ピントスクールによる姿勢の改善が認知機能、身体機能を向上させた共同研究の成果発表/(リハビリテーション工学カンファレンス)
https://pin-to.net/school/ ~2021年9月25日 第35回リハビリテーション工学カンファレンスでの成果発表~
作業療法士が一人ひとりの体に合わせた福祉用具(座位保持装置イス、車椅子)をつくる会社、株式会社ピーエーエス(所在地:大阪府箕面市)は、2016年に箕面市教育委員会(大阪府)の協力のもと正しく座ることができない一般の児童向けに防災機能をつけた姿勢サポートシート「p!nto school(以下、ピントスクール)」を開発し、学習に与える影響を調査しました。
また、2020年大阪市立平林小学校において、帝京大学(教育学部山村豊教授)とともに姿勢と認知機能、身体機能への影響について調査を行い、この度(2021年9月25日)、第35回リハビリテーション工学カンファレンス(福岡県北九州市)にて研究の成果を発表しました。
また、2020年大阪市立平林小学校において、帝京大学(教育学部山村豊教授)とともに姿勢と認知機能、身体機能への影響について調査を行い、この度(2021年9月25日)、第35回リハビリテーション工学カンファレンス(福岡県北九州市)にて研究の成果を発表しました。
- 『ピントスクール』 オフィシャルウェブサイト
- https://pin-to.net/school/
- 『第35回リハ工学カンファレンス in 北九州』 オフィシャルウェブサイト
- https://www.resja.or.jp/conf-35/
- 箕面市萱野北小学校での研究調査
姿勢を機能的に支えるピントスクールは2週間使用をすることで、姿勢改善のみならず先生からの注意が減り、自分の姿勢に自信が持て、痛みが軽減するという結果が得られました。
使用後のアンケートでも、生徒の46%が勉強に集中しやすくなったと回答し、教員も集中力が途切れる生徒が2割減少したと回答したため、もし快適に整った姿勢で学習することができれば、生徒の学力や体力の向上につながるのではないかと考え2020年9月に追加研究調査を行いました。
- 大阪市立平林小学校での追加研究調査
今回のパズルゲーム検査の結果から「(長期記憶からの想起能力/認知柔軟性)イメージする力」と「(衝動性と熟慮性)じっくりと考える力」 において明らかな違いが見られました。
また、POMS2より「混乱―当惑」「疲労―無気力」項目において有意な差が見られました。特に認知上の効率の悪さを反映する「混乱―当惑」項目において有意な差が見られたことから、ピントスクールによる姿勢のサポートが、児童の認知効率を向上させていると考えることができました。
身体機能(長座体前屈)ではピントスクール使用を使用すると優位に差が見られ、股関節の柔軟性が向上しました。これらの筋肉の柔軟性は腰痛や膝の痛み等傷害のリスクと高い相関があり、骨盤を倒した「ずっこけ座り」などの姿勢は、股関節の可動性に影響する筋肉の短縮習慣を作っています。それが、ピントスクールを使うことによって、筋肉が正しい長さに整えられる時間が増え、柔軟性の向上につながったと考えられます。そして、姿勢が良くなるということは単に姿勢の問題ではなく、けがの予防や運動機能の向上にも役立つことが示唆されました。
- 姿勢が改善することでの効果
姿勢によって気分が変わり、そのことが児童のイメージする力やじっくりと考える力を向上させるということは非常に興味深い結果であり、日常的な様々なストレスに左右されにくい学習環境を作るという意味において、ピントスクールを使用するということが有効であると考えることができました。
- 株式会社ピーエーエス
これまでに1万人を超える姿勢の悩みを解決してきたノウハウから生まれた一般向け商品「p!ntoシリーズ」は累計33万台を突破。
2018年自社ブランド店舗「P!NTO SEATING DESIGN」を東京南青山に出店。
2019年ドイツジャーマンデザインアワード受賞。
BSフジ「一滴の向こう側」など多くのメディアでも紹介されました。
【会社概要】
社名:株式会社ピーエーエス
本社:〒562-0031 大阪府箕面市小野原東1-3-21
URL:https://www.pas21.com/
設立:平成11年12月9日
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