新発売の「業務用かるがるまな板」,バイオマス度30なのにCO2 約50%削減
2022年6月7日(火)から4日間、東京ビッグサイトにて開催される「FOOMA JAPAN 2022」で 長谷川化学工業(株)が、業務用では業界初となるバイオマス度30の認定を受けた新しい「かるがる まな板」を、二酸化炭素排出削減と持続可能な開発目標SDG’sへ向けた取り組みの一環として発表
1991年より発売を開始した「ポリエチレンかるがる」シリーズも30年目の節目を迎え、更なる環境対応へ進化。バイオマス度30の認定を受けた「かるがるまな板」は同体積の一般的なポリエチレンまな板と比較した場合、CO2削減効果は約50%と環境性能が高いだけでなく、木芯入り構造による軽量化と内部剛性によって食器洗浄機や加熱殺菌での変形を防ぐ「特殊構造のまな板」として安全な調理、作業負荷軽減にも貢献。
※1kgのポリエチレンを焼却すると3.14kg-CO2/kgの二酸化炭素が排出されます。
(環境省の3R原単位の算出方法より)
600㎜×300㎜×厚さ20㎜の「業務用まな板」1枚の場合
ポリエチレン単体:製品重量 3.4kg(製品重量)×3.14 ≒ 10.7kg 排出
かるがるまな板 :製品重量 2.4kg(製品重量)×0.7×3.14 ≒ 5.3kg 排出
となり、焼却時のCO2排出量は約50%削減されます。
(かるがるまな板のバイオマス度30%部分は植物由来によるカーボンニュートラルによりCO2排出0と換算されます)
木芯入りかるがるまな板は、スキー板の構造から生まれました。スキーの材料メーカーである当社が、独自の積層技術を用いて開発した画期的なまな板です。この木芯入り構造によって加熱殺菌による変形に強いだけでなく、側面のカラーラインにより色による使い分けのパイオニアとなりました。
しかし当時はまな板の加熱殺菌や使い分けは普及しておらず、衛生管理が確立されていませんでした。
そこへ1996年の集団食中毒事故により、大きく衛生管理へのニーズが高まり、大量調理での加熱殺菌ならびに使い分けが進みました。現在ではHACCPの義務化も施行され「ポリエチレン抗菌かるがる」「ポリエチレンかるがる」は給食産業、食品工場、ホテル、旅館、一般飲食店等で広く使われています。
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標SDG’s」への取り組みとして、今回発表するバイオマス配合のまな板は、高まる環境対策のニーズへ向けた第一歩となる製品です。
今後はバイオマス度の向上の他に、水平リサイクルの実現、製造における二酸化炭素排出量の削減等の研究開発を強化し、持続可能な社会への取り組みをさらに進めて参ります。
【会社概要】
会社名:長谷川化学工業株式会社
所在地:千葉県八千代市上高野1384-5
代表者:長谷川壽一
URL:https://hasegawakagaku.jp/
事業内容:業務用調理用品の製造・販売、剣道具ほかスポーツ用品の製造販売など
担当者 営業部 本田光夫
メール E-mail: honda@hasegawakagaku.co.jp
T E L 047-482-1001
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