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マテリアライズジャパン株式会社
会社概要

マテリアライズ、最大100%再利用可能な材料を使用した3Dプリントサービスを開始

マテリアライズジャパン株式会社

Bluesint PA12でより持続可能な3Dプリントの選択肢を提供します。


ルーベン(ベルギー) - 2021年6月28日。3DプリンティングソリューションのグローバルリーダーであるMaterialise(マテリアライズ)は、より持続可能な3Dプリントのための新しいサービスを導入しました。今回提供を開始するBluesint PA 12サービスは、最大100%再利用された粉末材料での3Dプリントを可能にし、粉末の消費を大幅に削減することで、3Dプリントのより持続可能な選択肢の提供を可能にします。Materialiseは昨年、この材料の革新を発表し、一部の顧客を対象としたベータプログラムを経て、Bluesint PA 12サービスを広く提供することになりました。

Materialise Manufacturingの副社長兼ゼネラルマネージャーであるJurgen Laudusは、「3Dプリントは、小型でカスタマイズされた部品を現地生産するための強力で持続可能な製造ソリューションとして確立されていますが、3Dプリントプロセス自体をより持続可能なものにするための新しい方法に、業界が継続的に投資することが極めて重要です」と述べています。Bluesint PA 12サービスのようなイノベーションを通じて、Materialiseはお客様にサステナブルな選択肢を提供します。

3Dプリント技術の中で2番目に多く使用されているSLS(粉末焼結)では、粉末の最大70%がダウンサイクルされ廃棄物となります。Bluesintでは、この廃棄物となった粉末を新しいパーツ造形用に再利用することで、3Dプリントにおける廃棄物を減らしていく道を切り開きます。

Bluesint PA12は、CO2排出量の削減も可能にします。標準的なPA 12の粉末1kgを製造する際に発生するCO2は7kg以上にもなります。新規材料の製造を減らすことで、粉末製造時のCO2排出量を約30%削減することができます。仮に世界中でSLSで造形されている部品の半分の材料を、PA12からBluesint PA 12に変えた場合、3DプリントによるCO2排出量は年間2,800トン以上の削減が可能となり、これは平均的な乗用車の走行に換算すると1,100万km以上に相当します。
 

BluesintPA12を使用して3DプリントBluesintPA12を使用して3Dプリント


MaterialiseのBluesint PA 12サービスは、一部のお客様を対象とした大規模なベータプログラムを経て提供されています。ベルギーに拠点を置き、地域社会のために多機能なシェルターを建設している非営利団体「マギー・プログラム」は、シェルターを3Dプリントすべくテストプログラムに参加しました。

Maggie Program vzwとDMOA architectsのCEO兼創設者であるBenjamin Denef氏は次のように述べています。「私たちは、シェルターの特定のパーツを製造する際に直面した製造上の課題を解決するために、製造の自由度が高い3Dプリントを利用しています。Bluesint PA 12を使用することで、従来の製造と同様の機械的特性を持ちながら、より持続可能な方法でこれらのパーツを製造する可能性をMaterialiseは与えてくれました。私たちは常に環境負荷を軽減するための新しい方法を模索していますが、Bluesint PA 12を使用することで、技術的な仕様だけでなく、環境への影響を考慮して製造方法を選択することができます」。
 

Materialise Manufacturingの副社長兼ゼネラルマネージャーであるJurgen Laudusは、「Bluesint PA 12サービスは、機能的なプロトタイプの造形に広くご利用いただけるものと期待しています」と述べています。「一般的に、3Dプリントされたプロトタイプ品は検証段階でしか使用されないため、寿命が短く、製品開発プロセスのこの部分では、より持続可能なソリューションが必要とされています。Bluesint PA 12は、最終製品に匹敵する機能的、機械的特性を持つプロトタイプを持続的に開発することができます。」

Bluesint PA 12が3DプリントによるCO2排出量をどのように削減するかについての写真やインフォグラフィックを含む詳細情報は、こちらからご覧いただけます。https://www.materialise.com/ja/manufacturing/bluesint-pa-12


 
*出典:Statista、2020年6月

 

Materialiseについて
Materialiseは、30年にわたる3Dプリントの経験を、さまざまなソフトウェアソリューションと3Dプリントサービスに反映させており、これらが一体となって3Dプリント業界の屋台骨となるバックボーンを形成しています。Materialiseのオープンで柔軟なソリューションにより、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、アート、デザイン、消費財など、さまざまな業界のプレイヤーが、世界をより良く、より健康的な場所にすることを目的とした革新的な3Dプリントアプリケーションを構築することができます。ベルギーに本社を置き、世界中に支社を持つMaterialiseは、業界最大のソフトウェア開発者グループと、世界最大級の3Dプリント施設を兼ね備えています。詳しい情報は以下をご覧ください。https://www.materialise.com/ja



プレスコンタクト先:
Kristof Sehmke
Email: Kristof.sehmke@materialise.be/press@materialise.com
Twitter: @MaterialiseNV

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業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市神奈川区栄町8-1 YPSビル2F
電話番号
045-440-4591
代表者名
ヨウアンセウ
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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