ダルマオーディオ初モデルハイブリットイヤホンT-800販売開始のお知らせ
日本発の中華イヤホン
新興オーディオメーカー「ダルマオーディオ」が放つ新作ハイブリッドイヤホン「T-800」が2020年12月25日からイヤホン専門店「フジヤエービック」にて一般店頭販売決定!
●ダルマオーディオ初モデルハイブリットイヤホンT-800販売開始のお知らせ
販売開始日:2020年12月25日
筐体カラー 黒色、フェイスプレート 黒色(カーボンメッシュ)
販売価格:46,000円(税込み)
商品コード:4571532010011
2019年7月に日本のオーディオ業界に初登場した中華イヤホンメーカー「ダルマオーディオ」の初モデル「ハイブリットイヤホンT-800」が各種試聴・展示会、CFの経験を得て、2020年12月25日より日本代理店「NTS株式会社」を通じて、イヤホン専門店「フジヤエービック」にて、一般店頭発売することが決定となりました。
◆ダルマオーディオとはどんな会社ですか?
2019年4月に中国深センで設立された新興Hifiイヤホンメーカーです。社長兼技術ディレクターの劉華は大学生時代よりイヤホンをハンドメイドで製作・販売しておりました。同氏は卒業後に大手イヤホン工場で技術者として勤務し、15年間にわたり安価な量産イヤホンから40万円クラスの数十基BAドライバー搭載の特殊モデルまで、様々なOEMを請け負った実績を持っております。
そして、世界のオーディオ愛好家に自分が認識するいい音のイヤホンを届けたい思いを胸に、オーディオメーカーである「ダルマオーディオ」を設立して、同時に新ブランド「Vento Conductor」(イタリア語で風の指揮者の意味)を立ち上げました。
また、多くの中華イヤホンメーカーとは異なり、ダルマオーディオは日本代理店「NTS株式会社」とは単なる代理ビジネスの関係にとどまらず、パートナシップの関係にもあります。これにより、日本での宣伝活動はダルマオーディオが主体となり、最新情報を迅速かつより正確に皆様にお伝えすることができます。
◆初モデル「T-800」の開発コンセプトとは?
ダルマオーディオの初モデルとして、社長兼技術ディレクターの劉華がオーディオ愛好家に自分が一番伝えたい「音」を目指しました。これは2012年9月7日、劉華は東京芸術劇場コンサートホールにて開催された「Mai Kuraki Symphonic Live -Opus 1-」を鑑賞した際に、大きな感銘を受けて、ライブ音源再生に適した、臨場感溢れる音質をこのT-800で実現したいと考えたことによります。これがT-800の開発コンセプトです。
◆どのようにして開発コンセプトを実現したのですか?
「T-800」は1DD(自社開発のφ8.5mm、複合材質振動板採用)と2BA(Knowles社製)を組み合わせたハイブリット方式を採用しています。「ライブ音源再生に適した、臨場感溢れる音質」を実現するため、以下の工夫を施しました。
<筐体素材へのこだわり>
初代プロトタイプのサンプル機は筐体をアルミ素材のアルマイト加工で試作しました。結果として質感も音質も不十分との判断、そこから筐体素材を合金と銅に変更し、さらに塗装をメッキ加工へ変更しました。
再生周波数は音の傾向を表すグラフのデータです。音の傾向を客観的に判断できるので、技術者にとってもっとも重要なデータです。通常は以下の三種類があります。
『まるで自分だけの小さな演奏会を体験するような臨場感溢れるサウンド』を実現するためのグラフは上記いずれの再生周波数特性にも該当しません。例えばオーケストラ楽曲の再生では、楽器の存在感や残響を表現することは勿論、歌声が楽器に邪魔されることなく、クリアに聴こえなければなりません。そのため、以下のような独自の再生周波数特性を目標として設定し、開発に取り掛かりました。
開発コンセプトを実現するために重要な、もう一つの技術は自社開発の『O.A.Cミキサー』です。例えば世界中のコンサートホールは外見と中身では大きな違いがあります。外見はいかに立派に見せるかを目的に建設されます。それに対し、コンサートホールの内部は観客により音楽の演奏を楽しんでもらうことを目的にデザインされます。
これらと同様にT-800の外観デザインは高級感と装着感を優先して設計しております。そして、筐体内部には使用者により音楽を楽しんでもらうべく、独特形状の『ホール』を設けております。社内で『O.A.Cミキサー』と呼ぶこのホールは、三つのドライバーからの音を同ミキサー内で集約し、パワフルに耳の方へ送り出す機能を持っています。壁や天井の素材が音を吸収するコンサートホールとは違い、筐体の金属は空気を反射し共振も起こします。そこで、精密な計算のもと『O.A.Cミキサー』により飛び交う空気を集中させ、さらに共振を減らします。
◆自社ブランド初モデルの開発所感
製品に関する全ての仕様をお客様が決定される「OEM案件」とは違い、自社ブランド開発の場合、全て自分の判断・責任で決めなければならず、不慣れな部分が多くありました。ダルマオーディオは2019年に4回もの展示会への出展を行い、開発製品に対して約300名のオーディオ愛好家の意見をヒアリングしましたが、音質に対する好みは人によって違うため、チューニングの方向性や、付属のケーブルやイヤピースの仕様、さらに販売価格の設定をどのようにするのか相当悩んだ時期もありました。
今回のT-800開発では、多くのオーディオ愛好家のご意見をうかがうことが出来ました。これはダルマオーディオにとって大きなプラスとなります。さらに、2020年は著名タレント様とのコラボイヤホン発売、そしてT-800の店頭販売の実現に至りました。これらの経験をもとに2021年の製品開発はこれまでよりさらにスムーズに、より多くの種類の新製品を発表できると確信しております。これからもダルマオーディオブランドを応援いただけますと幸いです。
<T-800の製品仕様>
販売開始日:2020年12月25日
筐体カラー 黒色、フェイスプレート 黒色(カーボンメッシュ)
販売価格:46,000円(税込み)
商品コード:4571532010011
2019年7月に日本のオーディオ業界に初登場した中華イヤホンメーカー「ダルマオーディオ」の初モデル「ハイブリットイヤホンT-800」が各種試聴・展示会、CFの経験を得て、2020年12月25日より日本代理店「NTS株式会社」を通じて、イヤホン専門店「フジヤエービック」にて、一般店頭発売することが決定となりました。
◆ダルマオーディオとはどんな会社ですか?
2019年4月に中国深センで設立された新興Hifiイヤホンメーカーです。社長兼技術ディレクターの劉華は大学生時代よりイヤホンをハンドメイドで製作・販売しておりました。同氏は卒業後に大手イヤホン工場で技術者として勤務し、15年間にわたり安価な量産イヤホンから40万円クラスの数十基BAドライバー搭載の特殊モデルまで、様々なOEMを請け負った実績を持っております。
そして、世界のオーディオ愛好家に自分が認識するいい音のイヤホンを届けたい思いを胸に、オーディオメーカーである「ダルマオーディオ」を設立して、同時に新ブランド「Vento Conductor」(イタリア語で風の指揮者の意味)を立ち上げました。
また、多くの中華イヤホンメーカーとは異なり、ダルマオーディオは日本代理店「NTS株式会社」とは単なる代理ビジネスの関係にとどまらず、パートナシップの関係にもあります。これにより、日本での宣伝活動はダルマオーディオが主体となり、最新情報を迅速かつより正確に皆様にお伝えすることができます。
◆初モデル「T-800」の開発コンセプトとは?
ダルマオーディオの初モデルとして、社長兼技術ディレクターの劉華がオーディオ愛好家に自分が一番伝えたい「音」を目指しました。これは2012年9月7日、劉華は東京芸術劇場コンサートホールにて開催された「Mai Kuraki Symphonic Live -Opus 1-」を鑑賞した際に、大きな感銘を受けて、ライブ音源再生に適した、臨場感溢れる音質をこのT-800で実現したいと考えたことによります。これがT-800の開発コンセプトです。
◆どのようにして開発コンセプトを実現したのですか?
「T-800」は1DD(自社開発のφ8.5mm、複合材質振動板採用)と2BA(Knowles社製)を組み合わせたハイブリット方式を採用しています。「ライブ音源再生に適した、臨場感溢れる音質」を実現するため、以下の工夫を施しました。
<筐体素材へのこだわり>
初代プロトタイプのサンプル機は筐体をアルミ素材のアルマイト加工で試作しました。結果として質感も音質も不十分との判断、そこから筐体素材を合金と銅に変更し、さらに塗装をメッキ加工へ変更しました。
リアハウジングはアルミニウム、銅、マグネシウムの合金のメッキ加工でできています。このような合金を採用することで寸法精度を出しやすいメリットがあり、流動性もよく振動を吸収する性能(所謂『減衰能』)はアルミより3倍も優れており、共振を抑える効果があります。また、同様の理由でフロントハウジングとノズル部分は銅で作られており高級感を出すとともに、共振を抑制します。
<独自の再生周波数特性設定>再生周波数は音の傾向を表すグラフのデータです。音の傾向を客観的に判断できるので、技術者にとってもっとも重要なデータです。通常は以下の三種類があります。
- ドンシャリ傾向は「低音、高音を強調」するタイプ
- かまぼこ傾向は「低音と高音が弱めで、中音域が目立つ」タイプ
- フラット傾向は「周波数特性が均一に近いもので、低、中、高域のどちらも強調しない」タイプ
『まるで自分だけの小さな演奏会を体験するような臨場感溢れるサウンド』を実現するためのグラフは上記いずれの再生周波数特性にも該当しません。例えばオーケストラ楽曲の再生では、楽器の存在感や残響を表現することは勿論、歌声が楽器に邪魔されることなく、クリアに聴こえなければなりません。そのため、以下のような独自の再生周波数特性を目標として設定し、開発に取り掛かりました。
<内部構造の工夫:O.A.Cミキサー>
開発コンセプトを実現するために重要な、もう一つの技術は自社開発の『O.A.Cミキサー』です。例えば世界中のコンサートホールは外見と中身では大きな違いがあります。外見はいかに立派に見せるかを目的に建設されます。それに対し、コンサートホールの内部は観客により音楽の演奏を楽しんでもらうことを目的にデザインされます。
これらと同様にT-800の外観デザインは高級感と装着感を優先して設計しております。そして、筐体内部には使用者により音楽を楽しんでもらうべく、独特形状の『ホール』を設けております。社内で『O.A.Cミキサー』と呼ぶこのホールは、三つのドライバーからの音を同ミキサー内で集約し、パワフルに耳の方へ送り出す機能を持っています。壁や天井の素材が音を吸収するコンサートホールとは違い、筐体の金属は空気を反射し共振も起こします。そこで、精密な計算のもと『O.A.Cミキサー』により飛び交う空気を集中させ、さらに共振を減らします。
<「T-800」の特徴まとめ>
- コンパクトで装着感に秀でた金属筐体イヤホンです。
- 音質的には万能イヤホンですが、特にハードロックやライブ音源に向きます。
- 「アドレナリンどばどば出る 聴くエナジードリンク」と表現されるように聴いているだけで元気にあふれるようなサウンドです。
- ケーブルやイヤピースの交換によって、音の変化が顕著に現れます。
◆自社ブランド初モデルの開発所感
製品に関する全ての仕様をお客様が決定される「OEM案件」とは違い、自社ブランド開発の場合、全て自分の判断・責任で決めなければならず、不慣れな部分が多くありました。ダルマオーディオは2019年に4回もの展示会への出展を行い、開発製品に対して約300名のオーディオ愛好家の意見をヒアリングしましたが、音質に対する好みは人によって違うため、チューニングの方向性や、付属のケーブルやイヤピースの仕様、さらに販売価格の設定をどのようにするのか相当悩んだ時期もありました。
今回のT-800開発では、多くのオーディオ愛好家のご意見をうかがうことが出来ました。これはダルマオーディオにとって大きなプラスとなります。さらに、2020年は著名タレント様とのコラボイヤホン発売、そしてT-800の店頭販売の実現に至りました。これらの経験をもとに2021年の製品開発はこれまでよりさらにスムーズに、より多くの種類の新製品を発表できると確信しております。これからもダルマオーディオブランドを応援いただけますと幸いです。
<T-800の製品仕様>
ドライバーユニット | φ8.5mmダイナミックドライバー 1基 Knowles製BAドライバー 2基 |
音響方式 | 密封型 |
インピータンス | 16Ω |
周波数特性 | 8Hz~30kHz |
出力音圧レベル | 110dB |
筐体材質 | リア:合金 フロント:銅 ノズル:銅 |
質量(筐体のみ) | 11g×2個 |
ケーブル | 銅導体(N6 OCC) 銀メッキ |
リケーブル対応 | 2Pin φ0.78mm |
プラグ形状 | 3.5mm |
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