「とりあえず」やってみる展 / 代官山ヒルサイドフォーラムにて開催 by 慶應義塾大学小林博人研究会
自分たちの居場所を自分たちでつくる方法と新しい展示のアーカイブ方法の模索をする展示会
新しい時代における居場所のつくり方はきっと今までとは大きく違うものになっていくと考えています。慶應義塾大学小林博人研究会はこれまでの活動をヒントに、不安な社会の中で居場所を見つけ心地のいい場所にする方法を模索する展示を行います。これまで「とりあえずやってみる」手法を多方面で実行してきました。そして今回は、実際に足を運べない方や展示会期が終わってからも展示を追体験していただけるようなアーカイブ方法を模索しながら”やってみる”ことにしました。是非一度ご覧ください。
<基本情報>
展覧会名:「とりあえず」やってみる展 -自分たちの居場所を自分たちでつくる-
開催日時:8/31(火) ~ 9/3(金) 11:00 ~ 19:00
9/4(土) 11:00 ~ 16:00
9/5(日) 11:00 ~ 18:00 (最終日)
主催:慶應義塾大学 小林博人研究会
会場:ヒルサイドフォーラム(http://hillsideterrace.com/events/11458/)
住所:東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟
入場料:無料
Instagram:https://www.instagram.com/toriaezu_yattemiru_ten
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、ご来場の際はマスクをご着用の上ご来場ください。
※本展は予約制ではありませんが、今後の状況により、変更・入場制限を実施する可能性がございます。
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<趣旨>
私たちの暮らしている社会では、予想もつかないことが往々にして起こります。昨日まで普通にできていたことが突然機能しなくなり、それによって普通に会い話していた人とも直接会うことすらできなくなります。今まで普通に通っていた場所に突然行くことができなくなります。そして今まで自分の居場所だと思っていた自分の家の中ですら、本当にここが自分の居たい場所なのだろうかと疑いたくなる気持ちになります。自分の居場所がなくなったようでとても不安な気持ちになることがあります。
こういった不安定で先の読みにくい社会の中で生きていくとき、私たちは自分が居ていい場所をどうやってみつけ、それをどうやって自分の居心地のいい場所にしていくことができるのでしょうか。
この展示会では、私たちが自分たちと場所との関係をどのようにつけていけばその場所が自分たちの場所として感じられるのか、その場所にいていいと思えるのか、そしてその場所を気持ちのいい場所として捉えられるのかを、今までやってきたいくつかのプロジェクトを例にあげながら紐解いていくことを試みました。
そしてここで挙げたプロジェクトでは、それらの問いに答えるために、どのような取り組み方をしたらいいのかを考えながら行った試行錯誤を示し、その方法論を考えていきました。
何か決まったやり方がある訳ではなく、いつもその度にこうやってみたらどうか、こんなことならできるだろうかと、まずはできるところからやってみることを繰り返していったプロセスを見ていただきたいと思います。
この手近なところからやってみるアプローチを通して、少しずつ自分と場所との関係をつくり、やがて自分たちの居場所をつくることができるようになるという私たちの体験を、この展示会を見に来ていただいた皆さんにも同じようにしていただければ幸いです。
自分たちの生きる社会に、自分たちで自分たちの居場所をつくる。私たちにそれができるようになれば、もっと明るくもっと楽しい未来の社会像を描けるようになるのではないでしょうか。 #とりあえずやってみる展
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<Introduction>
In the society we live in, unpredictable things often happen. Normal patterns of life can be suddenly interrupted, making it impossible to even meet people you typically talk with every day. Without warning, you may not be able to go to the places you used to go normally. And even in my own home, which I used to think of as where I belong, I have started to wonder if it is really where I want to be. Sometimes I feel very anxious because I feel like I have lost my place.
When we live in such an unstable and unpredictable society, how can we find a place that we can make comfortable and call our own?
In this exhibition, we ask how people relate themselves to a place, how they develop and attachment to it, and how they inhabit it. Using some of the projects that embarked on so far as examples, we are attempting to better define the characteristics of places we can develop a genuine affinity for.
In the projects exhibited here, we show the process of trial and error involved in answering these questions. We show not only the outcomes of our work, but the thought and methodology behind it.
Despite our efforts, we cannot claim to have discovered a fixed way of working. Instead, we would like you to see the repeating process of doing what you can, where you can ― and wondering if you should always approach problems in the same way.
This exhibition invites you to share our experience of gradually building relationships between people and place. Through our projects, we have used the concrete tools of real-world construction to solve local, conditional problems, but we have also tried to keep sight of the larger questions of space and belonging that motivate our work. We would appreciate it if you could do the same.
We must begin by creating places by and for ourselves ― places that give us respite in the complex in the society in which we live. If we can do that, we may be able to envision a brighter and more enjoyable social image for the future. #Do it Anyway
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<展示会場>
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<関係者>
- 主催:慶應義塾大学SFC 小林博人研究会 (koblab)
veneerhouse: https://www.veneerhouse.com/
小林・槇デザインワークショップ(KMDW): https://www.kmdw.com/
説明:建築に限らず、都市・地方を含む様々な人の空間に積極的に関わり、自分たちの居場所づくりを実践的に行っているデザイン・アクション・チーム。
主催者・責任者:小林博人
副責任者・会場設営担当:藤咲潤、西尾大河、久保太一、松岡大雅
学生代表:村松毅、北りり華
OBOG代表:清水信宏、連勇太朗
広報デザイン担当:横田幸亮、平賀俊孝
展示資料作成・会場設営:他小林研究会OBOG・他学生
- ブランディング:キワ・アート・アンド・デザイン株式会社
説明:東京都文京区にデザインスタジオを持つデザインコンサルティングファーム。弊社は本展のアーカイブ運営及びブランディングを担当。ヴァーチャルにおける追体験の方法を模索していきます。
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