GK京都、みなとまち神戸を走る新たな公共交通「Port Loop(ポートループ)」のトータルデザインを協働プロデュース
~4月本格運行に先立ち、3月13日(土)に車両お披露目イベント~
株式会社GK京都(京都府京都市 代表取締役社長 榎本信之)は、今春より、みなとまち神戸を走る連節バス「Port Loop(ポートループ)」のトータルデザインプロデュースを行いました。
GKデザイングループ傘下の、株式会社GK設計が総合企画と環境デザインを、株式会社GKインダストリアルデザインが車両デザインを担当し、GK京都はVI(ビジュアル・アイデンティティ)計画やサインなどのコミュニケーションデザインを担当しました。
2021年4月1日(木)より、神戸三宮からウォーターフロントへのアクセスを便利にする、2両の車体をつないだ全長18メートル・最大112人乗りの連節バス「Port Loop(ポートループ)」が、みなとまち神戸を走ります。
神戸市が導入するこの新たな公共交通システムは、再開発が進む都心・ウォーターフロントエリアへのアクセス向上と、更なる賑わいの創出を目指し計画され、神姫バス株式会社が運行事業者に選定されました。
神戸・ウォーターフロントを訪れる全ての人が、快適に楽しみながら移動できる環境を創出することがデザインのねらいとなります。
「PORT BLUE みなとまち神戸の風景をうつし込む ひと・まちが輝く 新たな公共交通」をコンセプトに、この連節バスが神戸のまちのシンボルとなり、訪れた人にとって「わかりやすく」、「使いやすく」、且つ、「快適な」システムとするために、トータルデザインの観点から総合的に検討し、車両や停留施設をはじめとする様々な関連施設やアイテムについて、一貫性のあるデザイン展開を行いました。
車両デザインは、「神戸らしい進取の気風」を感じる乗り物として、緊張感がありシンプルで美しいスタイリングと、みなとらしいブルーとホワイトを基調としたデザインを行いました。 内装のデザインについてはシートに神戸らしいタータン柄をダイナミックに取り入れ、永続性と先進性を表現するものとしました。また、ダークカラーを基調としたシックなインテリア空間により車窓から眺める景色や夜間景観にも配慮したデザインとしています。
連節バスの名称やロゴ・シンボルマークは市民アンケートを実施し、複数のデザイン案の中からポートエリアの「循環・つながり」を意味する「Port Loop(ポートループ)」が選出されました。
これを元に基本となるVI計画を策定し、ウェブサイトやチラシ・ポスターなど、様々な広報アイテムやPRツールに展開し、バス停留施設などの環境デザインでは、視認性の高いサインやデジタルサイネージ・バスロケーションシステムにも波及させ、事業に関わる様々なモノ・コトの関係性を視覚化するトータルデザインとして展開しました。
4月からの本格運行に先立ち、3月13日の「車両お披露目イベント」や、プレ運行イベントなどが行われる予定です。(3月11日、神戸市からプレスリリース)
●「Port Loop(ポートループ)」関連イベント
1)車両展示イベント
日時 :2021年3月13日(土)11:00~18:00
場所 :神戸三宮センター街(野村証券(株)前付近)
概要 :センター街に連節バス「Port Loop」の実車を展示(試乗はできません)
リーフレットの配布
2)プレ運行
運行期間 :2021年3月20・21日(土日計2日間)
運賃 :大人210円 小児110円 ※1日乗車券500円(アプリのみ)
運行時間 :8:25 ~ 22:05 休日ダイヤで運行
特典 :沿線施設で1日乗車券を提示すると割引やプレゼント
3)「Port Loop」運行開始式典
日時 :2021年3月28日(日曜)10:00~12:00
会場 :神戸ポートオアシス
内容 :来賓、関係者、報道向けに運行開始式典の開催 ※式典終了後に試乗会
●「Port Loop(ポートループ)」運行の概要
開始時期 :令和3年4月1日
運行事業者 :神姫バス株式会社
車両 :連節バス2台(7月以降4台)
運賃 :大人210円 小児110円、1日乗車券500円
運行時間 :平日8:52 ~ 21:20(19便)
運行時間 :休日8:25 ~ 22:05(21便)
運行間隔 :概ね30分(7月以降概ね20分)
所要時間 :約50~60分 / 周
※詳しくはこちらをご参照ください https://www.shinkibus.co.jp/rensetsu/index.html
ポートライナーの混雑緩和のため、平日8:00頃に三宮駅前からポートアイランドまで直通運行します。(運賃は、大人250円 小人130円)
株式会社GK京都
デザインマネジメントを強みとする総合デザイン会社。1972年創業。
プロダクトからコミュニケーション、環境、UI/UXにいたるまで幅広い事業を展開。様々なモノづくり、コトおこしを牽引していく「クリエイティブ・ハブ」として活動。2022年に50周年を迎え「みらいに行く!」を合言葉に、人々の暮らしや社会に貢献するデザイン会社を目指す。
●GKデザイングループによる公共交通デザインの取り組み
GKデザイングループは、総合デザイン集団としてのグループメリットを活かし、国内各地の公共交通関連事業のトータルデザインプロジェクトを担当。
富山市LRT(ライトレール)をはじめとして、札幌LRT、宇都宮LRTなどの路面電車関連事業。新潟BRTをはじめとして、東京BRTや、京都府(けいはんな学研都市)、横浜市、神戸市、などの連節バス関連事業。など、車両デザイン、コミュニケーションデザイン、環境デザインなど、広範囲な専門領域をカバーするスタッフの共創により、トータルデザインを実現し、公共交通事業と市民との様々なコミュニケーション機会を創出するためのデザインに取り組む。
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