キミカ、「TOKYOテレワークアワード」推進賞を受賞
「TOKYOテレワークアワード」推進賞受賞
本賞は、新型コロナウイルスの拡大防止に向けて「テレワーク東京ルール」の普及に取り組む東京都が、先進的・モデル的なテレワーク活動を行う企業を表彰するものです。当社は、感染拡大がはじまった直後の2020年3月にテレワークを開始し、業務の効率化、新規顧客の開拓、社員満足度の向上を実現するなど、感染拡大防止と経済活動を両立した当社の取り組みは高く評価され注目を集めています。
■ 業務の効率化
当社は、感染拡大前の2019年から働き方改革に取り組み、小型軽量モバイルパソコンや業務用スマートフォンの貸与、ビジネスチャットツールやチームコラボレーションソフトの導入を進めていました。クラウドサービスの活用やVPNの再構築で、紙ベースの業務プロセスからの脱却も図っていたことで、2020年3月には いち早くテレワークを開始することができ、現在は標準的な働き方として定着しています(製造部や品質管理部など業務上出社が不可欠な一部の部署を除く)。
「商談や打合せは対面で行うもの」という固定概念を脱したことで移動に費やされていた時間を有効活用できるようになり、チャットやTV会議を活用することでかえって社内コミュニケーションが活性化、ペーパーレス化への意識が高まり作業効率が飛躍的に向上しました。
■新規顧客の開拓
テレワークでも効果的に営業活動を展開するため、2020年9月に営業開発部(マーケティングチーム)を発足し、①カタログ・リーフレットをすべて電子化してウェブサイトからダウンロード可能にする、②ウェブサイトを多言語対応化する、③SNS(TwitterとInstagram)とYoutubeを開設して一般消費者に向けて発信する、④ウェブサイトの新着情報の更新頻度を前年比3倍以上に増やすなどに取り組みました。営業開発部がオンラインでの発信強化をはじめて以降、自然と外部メディアへの露出機会が増えており(2019年1件に対し、2020年は13件、2021年は1~2月だけで18件)、テレワーク導入が新たな需要の掘り起こしの契機となりました。
■社員満足度の向上
2021年2月に匿名でのアンケート調査(回答数89名)を実施したところ、93.2%が「会社のコロナ対応を評価する」と回答しました。ワークライフバランスの向上を実感する声が多く寄せられ、浮いた時間を自己啓発に充てる社員も増えています。これまでに28回のオンラインランチセミナーを開催、毎回、PCを貸与されている社員の過半数が自発的に参加しており、組織の一体感醸成に寄与しています。2021年4月からは、コロナ収束後もテレワークを継続することを前提に、より透明性の高い新しい人事制度の運用が開始される予定です。
株式会社キミカは、今後も日本唯一のアルギン酸供給拠点として供給責任を果たし、テレワークで実現するワーク・ビジネススタイルの変革に積極的に取り組んでまいります。
【株式会社キミカについて】
天然の海藻から「アルギン酸」を抽出し、様々な産業に供給するわが国唯一のメーカーです。アルギン酸は海藻に含まれる多糖類で、食感改良剤として様々な加工食品に利用されるほか、医薬品、化粧品、繊維、鉄鋼、製紙など幅広い分野で活用されています。
キミカは日本で初めてアルギン酸の工業的生産に成功し、以来 80 年間にわたり業界を牽引しています。アルギン酸市場における弊社の国内シェアは 90%を超え、特に高品質が求められる食品・医薬品向けの分野においては、名立たる競合メーカーを抑えて世界トップの生産量を誇ります。近年はSDGs のフロントランナー企業としても注目を集めており、2020 年には日本の SDGs の最高賞「ジャパン SDGs アワード」の特別賞を受賞しました。
TOKYOテレワークアワード: https://www.telework-rule.metro.tokyo.lg.jp/award/
テレワーク東京ルール: https://www.telework-rule.metro.tokyo.lg.jp/search/details.php?app_form_id=267593
株式会社キミカ ウェブサイト: https://www.kimica.jp/
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