考から実践への橋渡しを実現します。経営層から現場の新規事業担当者まで、ロジックだけで考えすぎて動き出せない企業の最初の一歩を後押しします。

■ サービス概要

  • サービス名:First Form(ファースト・フォーム)

  • 対象:企業の新規事業担当者および経営層

  • 形式:最短3ヶ月の短期集中プログラム(問いの設計〜初期プロトタイプ作成)

  • 成果物:問いの定義資料、プロトタイプ、プレゼンテーション

  • 対象社数:先着5社限定

  • 費用:初回ヒアリングの上でお見積り

■ サービスの特徴

(1)「問い」と「プロトタイプ」で、思考を結晶化

従来のデザインファームによる支援は、アイデア創出ワークショップまたは長期伴走に集中しがちでした。この「First Form」では、抽象的なアイデアや戦略を、まず“実現するに足る問い”に変換し、それを実際に“触れられるかたち”へ落とし込みます。頭で理解するだけでなく、手で納得できる新規事業の第一歩を共に設計します。

(2)経営者と現場、両者の直感を束ねるファシリテーション

KESIKIは、ビジョンを語る経営層と、違和感を抱える現場の新規事業担当者、両者をデザインの言語と可視化の力で接続します。ロジックだけでは翻訳できないズレを、ワークショップやビジュアルプロトタイプで“手触りある共通理解”へと変えていきます。

(3)ロジックだけで進めない問いにデザインによる“マジック”を差し込む

「説得」より「納得」、「説明」より「実感」。KESIKIでは、新規事業の初期に必要なのは正解ではなく、“なるほど”と共感できるきっかけ=マジックだと考えます。直感に届く問い、触れてわかるプロトタイプ──デザインによる言語化と非言語化の両輪で、組織の初動をつくります。

(4)最短3ヶ月で形に

企画が止まっている、意思決定が進まない…そんな初期段階の停滞を突破するため、3〜4回のセッションとそれに伴うワークで「問いの明確化」→「初期プロトタイプ」までを短期集中で提供。最小工数で事業化の動き出しをサポートします。

(5)“ありたい姿”があるから、“最初のかたち”がブレない

KESIKIは、企業の「Being=ありたい姿のデザイン」と「Doing=実際に生み出すモノ・コトのデザイン」の両輪を一貫して手がけてきました。「First Form」は後者のDoingにフォーカスした初動支援ですが、私たちはそのかたちの背後にある「なぜそれをつくるのか」という問い=Beingから着手します。KESIKIならではの“存在意義と実行を地続きにする設計力”が、プロトタイプの説得力を高めます。


■ サービス開始の背景

「戦略はある。でも、動かない。」

KESIKIが企業の新規事業に関わる中で、最も多く直面してきたのは、“構想はあるが、動き出せない”状態です。

  •  方向性が見えているのに、手が動かない

  •  経営陣と現場の新規事業担当者の思考にズレがある

  •  ロードマップばかりで、リアリティのある成果物がない

これらの停滞を突破するには「まず問いを明確にし、それをかたちにしてみる」ことが必要です。そこに生まれる、言葉にならない違和感や実感──それが“マジック”の源であり、組織を動かす起点になります。

「First Form」は、問いを言語化し、プロトタイプで思考を現実に接続する初動支援パッケージです。戦略だけではない、最初の実感をともにつくります。

■ 今後の展望

今後はこの「First Form」を起点に、KESIKIの思想とそれに伴うサービスをより多くの企業に届けていきます。

さらに、初期プロトタイプから次フェーズへと進化できる連続型プログラムや、企業内での育成支援プランなど、組織全体の創造力を高めるサービスを順次展開予定です。

KESIKIは、社会性・経済性・文化性が両立した「カルチャーインパクト」をもたらすべく、今後もデザインアプローチによる新規事業開発支援に邁進しつづけてまいります。

■ チーム構成
エクスペリエンスデザイナー・インサイトデザイナー・ビジネスデザイナーがプロジェクトの特性に応じたチームを組んで支援いたします。

本サービス担当の主要メンバー

石川 俊祐(代表取締役 Chief Design Officer)

ロンドン芸術大学連合 Central St. Martins卒業。Panasonic Design Companyでプロダクトデザイナーとしてキャリアをスタート。PDD Innovations UKのCreative Leadを経て、IDEO Tokyoの設立に従事。2018年よりBCG Digital VenturesにてHead of Design / Strategic Design Directorとして活動したのち、2019年、内倉・九法とともにKESIKIを設立。現在は、多摩美術大学クリエイティブリーダーシップ特任教授・プログラムディレクター。

馬場園 浩一(Director, Experience Design)

東京電機大学卒業後、映像制作会社で映像編集やディレクションに携わり、VP、MV、TV、CMなどの映像制作を経験。DeNAでは、新規事業のリードデザイナーとして国内外で複数のサービスを立ち上げる。プロダクト開発では、UI・UX、VIなどサービス全体の設計を行い、ゼロイチでの新規事業創出を数多く経験。2016年にBCG Digital Venturesに創業メンバーとして参画。Experience Design Directorとして、ゼロイチでプロダクト開発を行うデザイナーとして従事し、金融、保険、モビリティ、ヘルスケア、消費財、工業などの複数の新規事業創出に携わる。

青山 優子(Lead, Experience Design)

北海道旭川市出身。名古屋市立大学卒業後、CanonでInteraction Designerとしてキャリアをスタート。デザインファームでUI/UX Design Managerを経験した後、BCG X(BCG Digital Ventures)に参画。Lead Experience Designerとして、エンジニアやPdM、ストラテジックデザイナーなど多様なメンバーと共に、クライアント企業の新規事業開発や未来ビジョンデザイン(Future Visioning)に携わる。ヘルスケア、モビリティ、保険、リテール領域などを中心にイノベーションを支援。2024年にKESIKIに参画。

牛丸 維人(Lead, Insight Design)

岐阜県飛騨高山生まれ。一橋大学社会学部卒業後、リクルートにてメディア・SaaSプロダクトの事業戦略立案・推進に従事。その後オーフス大学(デンマーク)に進学し映像人類学の修士号を取得。在学中にはフィリピン北部での長期フィールドワークを実施し、視覚障害当事者によるケア実践と社会運動に関するエスノグラフィ執筆、民族誌映画制作を経験。在学中よりKESIKI参画。フォトグラファーとしても活動し、従来の領域に閉じないリサーチからアートまで多様な写真のあり方を模索している。


鳥海 裕乃(Director,Org/Business Design)

広告代理店・制作会社等にて、企業・学校法人のブランディング戦略立案支援・クリエイティブディレクションに携わった後、インナーブランディング領域の事業開発に従事。主にパーパス・ミッション・ビジョン・バリュー策定及び浸透戦略に携わる。2020年、新規事業創出を支援するコンサルティングカンパニーの株式会社アルファドライブにて事業開発及びプロダクトオーナーを兼務し、事業・人材・組織開発アプローチを融合した企業変革支援モデルの開発をリード。2023年より執行役員・事業責任者に就任し、企業変革支援事業のグロースを推進。クリエイティブ・事業創出・コンサルティングの知見を活かし、KESIKIではカルチャーデザインを軸とした総合的な企業変革支援に携わる。

■ オンライン説明会
本サービスの開始を記念して、主要メンバーによるオンライン説明会を開催いたします。

  • タイトル:新規事業創出の初期停滞を乗り越えるデザインアプローチとは

  • 日時:2025年7月24日 19:00-20:00

  • 登壇者:石川 俊祐・馬場園 浩一・青山 優子・牛丸 維人

  • プログラム

    • 第一部:企業がはまる“初期停滞”とは?─ KESIKIが見てきた課題の構造

    • 第二部:クロストーク─ 「問い→プロトタイプ」まで短期でつくる意味

    • Q&A

    • クロージング

※同業他社の方など、ご参加いただけない場合がございます

株式会社KESIKI

株式会社KESIKI

KESIKIは「やさしさがめぐる経済をデザインする」ことをミッションに、2019年11月に設立したカルチャーデザインファームです。IDEO Tokyoでデザインディレクターを務めた石川俊祐、Forbes JAPAN編集次長兼Web編集長を務めた九法崇雄、ユニゾン・キャピタルで企業再建に従事した内倉潤のほか、多様なバックグラウンドを持ったメンバーが、組織からプロダクト・サービスまで、様々なモノやコトのデザインを手がけています。

公式ウェブサイト https://kesiki.jp/
公式ブログ https://note.com/kesikijp
公式Facebook https://www.facebook.com/KESIKI-110182390642012

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会社概要

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
高輪3-18-11 高輪テラスC号室
電話番号
050-5372-9752
代表者名
石川俊祐
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2019年08月